ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

こっそり更新、ひっそり更新

「あまり大きな荷物は勘弁な」
原油、というか灯油が高いんだわ・・・
オイラがまだ現役で営業の仕事をしていた頃なんてリッター38円とかそんなモンだったのに、最近の調査では在一リットル当たり八九・九円(石油情報センター調べ)の道内の灯油平均価格は、
十二月からは九○円台半ば−一○○円の域に達しそうだ。とのこと。
・・・軽油でもリッター当たり100円を超えた時にはびっくりしたものだけれど、灯油で100円かよ。なんだか本当にイヤな世の中になってきたと思わないか?
で、その値上がりを控えて米騒動、じゃなくて灯油騒動が起きているらしい。
北海道のお家では冬のストーブによる灯油の消費量が半端じゃなく多いので、タンクローリーの小型版みたいな車がやってきて、屋外やら玄関に設置してある50リットル以上はいるタンクに入れていって、後で支払いをする家庭が多い。ま、いちいちポリタンクを抱えてスタンドに行ったら、ドンだけ往復しなければいけないのか?という感じだからだ。
で、その宅配が値上がりを控えてものすごく殺到していてね、順番が回ってこないらしいのよ。そこで近場でタンクローリーが走っているのを見つけると、
「・・・うがぁー! いいから灯油を入れていけー!」
と100km/hばばぁのように車の後を追いかけてくる様が展開されているらしい。・・・北斗の拳かよ。
でもねぇ、北海道の家に住んでいると
「暖房は18度に設定しましょうー」
という言葉が割とむかつく。
床付近の温度が低いせいなのか、窓付近の温度が低いせいなのかわからないが、室温が18度でも絶対に寒い。温度計が25度以上をさしてやっと生活していられるという感じなのである。・・・これってやっぱり窓の近くで18度を指す温度が正解だよね?
・・・なーんて、そんな余裕をこいて暖房なんてつけていられないけれど。
ともかく、サブプライムローンの破綻が問題だかなんだか知らないけれど、このまま灯油の値段が下がらなかったら、いずれ北海道からも大量に人口が流出するような事態になるかもしれないねぇ。100年以上かけて開発してきた土地を、あっという間に原野に戻すとは、たくさんの人たちの開拓の苦労もあったモンじゃないよな。・・・ま、できる限りはそれぞれの人たちは頑張るのだろうけれど、結局は生活できなければ意味がないわけで、そのつけは行政とか自治体の管理職がたっぷり払うことになるだろう。・・・ま、頑張れな。