ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

何も変わらない生活


「今日もまたすったんばったん」


キャベツから取り上げられる赤ん坊のように、ではなく、
いつものように自分の墓石を蹴飛ばしながら、ズリズリをこの世に頭を擡げるように目を覚ました。
あぁ、当然だが頭が痛い。
その付き纏う頭痛を振りほどくようにスポーツドリンクなんか飲んじゃったりするんだけれど、余計に胃のもやもやが希釈されたかのようにのどものまで上がってくる。
そんな風景は大学の卒論を書いてきた頃から味わっているのだ。


あぁ、朝なんだ、と


そんでも、2〜3本のタバコをすい、時にはゴセイジャーの魅力溢れる特撮シーンに見とれつつも出勤の支度をして、自らの体を車に放り込んで職場まで運転する。
これも、ここ何年も変わらない生活だ。


全く休日だというのに、家電製品というのはあらゆるパターンを持ってトラブルとして抱え込まれる。
それは、多分壊れない製品を作った瞬間にメーカーという性質から自らのクビを絞める事なのだろう。
本当に、自分が欲しいとか使いたいものがあるのなら、自分で作る事をお勧めする。
他人が作ってもらったものを使う以上、これは現代の人間社会の本質なのかもしれないが、そんな淡い希望は捨てた方がいい。
むしろ、怒りを持つことによって自分の顔のしわが増える事を心配した方が良い。


昼食は相変わらずウィダーインゼリーの「偽物」だ。


そんな昼食なので、食ったからと言って満足する訳でもなく、再び賽の河原のごとき仕事に戻る。


やっと終わったかと思うと、すでにオイラの体力が消耗しており、たくさん描いてきたやりたい事を遂行する体力の気力も頭痛と疲労感に因って木っ端みじんにすりつぶされてしまう。
ダイハードの主人公なら、そんな破壊シーンもカタルシスを持って楽しむ事ができるのかもしれないが、あいにくここは日本の普通の土地だ。低カロリー噴水火薬を破裂させただけでも、その後公安警察からマークされ続けるので「むしろ」マイナスである。
……やしなってくれるのなら、公安警察とつきあって良いかもしれない。


ま、そんな事をしないのが普通の日本人だ。


そんな風にして、これからもどんどん同じ生活が続いて
終わったかな?
と思ったら、自分が棺桶には言っているような人生に変わりはないのだろう。


みなさん、ほんとうにお疲れさまだ。