ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

科学予算は削ってはいけない



「宣伝効果としては最高だ」


今更ながら「日本沈没(リメイク)」を見た。
こういうのを見るとだねぇ、やっぱり科学予算は削っちゃぁいけないよねぇ、と真剣に思う。
昨年の事業仕分けでは、
「1番じゃないといけないんですか! 2番じゃ駄目なんですか!」
というやり取りで、すっかり劇的な効果などが見込めない科学予算に対する非難があったけれど、アレは必要なのは百も承知で、そういう次元の低い議論に解答する役人が明確に
「1番じゃないと駄目なんじゃ!」
と理論的に答えられなかったのが駄目なだけだ。と言う事で、地道に研究をしている科学者の皆さんの足まで引っ張る役人。ほんと、真面目に退職してください。


さて、で、日本沈没(リメイク)なんだけれど、この映画も予算が潤沢にあって潜水艇が予備のものが3〜4台あれば、軽ーくすむような事なのに、政府が言う「人の命は地球より重い」という2名の潜水艇操縦士を殉職させるという、あるいみ単なる
「破壊、ぼかーん、イヤッほぅ!」
にとどまらないメッセージをオイラは受け取った。科学予算は減らしちゃ駄目なんです。あと、防衛費も。


すっかり、体調が全盛期クラスに悪化させてしまい、食うものも流動系でぐんにゃりしているオイラですが、何となく寒くなって塗装できなくなるまでにミレニアムファルコンを完成させてしまおう計画は続いています。
先日公開したのは、


 こんな感じ


で、できれば(面倒くさくない範囲で)劇中で使われた模型と同じ状態に再現するのがスターウォーズモデラーの宿命なので、自分で資料をまめまめしく集める事はせず、どろうぼうひげさんのサイトで資料を集めて作業をしている。
じつは、あのミレニアムファルコンは良ーく見るとかなりパネルに塗り分けがあるもので、それも微妙な色合いであり、結構ごちゃごちゃしている。しかし、遠目に見るとそれほど目立たない。
旧三部作は細かい塗装を施した模型が、撮影技術のためにそういう事になっているのだけれど、それを目指すのがまた楽しかったりする。
で、パネルの塗り分け用のデカールはすでに同梱されているものは無い状態なので、渋々自分で色を調合して作業をする。
それが、こんな感じ。





 RICHO CX1はボケミが良い感じだった





てな感じで、基本の塗装はもう終わりなので、汚しプロセスにそのうち入る。それは、クレパスとの戦いなので、暖かい部屋でも作業ができる。胃が痛くて丸まりたい。