ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

野ブタパワー、浣腸! がいいなぁ…

えぇ、豊作です

こうして期間が空くと、単に更新をさぼっているだけのように思われるかも知れないが、結構書いては消し、消しては書き、そして書いては食べて、お手紙を書いたりするのだ。
「さっきの手紙の御用はなぁに?」
…ま、相変わらず幼稚でくだらない生活をしていることだけは伝わっただろう。
生活の中心は仕事になり、休日はパチスロばかりやっているので記述するようなことが減ってしまったのが大きな原因だ。ま、考えることが少なくなってしまったと言うことだね。こうして忙殺されているうちに語彙が激しく減って、シナプスがプチプチと音を立てて切れていってしまうのだ。…悲しいサラリーマンとはよく言ったものだな。
さて、気を取り直していつものくだらないオイラの生活を覗いてもらうとするか。
昨日は夜勤明けだったのだ。夜勤も5回くらいやるとなんとなくなれてくるのだけれど、朝のてんてこ舞い加減だけは慣れることはないだろう。
ま、朝食を作るのはいいんだ。そんなに面倒ではなくなってきたし、10人分の朝食も1時間ほどあれば作れるようになってきた。けれども、不測の事態というものを考えるとやはり4時くらいに作り始めてしまうのだ。…ま、提供する7時くらいにはヌルヌルでマズマズだ。食わせられる人、お疲れさん。
ちなみにオイラは、夜通し働いて疲れているし、腹も減っているので炊きたての御飯にふりかけをかけて一人食ったりするのだ。…どうせ、一人だと一緒に食うことなど不可能だからな。
案の定、6時くらいからにわかに忙しくなる。
まず、朝の寝ぼけ状態で立位が不安定な利用者がフラフラと出ていらっしゃるので、側について倒れないように観察しなければならない。倒れたら事故報告書などというものを書くことになり、仕事が増える。
で、見守りをしている間に、別なご老人が
「私はどうしたらよいのでしょう?」
と困り果てた顔でドアからこちらをのぞき込む。しかし、オイラの体は一つしかないのだ。見守りをしている時に彼に構う事は不可能だ。なので、あることないこと適当にまくし立てて、とにかく安心してもらう。…不用意に不安になって歩き回られると倒れたりされるからな。そうしたら、また事故報告書が待っている。仕事が増えるのだ。
そして、見守りが終わりと同時にそのご老人のところへ行き、天使のような顔で、
「さぁ、もう朝だから寝間着から服に着替えましょうか? そこにたたんでおいてありますよ?」
と言って着替えを促す。それでも着替えが始まらない時は、もっと側に行ってカーテンを開けて、
「ほらー、朝で明るいでしょー? 御飯ももうすぐ出来るので、着替えてくださいね」
と言って、2分の1の確率で着替えてもらえる。失敗したら、寝間着で食堂に登場だ。そんな時は、色々な理由を喋りながら、部屋に押し込めて着替えが終わるまで軟禁する。…そのように見えること間違いない。
で、ナースコールが鳴り響く。
「あ、おむつの交換だ…」
先ほどの着替えに苦労されているじいさんをとりあえず放置し、コールを鳴らした部屋へ急行。案の定
「おしっこと便、出たみたい…」
とおっしゃるのだ。まずは、先ほどのじいさんをさばいてこなければいけないので、
「5分したら、準備して交換に来ますねー」
と、利用者から見える側だけ天使の顔をして、残りの半分は般若の表情で放置してきたじいさんの部屋へ行く。
……うむ、思い出して順調に準備をされている。…よし、放置継続だ。
で、ばあさんの部屋に新聞紙を持って駆け込む。
さ、赤ちゃんと違って大人のオムツ交換は重いから疲れるぞ。便臭などは幸いなことにオイラ、気にならない。一応衛生上のため、使い捨ての手袋をはめて交換に当たる。…うむ、夜通しコールがなかった日はタップリだ。けれども、最近の紙おむつは性能が優れているので、多い日も安心だ。
そのまま、オムツからリハビリパンツ(履くタイプのオムツ)にチェンジして、そのまま車いすに乗っけて、食堂まで運ぶ。さ、飯の盛りつけをしないとな。
この頃になると、自分で起きる時間を認識できる方が、燕の子のように
「飯はまだかー?」
と、すごいオーラを発散しているので、プレッシャーに負けそうになる。なので、黙々と御飯を作るのだ。
配膳開始。6名のかたに配線をしたところで、先ほどの着替えを放置してきたじいさんがいないことに気が付く。…むぅ。
部屋へ行くと、何だか一生懸命入れ歯を洗っている。多分これで5回くらい洗っているだろう。で、決して非難せずに、
「そろそろいいんじゃないですか? きれいですよ? さ、御飯用意できているので食べましょう」
と、食堂へ連行する。
飯が食い終わった方から、随時服薬をしてもらう。本来、服薬は自分でやってもらわないといけないのだけれど、認知症を抱えた人は介護者が見守りをしなければいけない。飲む薬も渡してあげないといけないし…。もっと給料上げろよな。
で、ある程度この手の朝の集いが終了すると、2名ほどいないことに意識が向いてくる。
…うむ、いつも起きていらっしゃらないお寝坊さん達だ。
部屋に行って、
「朝だ、アーサーダー!」
と叫びながら、起きてもらう。正しいリズムをコントロールするのも介護者の仕事なのだ。当人は体調によって眠い日もあるのだろうが、それを許すと大変なことになるので起こす。で、着替えに時間がかかってしまうのだ。やれやれ…。
しかし、そのような面倒な表情一つせず、ヨン様のような笑顔で対応する。
と、その時管理者がガサ入れにやってくる。
「なーにー!これは!」
…あ、緊急警告信号だ (-_-メ)
さっきおむつを交換した時に、ウンコ大量のものを部屋に放置しっぱなしだったな…。
「今やりますので、放って置いてください!」
…ま、どうせやってくれる訳じゃないので先制攻撃は忘れない。
部屋に急行して、オムツを片づける。やれやれ…。


約2時間ほどして、勤務が終了するとまさにグッタリとしている。いい加減換えるために動くのも面倒だ。しかし、強い帰巣本能がオイラを駆り立てるので車に乗って帰る。ふぅ……。


家に帰って、ニュースを見ているうちにコタツで寝入ってしまう。…そりゃそうだ。夜通しで全然寝てないし、もっとも疲れのピークが来る朝が一番忙しいのだもん。
…この生活を10年続けたら早く死ぬな。
そして、昼と夜と朝の区別が付かないような感じで眠り、今日の朝は9時に起床した。
どうやら、世間はクリスマスシーズンらしいな。シルバーな香りタップリ名職場にいるオイラにはそんなこと全く覚えていなかったよ…。もう、オイラも若くないのだなぁ。全くいやな時代になったと思わないか?
で、回収覚悟でパチスロに臨み、しっかり回収されて肩を落としながら帰るのだ。この時トランプゲームで有名な「大富豪」を思い出す。…一度貧民に没落したらなかなかはい上がれないんだよな。
……革命だ!
さ、首でもつるかなw(うそ)