ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

世間から離れてオイラは悪魔のギリギリスになる


「黄ばんでる? いやいや青い目の人標準だよ」Canon PowerShot S95 developed by Aperture 3


すっかり仕事に疲れて、うなだれる。
自分を抱きしめるように腕を耳に近づけると、時計の音がカチカチと聞こえる。
静かな静かな、夜はふける…


フハハハハハハハ!
悪魔タイムだ!


そう叫んだかかどうかはすっかり記憶にないのだけれど、家に帰ると地味にご飯を食ってから
アンプに電源を入れてギャンギャンにディストーションで歪ませて、泣かせるギターソロを弾くのが日課である。
オイラも若くないから、速弾きの練習をするよりは心の琴線に響くように表現力で奏でるほうが楽だし好きである。
いつか、恥ずかしげもなく哀愁のヨーロッパを弾き始めて、最初は古臭いを笑われるのだけれど、なんやかんやと拍手を浴びるのが夢だ。


しかし、今でも本職はベーシストといってはばからないオイラ。
ピックで速い16分を弾くのはあまりに簡単だし、ピックのアタックが目立つベースラインはオイラの好みじゃないから
一生懸命ツーフィンガーで16分を刻んでスピードを上げる練習をしている。
それを16小節くらいだらーっと刻むのは、練習をしていなかったから辛いものである。
メトロをちゃんと聞きながら92まで上げた所で、現在の限界を感じる。そのうちつかれる。
シンコペーションの一部としての16分を織り交ぜるのなら、結構なスピードが出るのだけれど、安定して連続して16分。
はて、どこまでスピードが上がるか練習次第である。
ゼノン石川和尚を目標に頑張るのである。


そんな風に音楽に没頭していると、適度に体が疲れて眠くなる。
良いことだ。