ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

IT普及しても紙は減らないね

「あの人に会える、だからここに来る」 by Yashica Electro35 GS

日曜日だ。
今日はちゃんと起きたぞぉ〜。と、夢の中で叫びながらがんばっていたのだが、いざ携帯のアラームが鳴るとシオシオのヘロヘロで、地べたをはうようにナヨナヨと茶の間に進出して、やっとの思いでテレビの電源を入れた。だいたいその前に眼鏡が見つからなくて、往年のヤスキヨの漫才の横山やすしのように、
「・・・眼鏡、眼鏡。」
と腰をくねらせながら辺りに手を伸ばして探したりもしたんだけれどな。当然だけけれど誰も見ていないので、
「いやー、それ懐かしいねぇ。」
とコメントをしてくれる人も居なかったのが寂しいところだったな。結構忠実に再現したのに。
・・・あぁ、テレビ。アナログ停波と同時にテレビの受信は止めるつもりだから、テレビ鑑賞というのもあと3年くらいでオイラの人生からは抹消されるのだな。だってさ、B-CASとかスゲー怪しい会社のためにB-CASカードなんて買う気しないジャンw。その辺りについては「B-CASの真実」などのキーワードでググッて見るとわんさか情報が出てくる。多分天下り連中が大量にいるんだろうなぁ。
まずはそういう噂を払拭してもらうことを願う。


さて、炎神戦隊ゴーオンジャーだ。この番組も気が付けばヒーローが7人体制となり、ちょっと多過ぎじゃないかとも感じるのだ。でもまぁ、色々なキャラもいるし人の好みの多様性に応えた格好なんだろうな。・・・一人一人の個性が散漫になってしまうと言う欠点もあるけれど。先週までは、エリートゴーオンウィングスと劣等生ゴーオンジャーがどのように仲間意識を芽生えさせていくか?と言うところに主眼が置かれていたような展開だった。そして、ゴーオンゴールド曰く、
「・・・おまえみたいな、後先考えない真っ直ぐさも必要だ。」
みたいなことを言われ、しっかりと仲間になった感じだ。・・・遠回しにバカにされているという感じもするのだけれど。


仮面ライダーキバについては、なかなか子供番組にしておくには惜しい感じの展開になっているぞ。
今回の仮面ライダーは、人間のライフエナジーを生命力とするバンパイアをモチーフとしたファンガイヤとの戦いが主軸なのだけれど、何回か前の放送から、人間に恋愛感情をもつファンガイヤが後を絶たないため、「裏切り者」を抹殺する「クィーン」という登場人物が出てきて、なんとそいつが
「恋愛って何なのだろう・・・?」
という疑問を持ち始め、人間と恋愛することに興味を持つというちょっとすてきな展開になっている。これは加賀美早紀という女優さんが演じているのだけれど、プラトニックセックスという映画で新人ながら主演をしたというこの時間帯の子供向け番組としてはオーバースペックなくらい綺麗なお姉さんである。衣装なんかも黒でびしっとしていて、オタクにもうけること間違いなし。・・・とオイラは思うんだけれどな。気になった芸能人のブログは拝見するのがオイラの癖なのだけれど感想としては、
「もしかしたら、相当な変わり者かもしれない・・・」
と言う印象がある。とりあえず、文体は非常にオイラには斬新に思える。
今後もバトルシーンより、昼ドラマもどきのヒューマンストーリーに注目だ。


昼。・・・特にすることもなく体を休めていた。栄養ドリンクを飲んでも全く体力が回復しない。
多分、何かしらの病気にかかっているのかもしれないけれど、手遅れになるまで放置しておこう。


夕方。カメラのキタムラに新しいフィルムを買いに行く。日本人の両親として富士フイルムのものを買いたいのだけれど、24枚入り3本セットで870円するところに対し、コダックのフィルムは同じ容量で500円だったのでそちらをかってしまった。・・・売国奴と呼んでください。
あと撮り終わったフィルムと、実家に10年以上の眠っていた2本のフィルムを現像に出した。どうやら古いフィルムというのは現代のものと違って現像に使う薬品とかが微妙に違うらしく、外注に出さないといけないとのことで1週間以上待つことになるらしい。
撮影したフィルムは湿気の多い日本ではかびることもあるので、速やかに現像に出しましょう。
そろそろリバーサルフィルム(ポジ)やモノクロフィルム(ネオパン)を使って撮影してみたいな。
いつものように中古カメラコーナーを冷やかしたのだけれど、NikonのFMが売られていたのだけれどシャッターに油漏れがあると記載してあった。ネットで得た知識によると、ベンゼンで綺麗に清掃すると油は取れるらしいのだけれど、それにしてもレンズ無しで2万円くらいの値段が付いているからおいそれとは買うことはできないな。やはりYashica electro35GSを大事に使おう。明るくてよいレンズだしな。


夕食。幸せの黄色いハンカチで出所してきたばかりの高倉健のように、豪快にカツ丼を食う。ラーメンもあれば完璧にあのシーンを再現できたのだけれど、下痢を抱えているオイラにはカツ丼とラーメンを一度に食うことは不可能であった。


9時。地味に毎週楽しみに拝見しているのが竹野内豊主演のtomorrowである。
なんだよ、ドクターコトーの初期設定のパクリかよw。さすがパクリのTBSw。なんてバカにしていたのだけれど結構嵌ってな。オイラの目から見て竹野内豊は格好良い。そして、彼を見た後は必ず声が低音になってしまう。・・・影響を受けやすいバカなオイラ。
もちろん役者のキャスティングがツボを押さえているせいもあるんだけれど、医療の問題をズバリと切り抜いて提示している点が気に入っているところである。医療そのものはビジネスでもあるのだけれど、その反面とても福祉な側面もあり、その両立を図るのはとても難しい。現代に置いては
「財政難」
の一言だけで、ビジネス的側面ばかりが強調されているように感じるのだけれど、だれでも命に対してそれほどドライになれる訳じゃないし、そこにたまるストレスは確実に社会の優しい構造をゆっくり確実に破壊していく。
「治る見込みがない」
その一言だけれで、あなたは自分の身内を放置して見殺しにすることができるだろうか?
見込みがないけれど、でも可能性にかけるというか、希望を持ち続けるというのが人間の持つ一つの良いところであったはずなのに、それが忘れ去られていく過程に現代があるというのはとても寂しい事である。