ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

年末だというのに、太陽さんは知らん顔だよ

お気に入り(イチゴミルク)

官公庁をはじめ、大企業ではとっくに仕事納めなようだが。
……ま、当然だが最近話題のキーワード「下流階級」に所属するオイラにはそんな言葉は存在しない。このまま爺婆と、正月気分も何もない介護正月に突入である。
さて、昨日は遅番だったので仕事が夜の8時くらいに終わったのである。…ユニットが異動になってから勝手もわからんし、物品の場所もわからんし。当然そんな中で要介護者への適切な介護が出来るわけもなく…。
……。
…しょぼんとするより、
「おまえら管理者がオイラの希望も聞かずに、人員配置の問題で異動させたのだから、オイラが悩む必要などない。問題あるなら元の配置に戻すか、首にしやがれ」
というおおらかな気持ちでのぞむことにした。…結果、それが良い方向に向かっているようだ。人間開き直りが大事と言うことか…。
でだなぁ、管理者のおばちゃんが
「家事なんて出来て当たり前でしょ。もっと早くやりなさい」
と、粒子加速装置のように時間ごとに、速く速くを連発するので、やっている方は髪の毛が白くなりそうだ。決して、はねた漂白剤が頭に付着しているのではない。で、7時半にはすべての仕事が終わり、夜勤の人とマッタリコーヒーを飲んでいたよ。
…なぁ、どうして世の中の特定のおばちゃんはこうもせっかちなんだ?
時間の効率的利用と、配分という概念がすっぽりと抜け落ちていると強く感じたが、オイラはいつものようにヨン様スマイルを浮かべて何も言わない。ていうか、言っても無駄なので言わない。
8時仕事がはねる。
大雪の中、モソモソと車で移動する。
実は、この日は高校1年からの付き合いの友人達と、恒例の忘年会があり、1次会は仕事をしていたので不参加だったが、2次会から顔を出すことにしたのである。…ま、当然だが車を使っているのでアルコールは一切服用できないね。
別に酒がなくても、オイラにはワイパックスがあればそれで十分なのだけれどさ…。
とりあえずすすきのに到着。しかし、飲酒運転でシビアな罰則が科せられるはずなのに、各駐車場は行列が出来ている。…いやいや、全く動かないし停められないね。
…ウンザリしながら40分その行列に参加する。
やっと駐車できたら、外は大雪。クリスマスだったらとてもロマンチックだったのかも知れないけど、この年の瀬にはウンザリ以外の何ものでもないな。
ジャイアントな女友達からメールで送ってもらった所在地を探して歩き回る。その姿は、冬の行軍演習を行うドイツ軍の一人部隊の様相であったに違いない。
しばしさまようが、全く目的地が見つからない…。
……。
…もしかして、オイラ騙された?
仕方なく電話を入れて所在地を確認する。南4条西6丁目とメールをもらっていたが、実は南6条西4丁目だった。
…そりゃ発見できるはずないわ。けれども札幌ではよくある間違いだ。多めに見ることにした。
目的地、カラオケボックスオアシスに着いた頃には、雪だるまになっていた。で、おもむろにクツを脱ぎ、靴下も脱ぎ、靴下を絞る。心の涙の分量だけ水がしたたり落ちる。
しばし、グッタリしながら他の友人が歌うお馬鹿な歌に耳を傾けタバコを吹かす。…仕事に疲れがピークに達しているようだ。出来ればジャイアントな女友達にもたれ掛かって、そのまま天に召してしまいたいほど疲れていた。
ま、その割にはきちんと浜田省吾の「money」を歌って帰ってきたけれどな。
2時間が終了して、我ら野郎連中はヤングエグゼクティブな友人をはやし立て、
北斗の拳の、ラオウ昇天を見せてもらおうかなぁ〜」
と、ジャギ張りのしゃべり方でそそのかし、ススキノのプレイランド「不幸」へ行く。
しかし、結構な額を投資していながらも未だにラオウを昇天させたことのない彼の代わりに、何気なく北斗の拳初体験のエレガントな友人が2千円ほどでバトルボーナスを引き、そのまま22連チャン。ラオウを昇天させた。
ビギナーズラックもここまで行くと、逆に遠隔操作を疑いたくなるほどであった。ちなみに打ち方がわからないと不安そうなヤツの横にオイラは座りながら、ヤツのメダルを摘みつつ操作指導をしていたら、
「メダルの共有は禁止になっておりますので…」
と教育的指導をされた。ま、そのタイミングで何だかわからずオイラもバトルボーナスを引いたので、のんびりうちながら説明を継続した。ま、明らかに初心者の動きだったから友人達もハラハラドキドキだ。
閉店で丁度終わり、白石〜厚別方面の友人をマーチに乗せて帰る。いやいや、駐車場代をエレガントな友人におごってもらって悪いなぁ (^^ゞ
他の友人達も各々、彼にたかって美味しい思いをしていたようだ。やはりこういう時に
「宝くじが当たっても、絶対に他人に漏らすな」
という不問律が思い出されるのである。…金の匂いをまき散らすべきではない。間違いない。
家に帰って、コタツで暖まりながらいつの間にか眠った。
さて、今晩は夜勤だ。