ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

酒と女と涙に柿ピー

昨日は、午前中の買い出しで運転している辺りから猛烈な眠気が襲ってきて、なんとなく調子の悪さが顕著だったのね。で、家に帰ってグダグダしつつ、昼寝した勢いで寝てしまいました。途中起きたけれど、御飯を少しと眠剤を飲んで再び眠りにつく。
そして、朝7時に起きた。頭はぼんやりするけれど、身体的にはそれほど調子は悪くない。下痢が発生しているのと、マッタリと鬱っぽい感じがするくらいだ。まぁ、一番ひどかった時の調子が良いくらいの状態である。…最近で言うところの、もっとも調子のよくないといった方が早いのか。
さて、テレビをつけて朝のニュースを見たら、札幌の街が雪につつまれているじゃないですか! あぁ、もう雪の降る季節になってしまったのだな…。って、冬タイヤに交換していないや。面倒くさいな…。とりあえず、冬タイヤは実家に置き去りにしてあるので交換できないな。実家までいけないし…。オイラは、家の中に居座ることを強く意識した。まぁ、職安でもイケってな。
今日はストーブの調子が悪いので、修理屋が来る。ストーブを切って待つ。よくある話だが、修理屋が来ると現象は再現しないものなんだ。オイラもパソコンのトラブルでクライアントのところに飛んでいっても、一向にトラブルが再現しなくて困ったものだよな…。思うに、これって使う側の問題じゃないのかしら? と、いつも思っていたものだけれど、すがるものは修理屋くらいしかいないんだ。しょうがない。で、10時半くらいに修理屋登場。どこかで見覚えがあるような人だな? と、思ったら拉致被害者である蓮池さんに似ていたみたいだった。
で、ストーブを見てもらうも、案の定現象の再現はない。仕方なく、夫婦で口頭で現象を伝える。結局、修理屋も現象を目にしないとわからないような希な事らしく、メーカーを後日呼ぶと言うことで、今日は終わったのである。まぁ、そんなものだよな。で、修理屋を見送る。
お疲れ様でした〜。(もう、拉致されないでね…)
さて、ストーブは快調に機能しているが、日が差してきたので部屋も暖かくなり、ストーブは消される。そして、ストーブを消すと、日差しが引いて再び寒くなる。うむ、いつも人間の暮らしというのはイタチごっごだ。やりきれなさが充満するぜ。
オイラは、
こんなハスじゃ、無かったよね〜。
と、田原俊彦のようにキーを2〜3くらいはずしながら呟き、内から体を温めよう、と強い使命感を持ってシャワーを浴びることにした。お湯は、良いねぇ。
風呂から上がると、さっぱり感と共に原因不明の嘔吐感も襲ってきたが、多分それはコーヒーの飲み過ぎによるものであると、オイラはわかっている。仕方がないんだ。カフェインを大量摂取しないと眠気に負けてしまうからな…。
相変わらず外には雪が積もっている、様に見える。もうそれだけで気分がゲンナリだ。とてもじゃないが外出する気にはならない。そこで、オイラはハートだけでも熱くしようと思い、ミスターX著 プロレス名勝負を解く鍵 みたいな本を読んだ。そう、先日古本屋で200円にて引っ張り出してきた本だ。こいつは、ちょっと昔に発売になったと言うこともあり、オイラがもっともプロレスに情熱を注いでいた時代に内容がマッチしている。やはり、オイラの中でのヒーローは元2代目タイガーマスク三沢光晴だ。たとえ、エロ社長と言われようと、白いデブと言われようと、リングに上ればヒーローさ。オイラは、脂っこい汗を流しながら本を読んだ。
日が傾くにつれ(もっとも、差し込むほどの強い光は無かったのだけれど)、オイラの気持ちは再びブルーになってきた。もう、こうなっては仕方がない。おとなしく茶の間に正座して、読みかけであった村上春樹著 「羊をめぐる冒険 (下)」を最後まで読んだ。うむ、多分この頃が彼の一番自己満足に浸った訳のわからない世界観だと思うのだけれど、言わんとしていることはなんとなく伝わってくるような気がする。なんだか、寂しいねぇ。自分の弱いところ、変わっていく時代、自分を利用しようとする周囲の目、そして失望してさっていく周りの目。何もこちらから頼んだわけでもないのに、この時代はあまりに勝手に期待をして、勝手にがっかりして去っていく。そうされた人間の心がどれほど切り刻まれるのか、果たして彼らにはわかっているのだろうか? いや、多分そんなことは気にしない人種なのだろう。そうして、段々とイヤになっていくんだ…。そう思いながら、正座のせいで痺れた足の先と闘っていた。正直、ちょん切ってやりたい気分だった。
晩ご飯は、大量のサラダが出てきたため、メインディッシュに着手することには満腹だった。それを、胃の中に流し込んで、ごちそうさまをした。ちゃんと、子供の時に習ったでしょ。食べ終わったら「ごちそうさま」 女性が裸で寝ころんでいたら「頂きます」
そして、いつくかの時間をネット麻雀で有名な「東風荘」に接続して、見知らぬ人々と東風戦をする。半荘のさらに半分だ。正味、10分から15分くらいだな…。こういうのをやってしまうと、脱衣麻雀何かには興味が無くなる。インチキ臭い配牌だからな。多分、ゲーセンでも麻雀格闘クラブという、ゲーセンをネットで結んで、見知らぬ人と腕を競うゲームが朝からごついにーちゃんや、サラリーマンどもに占領されているところから見ても、みんなそう思っているのだろう。しかし、東風荘は広告を見せられるだけで基本的には無料だ。しかも、結構まともな人間が多いし。楽しい。これでかなり役を理解できるようになったし、駆け引きというのも覚えた。必ずリーチをすればよいというものではないし、安パイを切りながら違う役を作るということも出来るようになった。しかし、賭け麻雀は厳禁な。あくまでもスポーツライクに行かないと。スポーツライクにな。
さて、こうして日記を書いている頃には9時を過ぎ、スコッチを傾けている時間だ。オイラはいつまでたってもいっぱいにならないガラスのコップに砂を注ぐような気持ちになりながら、11時の就寝の時間を待つのである。イヤ、待ち望んでいるわけではないが、中途半端な一日をクリアにするには眠るくらいしか解決の方法がないのである。そんなモンなのよ…。