ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

黒カビさんたら、読まずに食べた

哀愁のサル

さてさて、本日は勤労感謝の日らしい。…職場にたどり着いてから気が付いた。どうも道がやけに空いていると思ったんだよなぁ。
と言うことで、ちっとも勤労に感謝されていないオイラは例のごとくリーダー勤務として運営を学んでいるのである。
朝の申し送りなどは、長年くだらない日報などで報告し続けてきたので、要件をかいつまんで報告することなどたいして難しいことではない。っていうか、こういうものに時間をかけるのがうちらの仕事ではないはずだ。
一通りホームを掃除して回る…。
10時になるとお茶の時間だ。そんなことをすっかり忘れていたオイラだが、しっかりとブラックのコーヒーを作ってのんびりと飲み干した。で、早速昼ご飯を作り始める。
献立をみると、あんかけうどんというのがある。
…これって、うどんを油で炒めた方がうまいよなぁ。しかし、脂の取りすぎがよろしくない爺婆が多いので、茹でたうどんに直接あんをかける。
で、問題のあんなのだが、途中までスムーズに行く。へぇー、レシピ通りに料理を作るときちんとしたものになるのだなぁ…。と言うことで完成!
と、思ったら先ほど湯がいておいた小松菜を入れるのを忘れていた。せっかくなので、そいつを放り込んでしばし炒め、最後に片栗粉を突っ込んでとろみをつける。
…うむ、途中で水が大量にでたため捨てたのだけれど、あらを計算に入れてあんの量が決まっているらしい。…全然とろみがつかねぇ。仕方がないので、だし汁を入れて誤魔化した。
他のメニューも別の職員に手伝ってもらってお昼御飯だ。
昼ご飯は自分の栄養補給の時間でもあるが、利用者の方が咽せて誤嚥性肺炎を起こさないように、ゴルゴ13のように鋭い眼差しで監視しなくてはならないのである。
隣のじいちゃんが、
「美味しいねぇ〜〜〜」
と、褒めてくれて大変に嬉しかったが、その後思い違いだったのか、コンソメスープにうどんを突っ込んで独自のメニュー展開をしていた。ま、自分で食った感じでは明らかにあんが足りなくて、うどんがバサバサしていた。…簡単に一言で簡潔に言うと「失敗」だな。…しっかりと反省した。
お昼から、食材の買い出しに行く。これが2回目なのだが、3日分の食材で1万円の買い物を一人でするというのは大変に疲れる作業である。もちろん、買い物として外出することで、気分的にはかなり楽であるが、体力はかなり使うぞ。…買ったこともない食材がたくさんあるしな。しかし、そこは営業で養ったセンスではったりかまして適当に買ってきた。
ホームに戻る頃には、夕方の夜勤への引継の書類で山のようになっていた…。
で、営業の頃の感覚を思い出して、鬼のような速度で報告書類を書いていく。
…ま、こういう仕事は何処に行っても変わるものではないな。無駄な書類があるので、同じ事を何度も書かされる。いつか、効率の良い書類を作って社長にぶつけてやろう。…やいデブ! こんな書類をたくさんかかせて、しかも給料が安いから人が定着しないんだよ! と。
失うものが余り無いオイラは、この職場に来てからものすごく強気な発言を繰り返している。当然、そのうちのほとんどを実現するつもりでいるが、その為に今から根回しをしている。そうだ、何処の職場にも環境を改善したいが、方法がわからなかったり、立場を気にしてものをいえない人がいるのだ。オイラは、そういう人の代弁者となり権力者と勝負するのだ。…今のところのユメはそれである。
もっとも、
「頑張っても変わらない」という人もいる。
そういう人は、それでやってください。オイラは、きちんと問題を提議して理論的に圧迫して変えていきたいのである。…とりあえず、介護福祉士の資格を取るまで3年実務がいるので、その間に社会保険労務士の資格でも取ろうかな…。
逆に難しいことをたまに忘れるぱけちゃんである…。
すべての書類が終わって、ホームを出たのは7時半頃であった。ま、当然だが残業代など着かない。だって、残業代を付けるほど、国や自治体から予算が下りてきてないんだもん。しかも、会社としても儲かってない。原資がないのだから、出しようがないよな。…普通は、こういう時経営陣が責任を取り、身銭を切っても残業代を出すべきだと思うけどな。ま、プレゼンをして論理的に説明しないとわからないヤツにはいずれそうして追いつめてやるしかない。
車で家に戻る。
途中、パチスロ屋に引っ掛かっていた妻を拾い、今度はオイラがパチスロ屋に引っ掛かってしまった。そして、二度と行かないことを決心した。
プレステの花火百景で遊んでよう…。後は文筆業で小銭を稼ぎたいな。何せ、給料が少ないからな。
…何故こんな事をしつこく書いているかというと、介護職員はみんなそう感じているからなのだ。末端から、巻き込んで大きな波を起こして、厚生労働大臣にぶつけるつもりなのだ。
…さて、役人どもはいつオイラを殺しに来るかしらね?