出雲では神有月

「最近の作業場より keyboardがリアフォからマジェ茶軸へ」 by SH902i

オイラ、ここに書込む事っていうのは一度秀丸というテキストエディタに下書きしてから編集ページにコピペするんだけれど、書いている途中で話が続かなくなったり、論理の矛盾や破綻、そして書いている話題について興味が無くなってボツにしたものは数知れずある。
大抵はその言葉の断片というのは消去してしまう。どうせ後から思い出せないような言葉なんて人様に披露するに値しないと思っているからだ。
てなわけで、今日も一度書いたものを全消去して2回目のチャレンジであります。
特に研修が開始になって、守秘義務やらそういうのが入ってくると無意識に自分に規制をかけたりするからなぁ。
アホなことばかり書いているようで、実は真剣に取り組んでいたりする違った一面を持つオイラである。だからといって意味はないのだけれどね。


今日は研修初日なので、遅刻したら首になるぞ、という不退転の気持ちできちんと早起きして出発した。うむ、実に久しぶりの地下鉄出勤である。ちなみに「事前研修」なので交通費のみの支給で賃金は一切発生しない。･･･ま、それでも育成にかかる担当者の工賃を考えると随分まともだよ。今まで、いきなり現場に放り込まれてとにかく働けなんて事はざらにあったからな。
引っ越しとか、引っ越しとか、引っ越しとか、自動車とか･･･ｗ


雨の日の地下鉄は好きじゃない。むしろ好きという人の理由を聞いてみたいところなのだが。しっかりギュウギュウにされて運ばれた。南郷7丁目からしない中心部に向かうと、ちょうど東札幌から菊水に向かう途中に厳しいS字カーブがあるらしい。そこにさしかかる度に遠心力に抵抗できず、後ろから人の束がオイラをつぶしにかかるのだ。そして、逆のカーブの時に腹いせとばかりに後ろの人間を潰すのだ。
このとき発生する、エネルギーは物理の公式で簡単に求めることができる。


F＝mｖ^2/r*r/r


･･･イミフ？ｗ
おかしいなぁ、きちんと高校の時には物理を選択してそこそこ理解したはずなんだけれどなぁ･･･。･･･錆びたな。
これを文学的に表現すると、
乙女心のごとくユラユラオイラは地下鉄の遠心力に振り回され、その度に流水の中でジャガイモが洗われるがごとく、ゴロゴロゴロゴロ、他人にぶつかりながら、身体と精神を消耗させるのである。
さらに、これをダイ･ハードでのブルース･ウィリス風に語ると、
「･･･あぁ、もう地下鉄には乗りません（祈る）」
となるわけだ。


やっと目的地に着いた頃にはヨロンヨロンだったな。ホント東京周辺のラッシュでもまれている方には畏敬の念すら感じる。
研修は今日はほとんど座学である。正直、こういうのは営業の時の研修で慣れっこなので緊張感が無くて困る。だって、何をやるのかの展開が読めちゃうんだもんねぇ。ま、こういうときには新卒の方が企業は扱いやすいのだろうと思う。それには同意する。
だから中年はそいつらよりもうちっとばかりがんばる必要があるのだ。仕方ないねぇ。


研修が終了した頃には札幌はすでに真っ暗。ひょいとホビー屋にでも顔を出してスターウォーズの食玩でも買おうかしら？と思ったけれど、携帯が修理からあがってきたと連絡が来たのでとっとと地下鉄で帰り、修理上がり品を受け取った。これでやっと、デジタルカメラ撮影ができるよ･･･。
そういえばヤシカエレクトロ３５でフィルムを1本消費したのだけれど、お金が無くて現像とプリントをしてないな･･･。
今度からはリバーサルフィルムでプリント要らずにしよう。見るときはスキャナに取り込んでパソコンで見る。･･･果たして銀塩カメラの意義ってなんだろ？ でも、実際問題としてコントラストが実に自然で色彩は豊かなんだよな。臭化銀との化学反応を応用しているんだよな。