ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

7−3分けという髪型の意味がわからねぇ

戦争の悲しい遺品です

…む、誰がどう見ても北海道は台風模様だ。風が強くて、近所のダイちゃん(雑種 雄 5歳)も必死の形相で自分の小屋を風で飛ばされないように前足で押さえている。…ご苦労。
で、風のように二日分の出来事を報告する。耳の穴、かっぽじって聞きやがれ。
まず、昨日の火曜日だ。
そうなんよ。今日は福祉職場ガイダンスという就職フェアの福祉版みたいなものに行くので、珍しくと言うか久しぶりにスーツに袖を通す。しばらくスーツなんて着ていないから、
「私のおズボン、入るかしら…」
などと心配したが、ブカブカだった。如何に前職のストレスで太っていたかがうかがい知れる。で、すっきりとした胴回りで出発する。なんだか、スーツにつつまれて地下鉄に乗ると、過去の忌まわしい日々が蘇ってきそうになる。本来なら、ワイパックスでも飲まないとやっていられないのだけれど、安定剤を長期的に服用しているとパーキンソン病を起こす場合も希にある、と授業で耳にしてからはなるべく避けるようにしている。
学校の教室入場。他の皆さんもそのガイダンスに行くと言うことで、いつもの2倍くらいエレガントなお姉様方になっていたのだけれど、オイラなど普段の5倍くらいシックでスマートだったらしい。近くのオイラよりちょっと年上のお姉様など、
「あ、ぱけさん若いよ。サイドベンツだ」
と申されていた。
…む、サイドベンツは若いのか? 松平健のサイドステップと比べるとどっちがシックなんだろう? そんなことを考えつつ、オイラは5倍界王拳を操る孫悟空のごとく、バリバリに気を放出して談笑をした。…正直疲れた。
で、10時半の開場まで就職支援の時間なので、クラス担任がやって来て色々と話した後、何故か一人一人意気込みを語ることになった。なんだか知らないが、彼のご指名によりオイラはトリとなった。しかも、当然でしょとまでのたまった。…オイラも随分と偉くなったものだな。
で、せっかくのトリなのでリップサービスも含めて街灯の選挙活動をする被選挙人のように演説を垂れてやった。最後に、
「僕は最後のはくだらねぇ政治家どもに、文句を言って予算をぶんどるくらいに偉くなります」
とでかい台詞を吐いたら、ヤンヤの喝采を受けた。…流石ぱけちゃん。どのような事言うとクラスがうけるかをきちんと把握している。対称的に、普段の問題オヤジは「正直承伏しかねる」みたいな表情をして首をひねっていたが、彼が話した時は全員ドン引きしていたし、クラス担任の彼も特にコメントも出さず、大人の対応でスルーした。…大人の世界はやっぱりこうだよな。
ガイダンス入場。しかしオイラは期待していない。過去2回にわたりこのような集合型の就職フェアから会社に就職したけれど、この手のフェアに出席される企業というのは人の出入りが激しいのだ。良い職場というのは口コミで得られるものだと最近思う。欠員が出ても、縁故ですぐにそのアナは埋まってしまう。だから全然期待しなかった。
それでも昔の営業血だろうか? 一件でも多く回らないともったいない病が発生して、他のクラスの人が早々に引き上げる中、2時間弱で5件の担当者にあって、しっかり授業を5分ほど遅刻した。ま、当然昼飯を食う時間は無かったよ。けれども1件、近いうちに施設を見学に行く約束を取り付けた。現場を見て利用者の表情を見ればどんな施設かわかるだろう。
反面、トラブルも発生した。詳しいことは書かないけれど、金銭的な問題だ。ま、なるようにしかならないモンね。…タバコ代、減らさないとな。
疲れたオイラは、授業中ちびっとねる。
で、スーツのまま授業が終了した後、すぐに帰宅した。
帰宅すると、飯などを食らい、妻と共謀して「秀樹に夢中」を打ちに行った。すると楽しみにしていた妻を差し置いて、オイラの方が当たりを引いた。…うむ、秀樹世代のオイラにとっては面白いじゃん。一応、妻の様子を見ながらだったが、いつまでも当たらない感じなので、ビック1回、レギュラー1回分のメダルをすべて妻に上げた。で、のんびりテーブル席に座って、人がプレイするジャグラーを眺めていた。やっぱり人が点灯させるgogoランプも素敵であり、その後ビックボーナスの絵柄が揃ってファンファーレが鳴るとこちらまで嬉しくなってしまう。…いいなぁ、ジャグラー
さて、妻の様子をうかがいに行くと「秀樹 感激!!」と秀樹が喋りやっと当たりを引いた。ま、レギュラーボーナスだったけれどな。しかし、その後にすぐ「秀樹感激!!」でビックボーナスが揃う。粛々と流れてくる「ヤングマン」のイントロ。秀樹が高らかにポップな歌を歌い上げ、JACインするとサビに入り
「ワーイエムチエ〜 ♪」
と、この世の軽薄さをすべて凝縮したかのような明るさで、メダルがじゃんじゃん出てくる。それを見てオイラも安心したので、チョロチョロと妻の台の下皿からメダルをかすめ取って遊んでいたら、オイラも当たった。
夫婦揃ってヤングマン!!
…なんだか幸せな一時だ。
その後も、激しい恋や情熱の嵐、ブーメランストリートに超激熱演出の「傷だらけのローラ」で秀樹は宇宙に飛び上がり、銀河の中心に突っ込んでいく。すると掴んだぜ、ギャランドゥステージだ。解りやすくいえば、ボーナスが超連続してヒットするステージだな。リールを回すたびにボーナス解除抽選を行うので、やたらとボーナスが確定する。で、夫婦揃って「秀樹感激!!」とヤングマンを連発して二人で6万ほど勝ってくる。…なんだか世界一幸せな秀樹世代の夫婦だったに違いない。
で、家に帰って疲れてネタ。


