ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

中年に成って日曜の使い方が下手だ


サバト '98」 by SH902i

昨日は寝過ぎたために、今日は今朝から頭痛が止まらなかった。
でも、何となく面倒なのでいつも飲んでいるバッサリンに手を付けずに過ごした。


日曜日の朝は必ず早くに起きて、炎神戦隊ゴーオンジャーを見る。それがオイラのデスティニィ。
そういえばもう10月も末と言うことで、そろそろストーリーも佳境に入ってくるんだよなぁ。いつもそうだけれど終盤2ヶ月くらいの特撮ものはとても楽しい。予算の関係で使い回していた着ぐるみやセットなんかも盛大に破壊して良くなるから、かなり絵としても派手になるしねぇ。
と言うわけで、一部のマニアからは熱い支持を受けていたガイアークの3大臣の一人、ヨゴシュタイン様が本日のお話でお亡くなりになられました・・・。今回の戦隊ものの敵は、かつてのヤッターマンの3悪人を彷彿させるような愛すべきキャラで通されていて、このまま終盤では正義の味方達と共感する部分が出てきて円満にお別れになるのかな、という期待をあっさり裏切ってくれた。
ま、敵も最近はリアル志向で幼稚園児を襲って泣かせるくらいの悪行じゃなくて、建物を破壊しまくったり結構な悪さをしているからね。
いつもオカンと呼ばれているゴーオンブルーがかっこよかった。


仮面ライダーキバ
猛烈に現代編と過去編が交錯するようになる。それについて行けない場合を配慮してのことだろうか、各所に時代を示す数字がまき散らされる。そんな、シリアス展開をぶちこわすように名護さんは最高に素敵なキャラクターに成長している。かつて仮面ライダーカブトには、現在ゴーオンゴールドとして活躍している地獄アニキというのがいたけれど、彼はまだ何となくかっこうよかった。けれども、今回の名護さんの落ち目っぷりは、凄く格好が悪く間抜けで、ネタ満載である。彼が動くたびに緊張感が無くなるところが地獄アニキと違うところだ。てか、キバのキャラクターやアイテムって結構ほったらかしにされる部分が多くてチト複雑な気分になることがある。
ま、所詮玩具の宣伝番組と割り切っちゃうとそういう展開になるのかしら?


そこから、例によって日曜の朝は日の光に照らされながらコタツで眠る。そう、そして気が付けばすでにお昼だ。
オイラは渇いたのどを潤すために近所の自動販売機で缶コーヒーを買い、自宅に戻ろうとするとご近所のダイちゃん(年齢忘れた、雑種、雄)が
「・・・かまってくれよぅ。」
と言う表情でオイラをじっとりと見ている。オイラはヤレヤレと思いながら彼の側に行き、いつものように撫でまくる。
彼はその内腹を出して、気持ちよさそうに目をつぶり、う゛ぅう゛ぅう゛ぅ、と唸るように気持ちよさを表現する。
オイラも調子に乗ってドンドン撫でる。
「むぅむぅむぅむぅ。」
う゛ぅう゛ぅう゛ぅ
「むぅむぅむぅむぅ。」
う゛ぅう゛ぅう゛ぅ
「むぅむぅむぅむぅ。」
う゛ぅう゛ぅう゛ぅ
隣の家で家の補修をしていたオヤジが、オイラ達を腫れ物でも見るような表情で眺め始めたので、オイラは切り上げて家に帰った。
・・・別にじゃれたっていいじゃねぇか。


昼、妻の見舞いに行く。外出許可を取ったらしいので、家に連れ帰り暇つぶしをさせる。
そして夕方病院に詰め込んできた。


晩。母宅へ行く。クッキーをしこたま食って脳にブドウ糖を送り込む。満足して帰る。・・・一体無しをしに行ったのか。


家に帰ってからは、特に何もせずギターばかり弾いて過ごす。かつてのように左手の指先は針を刺しても刺さらないくらいにカチカチに固くなり、一人前のギタリスト気取りなオイラだった。このように指先が固くなると一日中弾けるようになるのである。
中学や高校で初めてギターを持つ若者は、30分くらいで指先が痛くなり練習の気力が無くなって来たりするけれど、有名なギタリストはその痛みより上手になることに情熱を傾け、指を切って血を出したりしながらも指先を固くし、雄弁に指を自在に動かせるようになり、さらにステップアップしていくのである。
ま、オイラの場合はそれほど情熱がないので、ステップアップしそうになった頃に、ギターを放置して再びふにゃふにゃの指先からやり直しというのを繰り返しているのだけれどな・・・。
とりあえずギターアンプが欲しい。ギュインギュイン鳴らしたい。