食べているのに栄養失調なのか？
「大通公園にある、水のでない歴史ある水飲み場」 by Yashica Electro35 GS
事態は急転直下で悪化の一途をたどっている。
昨日ハロワに認定日で出頭した後に、検索マシーンで求人検索をし、紹介状などをもらおうと相談員のところに行った時のこと。
「最近、体調の方はいかがですか？」
「最悪です。下痢が止まりません。食べるとすぐに出るんです。もう1ヶ月以上ですね。」
「それは大変じゃないですか？ 病院は？」
「精神科の方で、ストレス性に聞くかもしれない薬は処方してもらいましたけれど、全然効いてません。あと、普通の病院はお金が無くていけません。」
「う〜ん･･･、今のあなたの状態を考えると体を休めることだと思うんですよね。」
「休めと言われても、失業保険はもう切れるし、働くしかないんですよ。」
「また倒れたら、何にもならないじゃないですか。」
「･･･働いて倒れて死んだら、それも仕方ないですよね。生活費が無くて食べれないとどちらにしても死ぬんですから。」
などと、しばしやりとりをする。
少し求職活動のペースを落とすように勧める相談員と、生活のためガンとして働くんだと譲らないオイラの対立。
結局、話がそこにこだわるのが、生活の困窮にあることに触れた時、相談員は素早くハロワと縁深い精神保健福祉士に連絡を取ってくれた。つまり、ハロワは就業支援はできるが、生活や病気にまつわる支援機能が無く、そこを引き受けてくれる人がいると言うことなのだ。
最初、オイラの状態を先方に話してくれ引き継いだ状態で、電話を代わってもらう。
まずは自己紹介。現在の状況について尋ねられる。
そうなんだよ、オイラ在職中から精神科に通っていたのだけれど、すでに6年間も治癒することなく薬を飲み続けている。それと、現在の体調が下痢が止まらなく（正確には食べると5分以内に、食べたのと同じ量の水下痢が放出される）、気分の障碍レベルは失職した状態とほぼ変わらない状態まで落ち込んでいる。
でもオイラは、
「無理して働いて、倒れて死ぬならそれで良いんだ。もう疲れすぎたんだから。生活だって借金もあれば、養わなければいけない人もいる。その人達だって病気だ。」
と伝えると、しばし考えた上で精神障害年金の申請をしてみたらどうか？ と言うことを提案され、一度社会保険事務所を訪ねてみるとよい、と言うことだった。もちろん、選択肢として生活保護というものも出てきたが、オイラは保護されてまで生きる価値ななんて無いと思うし、自由がなさ過ぎる。オイラのような鬱病持ちは、いろんな病気を併発する。時には入院だってする。むしろ、保険屋に払っている保険料より請求額が多いかもしれない。（ま、実際はそんなことあったら打ち切り勧告がくるだろうけれど･･･）
なので、一度生保を切ると「二度と」鬱持ちは加入することができない。従って、一度生活保護を外しても病気になれば再び申請しなければならなくなり、いつまでたっても自立に向かわない。それがイヤなのである。
それと、精神科の主治医に精神障害者手帳の申請というか相談もしてみた方がよい、と言う話だ。これは税制面で多少減額などの措置を取ってくれるらしい。
「くれぐれも今は、安定させることが重要で、無理をしないように。」
と伝えられた。その後、ハロワの相談員も同じ事を言った。
と言うことで、今日は1日安静にと言うことで紹介状はくれなかった。
･･･その代わり、家に帰ってリクナビとかそういうところで、ガンガン電子履歴書を送ってみた。･･･やっぱり働かないと。
夕方、思い出したように社会保険事務所へ行く。
どうにも不案内な感じだったので、総合窓口に行き
「ハロワで、精神障害年金の相談をしたらどうか？と言われたんですけど･･･」
と尋ねると、素早く窓口を紹介され、整理券を渡してくれた。･･･待つこと約1時間。
なんだか年金特別便の対応で非常に混み合っている状態だった。･･･どうすんのかね？ 厚生労働省。
さて、自分の相談の番が来たので午前中の経緯を話す。
どうやら最初に鬱と判断されてから1年6か月経過した時点で、オイラは障害年金を受ける条件の一つをクリアしていたようだ。丸6年以上、何も知らされずに今日まで至りました。･･･なんか、回収だけは早くて、支払い情報はなかなか渡さないというのは保険に共通する事象のようだな。
で、色々な書類を渡され、病院に行ってまずもらってこい、とのことだった。
･･･まさか、自分が障害年金の対象になるとは思わなかったな。
当然、老齢年金には期待してないのだけれど、障害年金と遺族年金のために、年金機構が破綻する直前まで払っておいた方が良いぞ、と言うことを若者に言いたい。収入が少なければ、減額や免除申請をして、「加入期間」として算入されるのだからな。
てか、オイラの体はどうなって行っちゃうのかねぇ･･･。
