ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

絶望日本経済数字合わせ工場 2011


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休日です。
そして、体調が思わしくないです。
いつものように休日は病院です。
今回はおやじの見舞いの方の病院です。
……ま、がんと言われどもこうして見舞いに生き続けられるのだから良いことだ。
……当人は、暇でたまらん、と愚痴っているがその元気があれば大丈夫だ。


通院の後、arioという大規模小売商業施設なるものに立ち寄った。
ここの専門店街のショップでサロメのライターのオーセンティックらラインナップが売っていたので3年くらい前から気にはなっていた。
で、
甘いものと財布のひもがだらしないオイラは


「時代はメタンハイドレートに代表されるように、ガスだよね」
とか、
「日常よく使うものは信頼性の職人が作った日本製品だよね」
とか、
まるで自分を正当化するシナリオを耳元でささやいて、フリントガスライターを買っちゃった。
長きにわたり、zippoオイルライターをメインに、面倒くさい時は100円ライターも使っていたが
最近指の骨が折れそうなくらい、100円ライターのスイッチが硬いので
「あぁ、これはオイラも歳を取ったのだな」
と嫌気もさしていた。
で、理由が満貫になったので購入した。


最初saromeブランドでは現行モデルで一番古いシルバーのSD1シリーズを狙っていたのだけれど、黒しかないし
店員さんにもあれこれ触らせてもらってSD6の方が重量感もあって、手に馴染むので無理をしてそっちにした。
とりあえずかみさんには、
「顔が脂ぎった中年が持つような成金ライター」
というコメントを貰ったが、別にデュポンライターじゃないんだから聞かなかったことにする。
オールメイドインジャパン運動。オイラとしてはジーンズとか、耐久性を求める製品はやっています。


それと丸善で「絶望自動車工場」の再販が平積みされていたので、探偵はバーにいる、と一緒に買ってきた。


家に帰って中身を読みと、オイラは期間工をしていた内容とそっくり一緒だったので、腹を抱えて笑った。
……ま、小説の主旨は人を笑わせることではなくて、もっと別なことにあるんだけれど、オイラにとっては娯楽作品だ。