ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

泣いているって生きてる証。

悲しきカマクラ

昨晩は、眠剤で眠り込み一酸化炭素中毒でくたばることもなく、きちんとストーブを止めて、8時に目覚ましをかけて1時に寝た。すぐにドブンと眠りに落ちたよ。
で、目覚ましによって8時に起きる。うぅ〜ん、腹減ったなぁ。寝る前に何か食べたかったが、「明日より今から始めるダイエット」という言葉を思い出して、なにも食べずに寝た。そうすると、朝はすごく腹が減るんだ。
オイラは、腹を鳴らしながら茶の間に出る。ググッグー。
う、窓の外に雪が積もっている…。
やれやれ、暴れん坊冬将軍もマツケンサンバⅡを踊りながら調子に乗ってやって来たか。困ったものだな。で、とりあえず湯を沸かす。もちろん、出産があるからではない。コーヒーを飲むためだ。沸くのを待っている間、ウィンストンに火をつけてマッタリとする。しかし、ウィンストンを見るたびにマーチのバンパーを擦ったことを思い出すから、別のタバコに変えた方がいいかな…。出来れば、ヨーロッパから本物のキャメルを輸入したい所だが、関税がかかったりかからなかったり、ハラハラドキドキするので心臓によくないのだ。
さて、オイラは注意深く小倉智昭の生え際を眺めながら特ダネを見る。いつ、彼のウソにまみれた髪の毛が、虚無の瞑洋へと滑り去っていくのか、気になって仕方がない。そんな風に集中して見ていると血液型選手権が始まってしまったので、オイラは飯を調達するため、ボストンベイクにいこうと思った。そして、身支度をドイツ軍風に調えて、外へ出る。

