ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

検便採取で失敗した時のショックは計り知れない

真冬の暴れん坊将軍

オイラが実地研修でヒイコラ言っている間に9月の番組改編期になっていた。…うむ、改編期というと日テレの「エラい人大賞」を欠かさず見ていたのだけれど、ジャイアント馬場が無くなってから、オイラの中で今ひとつテンションが上がらなくなって、いつの間にか見なくなっているな。後は興味のない番組ばかりなので、全くテレビを見ない生活となる。まぁ、他にやることなんてたくさんあるから別にいいけどな。テレビが国民の大衆娯楽であるという時代は終わったのかも知れない。
なんと言っても今の大衆娯楽といえば、牛乳の早飲みだもんな。全国の小学生を中心に大流行だぞ。一気に飲んで、具合悪そうな表情をしつつ、それでも必死に飲む美学。そして胃袋の許容量が限界を超えて、口はもちろん、軟口蓋をも乗り越えて鼻から噴出してくる牛乳のいじらしさ…。
そして、雑巾で綺麗に拭き取ると、
「うわぁ、雑巾臭いぞ!」
と、修学旅行の枕投げのごとく、雑巾を投げ合う無邪気な少年少女の姿。…やっぱり子供は宝物だよな。惜しげもなく大人がためらうような遊びを平然とやってくれる。
さて、今日はとてつもなく秋晴れであった。…う〜む、空が高い。これなら今は無きアンドレア・ジャイアントが「高い高〜い」をしても全く問題がない。そして、オイラは途方に暮れながら、秋の空の下を車で学校へ向かうのだった。
学校到着。乗ってきた車を助手席に積み込んでおいた妻に回収してもらい、オイラは授業に参加する。
で、昨日と同じように詰め込み授業が6時間続いた。…やれやれ、ビタミンCと同じように、取りすぎると尿となって自然排出されてしまうのだぞ。それこそもったいないオバケに
「もったいねぇ〜〜〜〜…」
と囲まれちまう。
ただ違ったのは演習問題を多くやらされたので、思いの外時間の過ぎる感覚が速かった。ずっと座っているだけじゃウンザリだもんな。
で、オイラは営業として働いていた頃の事務能力をいかんなく発揮して、さらりと片づける。…こういう場面では、営業で書かされたアホな計画書や月報作成のノウハウが役に立つものだな。そして先生が、
「みんなで確認仕合ながら、進めてくださいね」
という声を無視してドンドン先の問題をやり、残った時間でのんびりと首の後ろを温安保した。耳鼻科で言われていた通り、血行をよくしないとな。
昼休みを経て、午後も同じような事務処理を行う。もうこれくらいになると、エクセルで勝手にシートをくめるくらいに理解できてきたので、迷うことなど全くない。ま、自慢ではない。こんなの新卒のヤツと勝負させられたら、魔神ブゥとミスター・サタンの勝負のように結果は最初から見えている。…魔神ブゥとサタンじゃ微妙か。ま、細かいことは気にしないでくれ。
で、座りっぱなしの不健康な授業が終わり地下鉄に揺られて家に帰る。
しばしゆっくりタイム…。
とそこへ
「456確定台を押さえてきた…。おまえも闘いに参加しろ」
と、エバンゲリオンの最初の時のように無茶なことを言われつつ、ホイホイと吸い込まれるゴキブリのようにパチ屋の駐車場に吸い込まれていった。多分、経営者がほくそ笑んでその姿を眺めているのだろう。…いつか駆逐してやる。
で、妻嵌りに嵌る。…なんとなく背中が寂しそうだったよぉ。
そして二人おとなしく帰る。妻が当たりを引かないと、オイラに資金が回ってこないので、ほとんど椅子に座って待っているだけだった。…ま、そんな生き方だってあるじゃない。
晩飯の代わりにケンタッキーフライドチキンの芋を食らう。…そういえば、昼間も大したものを食ってないし、忙しい時は腹が減らないなぁ。
その後、1件だけ忘れていた実習先へお礼状を書く。ま、こんなオイラだが、お礼状なんてチョチョイのチョイだ。…「そのまま使える手紙実例全書」(高橋書店編集部)を使えばな。
気が付くと、机の上に先日、研修とは別に個人的に見学に行ってきた施設から「採用試験のご案内」が届いていた。で、内容を見る。
…試験内容、面接、小論文。
…履歴書・成績証明書を郵送のこと。
……。
成績証明書と言うことは、新卒の奴らも受けに来ると言うことだな。やれやれ、オールドタイプにはつらい時代になったものだ。個人的には小論文は普段からこのくだらない日記で、偉そうに意見を吐いているから大丈夫だろうけど、面接が心配だ。体調が良くないとガマの脂を流すからな。面接官とか滑って拭き掃除が大変なんだよ。
けれども、まぁなるようになれと言う感じだな。実際には働き始めないとその職場の環境が良いか悪いかなんてわからないし、今度の仕事は会社という入れ物で価値が決まる訳じゃないからな。オイラが働く入れ物くらいなもんだ。で、贅沢を言えば安心して実務を3年こなして、国家試験を受けれれば言うことなないだろう。…お金については、その時考えるしなねぇな。
と言う感じで、明日は早くも事務の授業の最終日だ。偉そうに授業を受けてこよう。