ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

期待と言う名の束縛


「捨てられたスマイル満開」by SH902i


はいはい、日曜日ですよ。面倒くさいけれど仕事でしたよ。


毎週のことだけれど、今の職場に入ってから一度も日曜日に休みをもらったことはない。・・・ま、こういうのが客商売なんだけれど、たまーに、そうだな・・・、半年に1回くらい日曜日にお寝坊さんをしてリアルタイムで仮面ライダー戦隊シリーズを見たいよね。・・・見たいよね、っていってもお子様とオイラくらいのものだけれど。


そんなちょっとしたブルーを心の片隅に抱えながら出勤する。おとといにちょっと傷物のTimberlandのデザートブーツはまだまだ真新しくて、遠慮なくオイラのくるぶしにハードアタックをお見舞いしてくれる。そのうちに血でも吹き出すか? と思ったけれど普通に痛いだけで帰宅できた。こういうのって地味でオイラ一人が我慢する「何の主張もない地味」な結果だよね。ま、いいんだ。オイラ、日頃の行い悪いし。


帰宅して、しばらく2時間スペシャルの「劇的ビフォアアフター」によりオイラのスーパーヒーロータイムのビデオ視聴が邪魔される。そういうのも含めていいんだ。特に気にしないような体質になってきた。
やっとのことでビデオの再生ボタンを押したときには午後9時を少し超えていた。
侍戦隊シンケンジャーの今回の怪物はなかなか良い出来だった。相手の最も痛いところを付くと、その精神的ダメージがそのまま物理エネルギーに変換されて肉体的にもダメージを食らうという、ある意味最強と言っても良いくらいの「痛い」怪物だった。
一番オイラが気に入ったのは、ピンクの人に対して
「・・・一生独身。」
と言い放ち、とってもダメージを受けていたことだ。どうにも今回の小林靖子という人の脚本はこういう人の悲喜こもごもを描くのが上手だ。オイラにとってもクライマックスはこの場面で終了だ。
仮面ライダーディケイドは相変わらず2週で一つの仮面ライダーワールドを回るという忙しい展開なのだけれど、そんな忙しいさなかに先日本屋で立ち読みしていると早速2号ライダーが登場するらしい。その名も「ディエンド」 コイツが見方として働くのか、敵対するキャラとして働くのかは不明だけれど、写真で見る限り今のディケイドの「視野角25度」を上回る視認性の悪いデザインだった。中の人も大変だろう。・・・岡元次郎さんが入るのかしら?
そんなとってもオタクな視点で視聴するオイラは多分、子供相手に制作している人から見るととても迷惑な視聴者なのかもしれない。そう、あたかもパソコンのサポートセンターにかなり詳しい人が電話をかけて質問するくらい迷惑だ。ある程度のいITスキルがある人は、電話で問題が解決しないことをもっと自覚してほしい。君らのスキルは既にコールセンターに人を超えているのだ。




さて、先日から有料良人ホームが燃えて、死亡者10人という惨事になっているのだけれど、一時は介護という業界に身を置いていたオイラの視点から見ると「コイツは起きるべくして起きた事故」なのだ。
だいたい、法律で「夜勤は一人でオッケー」と決まっているからと言って本当に一人で回る訳がない。入居の人は好き勝手に活動してくれるし、人間の限界はリーダーとスタッフという図式が成り立たない限り1対1が限界だ。
当然、このての介護サービスに上下の関係を持ち込むわけにはいかないから1対1が限界なのである。それを無視して「一人でオッケー」と「法律」で決まっているから経営者はその文言に甘えて、しわ寄せが現場に行く。そうして、こういう事故が起きる。そして、制度が改善されるのはこういう悲劇があってからである。もう、何十年も繰り返していることなのに一向に改善されないのは、税金をよけいなことに利用して本来の現場に落ちない制度的な問題も大きい。
ま、タバコの管理を年寄りにさせるというのが一番悪いけれどね。