ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

憎々しい管理者不在のグループホーム(家族が面会にたくさんくるのに責任者がいないとは、無責任な施設だ)

ささ、今日のオイラの一日も日曜の朝の放送の定番、キリスト教関連の説教臭いラジオを聞きながら職場に爆走するのであった。キリスト教の宣教活動番組を聞いたからと言って決して心が洗われるということはなく、むしろ新約聖書が出来てから2000年、現実社会とのギャップに笑いをこらえるのが大変なくらいだ。それはさながらサザエさんのずれた家族生活を見て、
「…今時こんな暮らししている奴ら、立派な一流階級だよ」
と腹立たしくなるのに似ている。


ぐぃっとハンドルと切るといつの間にか職場だ。ユニットにはいると、不幸にも超炎天下にさらされた「焼き肉パティー」に引っ張り出されたご老人達は、殆どがその疲れでグッタリしており、要するに施設長が町内会のお偉いさんに活動内容を紹介するなどの営業をしたかっただけじゃないか? と勘ぐるようなお馬鹿な企画であった。
テントも用意しない(できない)なら、せめて日が傾いて気温が下がりはじめる3時以降にするべきだ、とオイラは強く思う。
で、そんな前向きな意見を進言して煙たがれるのはイヤなので、黙って皿を洗い、掃除をして、昼食を作る。
三色丼など、3回も作れば本を見なくたって、レシピを見なくたって上手に作れるんだ。…ただし、作っているオイラは汗ダクダクなので、いつも労働者の塩加減でご老人達の体には良くないがな。


風呂介助。それは、このグループホームの仕事の中でもっともカロリー消費の激しい仕事。ヤレヤレ今日も大変だ、と思ったら昨日の脱水の影響であろうか、軒並み体温が高く血圧も高い。
…こんなんじゃ、お風呂に入ってもらえないじゃないか!
と強い憤りを感じつつも、足が軽いステップを踏んでしまうのは何故だろう?
従って、「水分欲しい」とも言ってこないご老人の胃袋にひたすら水分を詰め込んで勤務終了までを過ごした。…後でタップリトイレで出してきておくれ。


カンカンに暑くなったマーチに乗って、スルスルとエコロジーなアクセルワークで家に帰る。そして、たんまりエレキギターを弾きながら、泣きのフレーズを奏で、一緒に泣きながら枕を濡らして力尽きた。
所詮オイラの生活なんてそんなものだ。ケケケ。