ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

人手不足と失業率の高さについて真面目に考える

当社比2倍です

今朝も、携帯のアラームが鳴る前に、自然と目が覚めてしまう。…本格的に爺になり始めたのだな、とオイラはしみじみと思う。で、茶の間に移動して土曜の朝をタバコを吸いながらマッタリと満喫していると、携帯のアラームがけたたましくなる。
あぁ、うるさいったらありゃしない…。オイラは、寡黙に携帯のアラームを止めた。なんというか、携帯というのは営業をしていた時代から常々思っていたのだけれど、どうしてこう間の悪いときに特になるのだろう…。ウンコしているときとか、ゲーセンでコンマ1秒を縮めるようなタイムアタックをしているときとか。
ま、いいさ。どうせオイラはこの手の電化製品になじめない爺なのだ。
そして、コタツに潜ってニュースを見る…
……(-_ゞゴシゴシ
…………グー…(__).。oO

「てんめぇ! 布団行って寝ろ!」



あぁ、また妻に怒られてしまった…。オイラは、すごすごと無理矢理散歩に出されたペンギンのようによろつきながら布団へ行って、潜った。
……寒いよ〜。
そんな風に泣いて、コタツを懐かしんでみたが、もうあのコタツの暖かさにつつまれた生活は戻っては来ないのだ。オイラは、イアン・ソープ世界新記録を出すくらいの素早さで、眠ってしまう…。


夢を見た。
仕事の夢だが、最近は精神が安定したせいで、やめた職場に行っても昔の同僚と懐かしく話し込んで冗談などを交わす明るい内容になってきた。で、今回は以前の職場に忘れ物をしたらしく、取りに行くという感じだった。かつての同僚は相変わらず忙しそうであったが、彼は彼なりにその仕事を渡り歩く事が出来て、今でもそこにいるのだし、オイラはその仕事に向いていなかったのでやめたという割り切りが出来ている。だから、以前のようにオイラがその同僚に対して引け目を感じるという事はなく、彼もそうであろうと信じる事が出来るのだ。
精神的な傷というのは、夢の内容にまで大きく影響を与える事を知っている人は、多分そんなに多くはないはずだ。だから、未だに精神論で仕事を説くなんて言う事がまかり通っているのだろう…。
自然に目を覚ます前に、妻によって起こされる。うむ、どうやら要約すると、いい加減に起きろ、この糞亭主、という事らしい。ま、オイラは疲れが溜まっていたのだから仕方ないじゃん、と心の中で呟いて茶の間へ移動した。
時間は1時をちょっと過ぎたくらいである。…かなり疲れが溜まっていたのか、もしくは眠りのツボにはまったという事だろう。
早速、妻より生協でインスタントコーヒーが激安である事を告げられる。はぁ、これは行ってこいと言う事なんだな。オイラは、服を着て準備をしていると矢継ぎ早に別の買い物を通告される。うむ、やはりコーヒーはついでなのだろう。
で、お金を頂き出発する。
……。
おかしい。気温は高いはずなのに、妙に寒々しい感じがする。…何故だろう?
まぁ、気にしていても生協までの距離は縮まらない。エンジンをかけて、いつものように出発する。
道は気温のゆるみのせいだろう。融けていて、ズルズルビシャビシャである。これはこれで、滑るのと同じくらい困ったものなのだ。小心者のオイラとしては、通行人に水を跳ねかけないように最善の神経を払わなくてはいけない。これはとっても、神経がすり減るのだ。ま、いいや。おとなしく運転しよう…。
まず、ボストンベイクで、「フレンチトーストを作るから…」との指令で、食パン5枚切り98円を購入する。で、そのまま生協へ入りたかったが、信号のパターンが悪く、道を横断できないのでまず左折して、右車線により適当な空き地へ突っ込みミカ・ハッキネンのように草むらで泣きながら、華麗ににスピンターンを決め反対車線へ移る。で、社会的一般常識に従い左折で駐車場へ入る。
いつも思うのだけれど、右折で店の駐車場へ無理矢理はいる奴らは最低だ…。
で、駐車場に停める場所が無いじゃないか…。次第に入口から離れて、終いには屋上の駐車場まで飛ばされる。…屋上駐車場からだと、店の入り口が遠いんだよ。オイラは小雨に打たれながら修行僧のような気持ちで店内に入った。
うぅ、なんだか知らないが店内が異様に混んでいる。しかし、買うものは決まっているんだ。オイラは、途中の試食を勧めるパートの方を振り切り、こんがりと焼けてくる肉の臭いに吐き気をもよおしながらも、インスタントコーヒーと卵、それに昼食用におにぎりをかごに放り込む。で、妻から渡された割引券で会計を済ます。…む、なんだかご丁寧に釣りまでくれたぞ。ま、ありがとうので一応宣伝しておこう。
「市営地下鉄東西線 南郷18丁目より徒歩5分。生協ルーシー店では品揃え豊富で皆様のお越しをお待ちしております。」
さて、釣りの51円分の広告としてはこれくらいで良いだろう。で、駐車券にハンコを押してもらい、再び滝に打たれる修行僧のように小雨に打たれつつマーチに乗り込む。
そして、小遣いもないのでしばらくやっていないGHOST SQUADの事を愛おしく思いながらも、おとなしく家に帰った。ダイエットコーラもしばらく飲んでないな…。
家に帰り、お湯を沸かし、香り豊かな新しいインスタントコーヒーを満喫しながらおかかおにぎりを食う。……うむ、左のほっぺが痛くて味なんてわからねぇ。とにかくカロリーを摂取するために、コーヒーで流し込んだ。
さて、お昼のまっただ中だ。ふと台所を見ると、洗って欲しそうな顔をして茶碗がまっている…。仕方ねぇ、これも職業訓練だ。オイラは、イソイソと皿を洗い、米を研ぎ、一応夕食へ向けて台所をクリアにして置いた。
さて、それで時間は4時だ…。
あまりに時間があるのも困ったものだな。で、職業訓練対策としての漢字の勉強をしておく。なんとなく、この勉強自体がとても無駄な事に思えるのは何故だろう。ま、手をつけてしまったものは仕方ない。そんな調子でオイラは6時くらいまで、モクモクと滅多にお目にかからないような難解な漢字の読み書きを修得していった。一体、この中のどれだけの人が、「隘路を打ち破る」の「隘路」という言葉を知っているのだろう…。ま、一発で変換できたところはさすがATOKと言ったところであろう。
で、夕方、肉体労働系の友人がモニタを借りに来るというので、ラックからおろして待機する。
…しばらくするとメールが着弾する。
「わりぃ、野暮用で遅れるわ」
……。
……ザワザワ。
…さて、飯でも食わせてもらうか。オイラは晩ご飯をおいしく頂く。当然メインディッシュは魚だよ。それと赤いみそ汁だ。オイラはそんな晩ご飯に幸せ一杯となった。で、肉体労働系の友人が到着する。モニターを担いで下に下りるとヤツがいる。
しかも、彼女付きだぜ…。ったく、やってられないな、と思いつつ礼儀正しく挨拶をした彼女にオイラも、
「あぁ〜、気にしないでくださいねー♪」
と、ナチュラルに愛想を振りまいた。
家に戻る、ギターの練習をする。いつもの夜だ。で、チャットルームでオフコースの発売されていない音源などを聞きつつ、マッタリと時間を過ごし、優しい会話に混ざりながら夜を更かすのだった。…腹減るけれどな。