食いたくなったら食えばいい byゾンビ

連休明けのオヤジたちの気持ちをたっぷり味わうような出勤であった。
本日未明より降り始めた「冬の雨」により、降り積もって固まった道路の雪面は思わずザブングルも
「カッチカチやぞぉっっー！！」
と叩いてしまいそうなほどカッチカチだった。…そうだなぁ、例えるならばアイススケートのリンクは何時間おきに「リンクの整備」として一度表面を溶かして傷を減らし、再び凍らせることによってなめらかな氷面を作り上げるのだけれど、まさにそのサ行の途中に通勤で放り出されたような感じである。
まーまー、こんな罰ゲーム、出たての若手芸人でも引き受けないような酷いものだった。油断すればすべるし、滑らずに耐えていたとしても雨をしのぐために刺している傘がいい塩梅に「ヨットの帆」の役割を果たし、オイラを虚無の冥洋へと誘い出す。
まったく油断するとすぐにラッシュで混雑している南郷通りのど真ん中に押し出されるような感じだ。
…地下鉄の駅に到着した途端に既に家にひきこもりたくなるようなオイラ。
いいんだ、そんな扱いで。


職場にいくとよそから見ると明るい職場は、8時間ぐらい詰めているとじんわりとして次第に背中に脂汗をかくような消耗戦を強いられている。
それもこれも、もはや文句はいうまい。しかたがないのである。
と言う訳で、皆様のためにネタでも作ろうと頭脳を回転させてみたが、本日ばかりはないはずの佐久間式ドロップのカンカンを降り続けているような感覚に襲われていた。しかたがないから、適当にパソコンをいじり倒す。それでもまぁ、無理難題がメールで着弾しようと給料がもらえるだけマシと「無理に思うようにして」過ごしている。


仕事が終わると、朝の氷面はもっと阿鼻叫喚な様相を呈していた。
まったく、これじゃぁ家に帰るのも面倒くさい。しかしながら、いつまでも職場で凝り固まっていられるはずもなく、渋々アスファルトの路面から引き剥がされるガムのような気持ちに共感しながら地下鉄に乗り込む。…やっぱり、新札幌って冷やかして遊ぶにはオイラには物足りない。と言うか、車があればかなり楽しいかもしれないが、残念な事に徒歩と老人の生活に馴染んでいるオイラには夢のまた夢である。
ズルズルと滑りながら自宅に帰還する。…すっかり転倒防止のため突っ張っていた足首が痛い。


Ubuntuレポートだけれど、今日も何とかmp3フォーマットの音楽を再生しようと頑張っているのだけれど、どんなにいろいろなサイトを参考にしてターミナルに打ち込んでみても、絶対に再生される気配がない。もしかしたら、音そのものが出ないのでは？と思ってスピーカーの音量を大きくしていたらエラーをつげるビープ音で危なく屋根がふっとびそうになった。
今度からはエラー警告音をマイケル・ジャクソンの「ぽぅ！」に変更して和んでみよう。
gstreamerと言うものが必要らしいのだけれど、残念な事にシステム上ではインストールが確認できていても機能しないのじゃどうしようもない。ま、仕事で触っている訳じゃないからゆっくり楽しみながら改善しよう。…てか、いい加減腹もたってくるけれどね。
ほかの部分に関しては、ほぼWindows2000と遜色ないほどに機能的移植が完了している。後は、シーケンサーとかDTM関連のソフトが揃っているので、もしもマシンパワーがまともだったならこのまま遊んでもおもしろいかも。そして、明日も仕事である。ま、ガンバレオイラ。