ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

君の行く道は果てしなく遠い、だのに〜なで〜♪

The dark side of the moon

世間では3連休のクリスマス期間らしいが、オイラにはそんなモノ関係ない。…てかクリスマスってどんな食べ物だ?
さ、そんなにぎわう世間に華麗に背を向けて、コタツの中から貞子のようにはいずりだしたオイラは仕事に行く準備を始め、思わずツボにはまった「所さんの目がテン」をノリノリで見ているうちに、風呂に入りそびれてあわただしく職場へ出発した。
仕事に行く前の何気ないテレビって怖いな…。
で、職場に到着したのはよいが、何だか知らないが職場の都合でグループホームに勤めるオイラはユニットの異動があった。…やっと慣れて仕事がスムーズに回り出したというのに。いつも被害者は入居者や経営者ではなく、介護職員だ。これについては同じ職業を生業にしている人で反論する人は皆無であろう。
さ、颯爽と新しい職場だ。
……。
…なんだね、この不慣れでよそよそしい雰囲気は?
それはまるで、ランボーがまだ「ランボー」という名前でなかった頃の1作目のランボー(原作名:ひとりぼっちの軍隊)で、とある町にたどり着いたジョン・ランボーが、
「…おい、よそ者が来たぜ」
と、うさんくさいモノを見るような目でよそよそしく眺められるような感触だった。
「…やれやれ、面倒なことに巻き込まれたな」
そう思いながらも、ここは仕事に性質上、明るい笑顔で立ち振る舞った。ま、そうすればするほどどツボにはまっていったのだけれどな…。
休憩時間には思わず、昨日まで冗談など言って介護をしていたユニットに一人遊びに行っちゃったもん。ここには、見慣れた人がいて、オイラが冗談を言うと笑ってくれる人がいて、肩を揉むと
「あら〜ん、いいわぁ〜ん♪」
と、瀬川瑛子のような返答を返してくれる大好きなばあちゃんがいたりするのだ。
で、休みが終わりそうになったのでそそくさと異動になったユニットへ戻る。
落ち着かない気分を抱えつつ、食事を作るのが遅いと管理者に文句を言われつつ、それでも我慢しながら耐えて頑張ったよ、オイラ。
でもねぇ、人間の心って正直だよ。なんだか、オイラの体から
「元の場所に帰りたいよー」
オーラが、ケンシロウの赤オーラのごとくモリモリと立ち上っているのだ。
夕方、勤務を初めて1ヶ月という区切りと、ユニットが異動になったことが重なったので、管理者二人が面談だー、と言うので事務室へ移動する。
せっかくなので、オイラは思ったことを隠さずに伝えてきた。ま、首にするなら勝手にしてくれ。どうせ、オイラはこの職業に就くと決めた時から、納得が行かないことはズケズケと言うし、不用意に我慢してなんでも背負うことはやめようと思っていたのだ。
…ま、仕事がなくなったら愛知県に行って自動車を組み立てて貯金を貯めて考えよう。うまい具合に機械に潰されたら、色々な保証金が入って親や妻もある程度潤うだろう。
で、ワイパックスを山盛りにして飲み込んでおいた…orz
さ、札幌は本当にホワイトクリスマスだ。幸せな家族や、カップル、人々がたくさんいるだろう。有名な話であるが、アメリカではクリスマスの時が一番自殺者が多いという。…なんとなく気持ちもわかるよな〜。
そういうハレの日の事なんて気にならないくらい、ボロボロに働いているのがオイラには似合っているのだろう。
今宵は、ドライブに行って中山峠の橋当たりから谷に落ちるのもいいかも知れないw。
今度生まれ変わる時は、キリギリスにしてもらおうっと。
…とてもダークサイドなぱけちゃんである。