…う、誰だ。オイラに断りもなくカマクラを作ったヤツは

辺りを見ると、たくさんのカマクラが並んでいる。多分、トムソーヤみたいな連中がご丁寧にいたずらして回ったのだろう。オイラは、子供にぶつぶつ言っても仕方ないので、トランクルームから雪下ろしブラシを取り出し、丁寧にカマクラを解体する。出来れば、ダイナマイトでぶっ飛ばすと楽なのだけれど、肝心要の車もぶっ飛ぶし、警察からお呼びが来てしまうからな。うかつなことは出来ない。
やっとの事で雪降ろしが終わった頃には、正直食欲なんてどうでもよくなってしまったのだけれど、せっかく外出できる状態にしたので、車を動かした。
ボストンベイクまでは南郷通を北広島方面へ走る。路面は圧雪アイスバーンであり、どの車もトロトロと走っている。通勤する人はさぞかし大変なことだろう…。
で、ヒイコラ言いながらボストンベイクにたどり着き、パンを2つ買う。そのうちの一つを運転しながら食べ、清田のキャッツアイへ行く。
ところで、11月より運転中の携帯電話の利用は罰則がつくようになったが、ものを食べることについてはおとがめがなかったような気がする。それでいいのかな? たまに運転しながら漫画を読んでいるヤツもいるし…。なんとなく警察のすることは、金が取れる罰則を作れ! という、作為的なものに満ちているような気がする。
さぁ、そんな朝顔の肥料にもならないような議論は止めて、キャッツアイへついた。そして、テロリスト達に鉛の弾を食らわせてやった。時折、邪魔くさいところに人質がいる。かつてのように、拳銃が武器であった頃なら、人質を避けて犯人を撃つと言うことは簡単だったのだけれど、マシンガンになるとどうしても流れ弾が当たってしまう。そうするとミスとなり、ライフが減ってしまうのだ。で、ライフがゼロになるとゲームオーバーだ。
うむ、ぱけちゃん、今となっては当たり前となったこのシステムに納得がいかないのだ。だって、人質を撃ち殺しても自分の命が減るわけではないのだ。おかしいのである。だから、誤射した場合は自分の階級が下がったり(万年1等兵なんてのもあり)、罰として拳立て(握り拳でする腕立て伏せ)10回とか、現実に即したようなペナルティにして欲しいものだ。いっそのこと、人質を連続して撃ち殺していたら、テロリストの親分がスカウトに来て、反対勢力で活躍するようになるとかさ、もっとひねって欲しい。
さ、オイラはいつの間にか蜂の巣にされ、ゲームオーバーとなった。すると、画面に2次元バーコードが現れる。どうやら、これを持ってネットにアクセすると、自分の全国におけるランクがわかるというものらしい。ちょうど、オイラの携帯にはリーダーがついていたので、試してみる。始めて使うな… ドキドキ。
…なんだか、あっという間に認識したぞ。まるで、コンビニのバーコードリーダーのようだ。技術はすごく進歩していくのだね…。
オイラは、老いてしまった実感が一段と激しくなり、家に帰る。
そして、洗濯物を抱えて、近くの大型コインランドリー「しゃぼん」へ行く。何故って? 自分の家で洗濯すると、乾くのに時間がかかるし、扱いが面倒くさいんだ。部屋もかびてくるしね。そうなると妻が発狂するのだよ。
さ、殆どパンツで構成された洗濯物を突っ込み、稼働させる。33分間の待ち時間である。オイラは、週刊マガジンを読みながら時間を潰す。
あっという間に、終了だ。そして、今度は大型の乾燥機に放り込む。20分の待ち時間だ。再び今度は週刊ファミ通を読む。
…む、終わったようだ。オイラは完成した服を取り出し、丁寧にたたみ袋にしまう。…なんだ、この違和感は? 何故、靴下が片方無いのだ? …何処だ?
うむ、最初に使った洗濯機に残っていた。多分、ムンクの叫びになるような強烈な遠心力によって、洗濯槽上部に張り付いていたのだろう。オイラは、今更それだけを乾燥機に入れるのももったいなかったので、とりあえず袋に詰める。そして、泣きながら家に帰って、物干しにぶら下げた。…意味無いじゃん。
夕方、母と面会をしに出かける。母の誕生日なのだ。しかし、その母からタバコ代をもらうオイラは確実に地獄に放り込まれるだろう。…まぁ、いいさ。当分先の話だ。オイラはいつものように辛い現実を先送りにした。
母と面会して、ブツブツと会話をして家に送る。そして、オイラはそのまま晩ご飯の買い物に行く。もちろん自分の晩ご飯と言うよりは、ヨネスケのための…、いやハムスターのためのキャベツを買いに行くと言った方が正しいだろう。生協による。うむ、レインボーカードは妻が持って行ったかしまい込んであり、何処になるのかわからない…。
キャベツは茨城産のものがよく見るサイズで298円だった。…高いなぁ。しかし、オイラは安易に中国産で妥協せずに、ハムスターの健康を配慮し国内産にした。もちろんこうした言動の一つ一つが、両国に摩擦と誤解を生じさせるのは承知のことだ。しかし、やらなければいけないこともあるのだ。許せヨ、カシハムニダ…。
そして自分用の御飯として、20%OFFのシールが貼ってあるスシを買った。オイラはきちんとした店で食べる寿司も好きだが、コンビニとかスーパーで売っている、妙に酸味の強い寿司も結構好きなのだ。強い酸味に醤油をつけて、コーラでぐいっと流し込む。…うまいっす。ビールなどダメダメ。そんなもの、もっと大人に買ってからで十分だ。
買い物を済ませ、家に向かう。しかし、ツルツルになりかかった環状線は渋滞している。やれやれ、冬になるといつも渋滞だ。しかし、よく見ると前方にパトライト。事故でもあったらしい。やがて、事故の現場にさしかかる。
…うむ、MR-Sがあり得ない角度でリンゴ並木に乗り上げている。
多分、下手くそが調子に乗ってミッドシップに乗ったが、高速でハンドルを切った時にテールの早い滑り出しに対応できなかったのであろう。スピードが出てなければ、あれほど中央分離帯に乗り上げるはずはないものな。
オイラは、警察に話を聞かれている若い2人を見て、
フフンッ。
と、鼻で笑って通り過ぎた。我ながらイヤなヤツだぜ、オイラって。
さて、家で飯を食う。ハムスターにも餌をあげ、テレビで刑事達の熱い仕事ぶり(もちろん暴力的表現については8割カット版)を見て、コタツでのんきにしていた。
…どうやらまた寝てしまったようだ。10時である。あぁ、そうだ。今日の報道ステーションでは神秘の島、沖ノ鳥島の映像を見ることが出来るのだ…。見なくては。
しばらく、皇室や社会一般的などうでもよいニュースを見せつけられる。オイラは、その度に、
カーエーレー! コールをして、沖ノ鳥島を熱望した。
来たー! 沖ノ鳥島の話題だ! どうやら、最近の日中問題のゴタゴタで、中国が
沖ノ鳥島は島ではなくて、岩だ。よって、経済水域も無効なはずだ」
と、喧嘩を売ってきているのである。そこで、普段は日本人でありながらも許可がなければ、何人たりとも近づくことを許されない筈のこの島の取材許可を出したのである。
上空から撮影すると、珊瑚環礁が広がる綺麗な場所である。で、問題の島は、東小島と北小島の2つによって構成されている。そして、映像だ。
…うむ、同じ日本人として気持ちがわからなくもないが、これは岩だな...。
しかも、岩の殆どは珊瑚の死骸だし…。地球温暖化で海面が50cmも上昇すれば、完全に水没するであろう。多分、200海里経済水域なんて概念がなければ、野口五郎の鼻くそのように小指で吹っ飛ばされるであろう。けれども、その岩は強固なコンクリートで固められ、波の浸食を許さないように工事が成されている。これじゃぁ、故ジャイアント馬場の十六文キックでも吹っ飛びようもないぜ。頑丈そうだ。
ちなみに、前の番組「ニュースステーション」時代にも取材があったようで、15年前のコンクリートで固められる前の島にアナウンサーが上陸するシーンも移されていた。
ライフジャケットを着て、大きな波が打ち寄せるその小さな岩によじ登ろうとするアナウンサーは、どこから誰が見ても遭難しているようにしか見えなかった…。
なかなか貴重な映像を見て、オイラは久々にテレビ朝日を見てよかったと心から思った。まぁ、国際法上の定義ではアレでも島と認められているのだから良いのだろう。あまり変ないちゃもんをつけるのはやめた方がよいし、止めてくれ。
そして、パソコンの部屋に移り日記をつけ、逆転裁判をするのであった。
あぁ、今日も眠剤飲んでストーブつけているから一言鳴いておかないとな。
…おぉ、心臓の鼓動のなんと愛おしい事よ!