水曜日だ。今日は普段着でいい。でも実技の復習の授業があるので、ジャージとエプロンは必至な。朝から雨が降るなか、黙々と学校へ行った。正直、登下校時の雨は止めて欲しい。
昼は久しぶりに適当に作った弁当を食らう。そして、腹が満たされたオイラは原因不明の睡魔君にやられて結構な時間をうたた寝した午後の授業であった。ついでに休み時間に、昨日担当者と意気投合した大麻の施設に見学申し込みをしておいた。…来週は現場実習と言い、見学と言い忙しいぜ。
帰り、すっかり台風の接近による前線の発達らしく、空が暗い。おとなしく帰ろうかと思ったが、適当に散歩して雨をしのいでいたらドンドン強くなってきた。…くそ。
家に帰り、二日目の「秀樹に夢中」アタックに失敗した妻を車で迎えに行き、森もとのパンを買って帰る。
で、昼寝をたれる。
起きた後、最近ネット懸賞で送りつけプレゼント(高額な送料自己負担)があったので、懸賞用に使っていたメールアドレスをプロバイダに削除してもらい、新しいメールアドレスを取り、必要なサイトにだけアドレス変更願を出しておいた。全く、どこの時代もネット絡みではいい加減な事ばかりして金をむしり取ろうとする。
ま、今回はどう見てもままごとのようなネックレスもどきを送りつけて、980円の送料を払えと振込用紙をつけてきたので、郵便局から140円で一式を封筒に詰めて、
「こんなのイラねぇ。今度おくってきたら関係機関に通報な。」
と手紙をつけて送り返した。…だいたいなんで980円もかかるんだよ。おかしな話だ。ちなみにこのサイとは「全プレ情報局」という。世の中に全員とか、絶対とか、必ず、と言う言葉を使うヤツと組織は信用してはいけない。