ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

長崎のことなんて考えもしないで、元代議士達は選挙を考える

となりのトトロ2

鬼のように暑い火曜日…。思い出したように暑くなられても困るんだよなぁ…。
目覚めた時、オイラはそんなことを思った。で、とっとと茶の間に移動。いつものようにウィンストンに火をつけて、至福の一時を味わいたいところだったが、手元にあるタバコは何故かゴロワーズ・ブロンド…。かまやつひろしの臭いが漂ってきそうだった。そして、おフランスの香りなどみじんも感じさせない、ちょっとクセのあるタバコをくぐらせながら、オイラはかまやつひろしの髪の毛をむんずとひっつかむ自分を想像した。
……考えただけでオラ、ワクワクするぞ。
そしてシャワーを浴び、自然乾燥しながら適当な弁当を作る。いつも思うのだけれど、冷凍食品の発達というのはめざましいな。コロッケやトンカツのような揚げ物がカラッと仕上がるのはもちろんだし、最近など4000千年前のミイラだってピチピチに復活しそうな勢いだもんな。…まぁ、復活されても処理に困るんだけど。彼らは基本的に王族など高貴な連中だから、全然働いてくれないだろうから子供の教育費よりタチが悪いに違いない。
で、マーチに乗って学校へ出発。いつものようにタバココーナーで煙をゆらす。朝の缶コーヒーか身にしみるぜ。オイラは、世界陸上の不自然なほどにテンションの高い織田裕二のようにほとばしった。…ありゃなんなんだ?
授業は午前中から超ハードであった。日を追うごとに身体的にきつくなってきているような気がする。ちなみに今日は、色々な方法で人を担いで椅子に座らせる練習だ。この時、座らせる人の重心を後ろにしてはいけないのだ。後ろにされるとかなり怖い思いをする。だから、弱前傾姿勢で自分たちが支えるのだけれど、その体制を維持しようと思うと腰を曲げることが出来ない。だから屈伸の動きだけで体勢を上げたり下げたりする。…歳を感じる瞬間だった。
そしてステップはモタモタするわけに行かないので、ワルツのように華麗にさばかなければいけない。…横っちょで何気なく、バレエのステップを踏んでみた。思いの外しっくりくるのが意外だ。結構、ワルツとかあの当たりのダンスというのは、人間の根元に根ざした動きなのかも知れない…。深いぜ、深すぎるぜ、先輩!!
昼ご飯。適当な弁当なので、適当に平らげる。
タバココーナーへ移動して、マッタリしているとメールが着弾していた。
妻からじゃないか。どれどれ……。
「マーチでうちのアパートの玄関に突っ込んじゃいました。 (* ̄∀ ̄)エヘ☆ 」
「………。」
軽いめまいを感じながらコールバックして、状況を確認した。とりあえず大丈夫そうだ。けれども、なんとなく気もそぞろであり早く帰りたい気持ちが充満してくる。
午後の授業があるので、それまで手話の本で個人的に勉強しながら気を紛らわす。
オイラの気持ちは、顎の下に上向きにつけた手を、一気にお腹の当たりまで落とすような気分だった…。
午後の授業。みんなが眠いことを察知した先生は、いつもより10倍くらい脱線しながら授業を進める。しかし10倍界王拳の様に負担が重かったのだろう。終わる頃にはすげぇ適当に終わらせやがった…。ま、いいけどな。
で、激しく素早く地下鉄で家に向かう。
けれども家の直前にいるアイちゃん(チャウチャウ系 雑種 雌 約2歳)が、甘ーーーーい視線で、
「構って構って! 撫でて撫でて!」
と言う視線で、キュゥ〜〜〜ン、となくので要望通りにした。で、アパートの正面に到着。
…むぅ。
予想していたより、遙かにぬるい損傷だった。これくらいなら、オイラだってぶつけたことあるし、しかも会社の営業車だったのに知らんぷりをしたことだってあるぞ。世の中、タフに渡っていかなければならない。
で、大家さんの家に行って詫びを入れてくる。危なく小指を取られそうになったが、念のため人質にとって置いたダイちゃん(雑種 雄 5歳)が役に立った。ダイちゃんを見ると大家さんは、孫を見るじいさんのようにメロメロだ。事なきを得る。
家に戻ると心配性な妻はむち打ちを気にして病院へ行ったらしい…。むち打ち症か…。難しく述べると頸椎の捻挫だな…。妻は腰椎にヘルニアを抱えてたまに痛い時があるらしいが、今度は頸椎か…。これで胸椎にトラブルを抱えて、尾骨をテーブルの角で強打すれば、脊椎のグランドスラムだな…。
そういう風にはなりたくないものだ。
で、ニュースを見る。昨日の解散の熱が冷めていないらしく、この話題で持ちきりである。しかし郵政のことを述べる元衆議院議員の連中は、すでに選挙のことしか頭にないような顔をしていた。…全く失礼な話である。
基本的に、特定郵便局で利権を世襲でむさぼっている連中の郵便公社は民営化して欲しいのだ。仕組みを変えて、350兆円もの腐っている金を一度吐き出さないといけないしな。けれども、そんなことくらいで選挙をするのはあほらしいと思うんだけど…。今度の選挙は本当に、マイナス50とマイナス100を選びに行くようなものだな。正直気が重いのだけれど、投票は国民の義務である。おとなしく投票に行くだろう。…あー、面倒クセ。
夜、結構涼しくなる。そして、オイラは明日の授業に備えて眠るのである。やべえな。後1ヶ月もしたら現場実習に放り出される。…務まるのか?