ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

だれでも過去の栄光にすがって、自分の体裁を保つものさ


「ちょろりと下手くそに弾いてみる」


オイラの楽器に対するあこがれはオフコースの1982.6.30での武道館最終公演での小田和正の姿にある。
当時は今みたいにコンピュータ制御で音色をコロコロ変えるのも難しいし、楽器特有の音色というのがあったので、そのキーボードセットはさながら要塞のようであった。
それを引きこなす姿に憧れたのが始まりである。
(あとから知るのだけれど、小田氏はバンド活動のために独学でキーボードを弾くようになったとのことで、幼少からクラシックで訓練された人に比べるとそれほど上手じゃないらしい)


で、キーボードが買えずにオヤジにYAMAHAアコースティックギターを買ってもらってからしつこく楽器に触れ合うこととなる。まー、隠れて妹が習っていて途中で放棄したエレクトーンをこそこそと独学で弾いていたのだけれど。


そんなわけでギター歴は20年以上となる。
その割にはちゃんと突っ込んで練習せずに、大学の本業はコントラバスだったり、社会人になってからキーボードがやっと買えたので弾くようになったり、練習に身を入れたことがないのも事実で年数の割にはうまくないのである。


大学の頃はしつこく部室で久石譲ラピュタの君をのせてのデーマを弾いていたことから、当時を知る人はオイラの代名詞みたいになっている。


しばらくぶりにアコースティックギターを手にいれたので、ちょいとiMovieで編集などしてみたのだけれど、
うん、下手くそだ。昔のほうが上手だった。衰えるって怖いね。
ギターは「初心者セット」で有名なs.yairiの方のYE-50なのだけれど、安物ギターで馬鹿にされているのか検索しても販売以外の記述は今まで1件しかなかったので、オイラが書いてみる。


このギター、最初から鳴りが良い。
しかしながら爆音としてなりが良いのだけれど、深みという点では弾きこんで熟成が必要だと思う。
やわらかな響きというのは、1ヶ月では感じられない。エリクサーというコーティング弦のせいかもしれない。普通のブロンズ弦だともうちょっとキラキラして、低音もこもった感じがしないのかもしれない。
少なくとも、オイラの主観では購入した直後でのコーティング弦は「良くない」と判断している。
作りは「インドネシア製」なのだけれどしっかりしている。けれども、所々仕上げは雑である。もっとも音色に関係あるところの問題ではないし、装飾品として使うのではなくてガンガン使い倒す人にとっては関係の無いレベル。
もともとリセールバリューを期待するようなものじゃないし。
ぱっと見る限りでは、値段以上にキラキラしている外観を持つ。ハッタリかませたい人には良い。安いし。


エレアコなのでfishmanのプリアンプが付いているのだけれど、正直まだつなぐ機会もない。エレアコ専用のアンプもないし、使いどころが無いのだ。
GarageBandにつないで、録音する時に使うかもしれないが、残念ながらそこまで体力が回復していない。
そんな、レビュー的感想文な一日だ。