ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

負けるとわかっていながら、やけになる時は人にある


「今でも立派に走っている姿を見かけますなぁ」 by Yashica Electro35 GS

日曜日。
今日は朝からどんよりとした天気であり、昼過ぎからとうとう雨が降ってまいりました。
そのとき丁度オイラはヤシカをもって、近所をうろうろしていたのだけれど、
「・・・まぁ、雨に打たれるのも一興じゃないか。肺炎を起こしてくたばったらラッキーだしな。」
などと考え、ソロリソロリと10分ほどの道を歩いて帰宅。自傷行為なる派手なことはしないオイラだが、防げるはずの病気を防ごうとしないという形で、下痢のこともしかり、健康維持放棄生活が続いています。仕事でも決まり、世がオイラを必要としてくれればそれなりにがんばって働くのだろうけれど、こうも就職活動で蹴られてばかりいるとそういう自分への価値観は薄らいでいく。
そんな感じがオイラはする。


朝はきちんと携帯アラームで起きた。で、残り3年しか見ることのできないアナログ放送をテレビの前にどっかりと陣取って構えた。
(以前にも行ったとおり、デジタル放送に移行するつもりはないので・・・)
番組は言うまでもなく炎神戦隊ゴーオンジャーだ。
夏休み中のスーパーヒーロータイムは、映画との連動企画があったり、ちょっと経路の違うコメディー路線やオカルト路線を全面に打ち出した「本筋」とは脱線した部分で物語が展開するのが面白かったりする。
で、今日のメインは黄色の中の人だった。逢沢りなという役者さんなんだけれど、今時にしては珍しく日本人形みたいな真っ黒な髪型という出で立ちで、さすがにオイラのような中年から見ると「・・・子供だよな。」という感じがして仕方ないのだけれど、けれど非常の好感の持てる役を演じている。・・・役柄に関してはね(実際の本人に関しては知りません)
いつの間にか合体ロボも9体合体になっており、いつもおねだりされるお父さん達のすねが心配なんだけれど、ま、この日曜日の早朝に子供と一緒にテレビ鑑賞をしているようなご家庭は、オイラのイメージとしては嘗ての「総中流社会」のお父さん達だろうから、あえて同情しないことにする。
黄色の中の人が、「スマイル、スマイル」といって相手の口を無理矢理左右に引っ張り笑顔にさせるという行為は、実は幼少期に出会った森の精霊? である少年が彼女を励ますためにやったものであり、その記憶がずっと黄色の中の人の心に刻まれ、くじけない明るい性格と行動力を形成するきっかけになっていたんだよ、と言う話であり、再び再会する辺りなんかちょっとした「世にも不思議な物語」のラストにありがちな「ちょっといい話系」の作風だったよ。


仮面ライダーキバは、いつも通りに楽しく見させていただいたのはよいのだけれど、最後の映画の宣伝で登場したモモタロスたちのゴーオンジャー的見栄切りに関心の半分以上を持って行かれた。特に、スマイル満開キンタロス! と、ゴーオンイエローそのままのポーズをした時には、大食い選手権でギャル曽根が胃袋に詰め込んだものを一気に吹き出すほどの勢いの「気持ち悪さ」だった。
次郎さん(スーツアクター)お疲れ様でした。


そういえば、日曜日はテレビ三昧なんだな。
夜になって竹野内豊主演の「tomorrow」を鑑賞する。
先週、彼の医療ミスを遺族である菅野美穂演じる田中ナースに打ち明けた後なんだけれど、そのときの事情を知っている医者が赴任してくるという如何にもベタな展開だった。しかも、お約束のように「いや〜な」ヤツとして描かれるのだが、実は後半になるにつれ彼もまた心に傷を負った人間であり、メスを握ると手が震えるという精神的な問題を抱えている。そこで、ご都合主義的に嘗ての同僚竹野内君が動脈を切断するほどのけがをし、しかも医師不在で、先の手が震える医師しかいないという都合の良い状態。
そこで、竹野内君は叱咤激励し彼にオペを任せ、彼は同僚として仲良く過ごしていた時の事を思い出し、整然とオペを終了させるという「陽は登る」っぽい展開であった。
そして、明かされた事実は医療ミスは実は教授の診断ミスから起きたものであり、一刻も早い再手術を進言する竹野内君にもかかわらず「ミス」というメンツが潰されることを嫌った教授は、自分が海外出張から戻るまで開腹を許さず。結局、状況が悪化して、独断でオペに踏み切った竹野内君は患者を救えなかったという事だった。
さて、来週からもどんなトラブルが発生するのでしょうか。楽しみなところです。けれども、オイラの関心の90%は竹野内君がもっていたCONTAXのG1、もしくはG2の方に向いていたのでした。
オークションとか中古市場で現在探し回っているこのカメラなんだけれど、中古並品ボディーのみでやはり5〜6万する。それに、レンズを別で買わなくてはいけない(これも1本当たり2〜3万以上)ので、とてもじゃないが手が出ない。
なので、CONTAXは京セラのブランドだったが、オイラのもっているカメラのヤシカは京セラに吸収された格好。当然その技術はCONTAXの源流であるので、それで満足することにする。
なお、現在新発売されるヤシカというのは、香港の会社がブランド名だけを買収したものである。だから、
「おぉ、ヤシカのデジカメだ!」
と見かけたとしても、それは嘗ての有名な日本の製品とは全くかけ離れた無関係の製品なのでご注意あれ。ってか、ヤシカを知っている人間がそんな間違いを犯すはずはないけれどな。じゃ、また。