ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

3連休には縁がなくなって随分歳をとりました


「絶望という名の皮肉 '45」(by SH902iとWeb Art Desinerのコラボ)

オイラの休日は非常に空っぽで中身のないものか、忙しすぎてちっとも休みにならない計画を消化するかのどちらかに分類される。
ちなみに今日は何も予定がなかったので、気が付いたら惰眠に惰眠を追加しつつ夕方近くになっていた。外を見ると雨。・・・確か、昼間にトイレに起きたときには降ってなかったのだけれどな。
・・・もったいないお化けが出るぞ。


そんな金曜日という微妙な休日を大きなスタートミスとともに開始したのだけれど、まぁフライングをして前の晩からやる気満々で休日を迎えるより楽なのだろう。そういうことにしておこう。
雨が降っていたのでおとなしく家の中で過ごす。これと言ってやりたいこともやるべき事もないので、期間工時代に大事な友人にお金を借りて買った「ヒロシGoGo2世」という名のギターを適当に引き倒す。オイラは原則ベーシストでありヘ音記号の譜面しか読めない。だからト音記号で記譜されているギターの譜面はほとんど役に立たない。そういうわけで、いつも手癖に任せて適当に弾くのである。段々マンネリなコード進行になるけれど、その辺りは10年以上の年季の入ったマンネリなので、横山ホットブラザーズの舞台を見るような安心感がオイラ自身にはある。・・・端で聞いているひとはこの際気にしないでおこう。
・・・う〜ん、2ヶ月前くらいから薄々感じながらも気が付かない振りを無理にしていたのだけれど、さすがに1年くらい付けっぱなしの弦はすでに死んでいる。死んでいるというのは、全然反響しなくなってポコポコと文字通り生きてない音を出すようになるほど弦が劣化した状態を指す。ミュージシャンなどで神経質なひとは1週間に1度は交換するらしいが、元々無頓着なオイラは3年に1回交換すればよい方であった。しかしながら、変に耳がよくなってきたため近年では1年に1度は交換するようにしていた。
財布を除くと、涼しげな空気がカリフォルニアの風に吹かれるように爽やかに流れてきた。・・・つまり、空っぽと言うことなんだけれどな。
ここでオイラは誓った。
「給料日を迎えたらのし上がってやる! そして1セット500円くらいの弦を買って付け替えてやる!」
・・・全くもってミミッチイ野望に自然と涙がこぼれてくるが、そいつは内緒にしておいた。世間様に恥ずかしいじゃないか。


弦を熱湯で煮ると復活するという方法を次回一度試してみよう。


最近日本でも商売目当てのイベントが枯渇しているらしく、アメリカの方でのお盆であるハロウィンの話題がちまたに流れるようになっている。オイラから言えば、盆にご先祖様をお迎えしてお見送りしているのだから2回もやらなくて良いじゃねぇかと感じるのだけれど、相伴に敏感な輩はそういうトレンドは放っておかない。かつて全米を震撼させた「仮装の貴公子」と呼ばれたオイラも、大通などに繰り出して、
「ほぉ〜ら、バーバーパパが溶けるヨン!」
と小さい子に近づきながら段々と崩れる蝋人形のように溶けて、下水口に流れ去り戻ってこれないという大技の封印を解こうかと思ったが雨なので止めた。体に水分子が混ざると、性格まで水くさいヤツになっち舞うからな。


久しぶりにテレビを見る。ミュージックステーションだ。矢島美容室と一緒にビヨンセがブッキングされていた。絶対にアレはスタッフの確信犯であろうと思った。それにしてもとんねるずの横では、あのDJ.OZMAも借りてきた猫のようにおとなしく見えるのは不思議なものだ。
けれどもこれだけははっきりと言える。
旦那の木梨は奥さんより歌は上手いはず。


こんなくだらないことを考えながらオイラのつかの間の休日は収束する。