ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

オバマよりソフトバンクのお兄さんの方がハンサム


「濡れ落ち葉の季節、オヤジのはげ頭が気になります」 by SH902i

休暇だ休暇。
と言うものの、実は9時にはきちんと起きて外出できる状態になっている。その理由は一つ。オイラが歳をとって朝にスッカリ強くなってしまったからだ。というより、夜が弱くなって且つ長い時間寝るほどの体力が無くなったという事だろうか・・・。
・・・うむぅ。
そんなわけでオイラの心の中に流れる平家物語の冒頭「祇園精舎の鐘の音、諸行無常モハメド・アリ・・・、間飛ばして盛者必衰の理を現す」という寂しい知識不足の言葉がよぎりながらマーチを駆って病院へ行く。このところオイラが持っている「一日に話ができる言葉の量」以上によそ様と話をしているので(・・・仕事で)、スッカリきちんと薬を飲んでいたら足りなくなった。
水曜日は午前中だけの診察日なので、混雑でかなり待たされるかと覚悟を決め本格的に待合室の週刊文春を読んでいたらよいところで呼び出された。で、薬をもらい帰ってくる。
起きたときには非常に寒くて、
「こりゃぁ今日もタイヤ交換はキツイ気温だな。」
と思っていたのに丁度よい温度になってきた。しかしながらタイヤ交換の前に、オイラにはやる事がある。
・・・洗濯と皿洗い。
寒い日の洗濯は辛いねぇ。なーんて、それでも全自動洗濯機になってからは別にきつい事もないのだけれどな。アレは名古屋の学生時代。まだ全自動洗濯機なんて高価な品物で、オイラは二槽式の洗濯機を使っていた。そんで、本州の人は
「別に普通ジャン。」
と思うかもしれないけれど、洗濯スペースがベランダにあるんだよねぇ。ベランダというかボロアパートだったから物干しスペースだな。札幌で洗濯機を外に置いたら雪が積もって発掘不可能になったり、使おうとしてもモーターが凍り付いて使えやしない。ま、そんな不思議な感覚を持ちながらも外で洗濯機を雨風に晒しつつ使っていたなぁ。・・・雪が降りしきる中に外で洗濯したのには閉口したけれど。しかも、外だし。二槽式なので洗濯槽から脱水に移す必要があるし。
今となっては懐かしい思い出だ。


洗濯も皿洗いも終わったが、妻が風邪を引いてぜいぜい言っているので病院まで送迎する。普通の病院だったなら10分くらいで戻ってくると思って駐車場で待っていたのだけれど、どうやらそこの病院の先生はとても面倒見がよいらしくて患者一人当たりにとても時間をたくさん取るらしい。
アメリカ大統領選挙小浜市ではなく、オバマ氏の当選報道を車内ラジオで聞きながら実に1時間とちょっと待ちぼうけした。ついでに読書好きの母の「文庫本大放出キャンペーン」に乗ってやってきたラインナップの中から何故か適当にひっつかんだのは渡辺淳一の「幻覚」であり、オイラ自身も
「・・・何でこんなの読んでいるんだろう?」
と小首をエクソシストのとりつかれた少女のように360度程回転しながら傾げていた。
この人の作品、医学的な記述はとても造詣が深くて為になるのだけれど、肝心のストーリーが今一つな気がする。新聞の連載小説となるとそうならざるを得ないのかしら?と色々かつての文学部在籍の癖が出て分析している間に妻帰還。


夕方は、麻婆豆腐だというので気が付くとチャッチャと準備して完成させてしまった。ま、米はといでくれていたし丸美屋の麻婆豆腐の素を使えば誰だって簡単に作れてしまう。
飯を喰らった後、ようやく疲れが噴出してコタツで爆睡。
次に目が覚めたときには、吹き出す汗にまみれ半分溶けた蝋人形のごとくやっとの思いでコタツから脱出した。やはりコタツミミックの睡眠効果はものすごい。


しばらく振りにオイラのWindows2000マシーンではリソースを食い過ぎるiTunesを立ち上げpodcastを聞く。押し売りのようにドンドン更新されたコンテンツが溜まっていたようで、待ちかまえていたタイガー・ジェット・シンのごとく猛烈に襲いかかってくる英語の波を、オイラは犬かきで呑気に川を渡る白い犬ポチさんのごとく、すいすいと交していく。
・・・そんな風に英語を流ちょうに操れるように速くなりたい。昼寝をしたので眠剤を飲んで寝る。