ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

相棒14は現代社会における警鐘だった、かもかも


「なかなかぐっとくる警告文」Canon PowerShot S95 developed by Aperture 3




風の延長か? と思っていた激しい下痢は、2週間目を迎え夕方には微熱も続くことから潰瘍性大腸炎の悪化と自ら判断している。

なぜ病院へ行かない?

理由があって、仕事を辞めたので保険証番号が変わり、特定医療費(難病指定)受給者証というものが使えなくなっている。
一般的に、4週に一度通院するが通院に際して診療治療投薬まで1ヶ月あたり収入によるが上限が決まる。
オイラの場合は5000円だな。
通常オイラの3割負担でかかる料金はかる〜く2−3万円になるので、受給者証が無いと払いきれないのだ。


てなわけで、役所から証が届いたのが金曜日。そこから保健所に行って番号の切り替えをしないといけないから、一体いつになったら通院できるのだ?
という、TPPによって医療の仕組みが共通化されるかもしれない、という行きたいのに、高額で通院できない、という状態をオイラ先取りしちゃってるもんね。
すげーじゃん、オイラ。




話は代わり、期待してなかった相棒14だけど、のんきにログ化してあるのをカミさんが流していたら、昼寝し始めた彼女を差し置いて熱心に観覧してしまった。
オイラ感じが事は二つあって、
一つは、あーこういう対等であり相手が相手のスキルを利用しあって自分の仕事を回しやすくするという意味では、真の相棒のコンセプトだな、と感じた点と
もう一つは、日本に限らず世界共通の「出る杭は打たれる」「異物は排斥せよ」という文化の確認。


人は初めて仕事につく時、何かしらの希望を持って仕事を始めることが多い。
特に、相手がいる仕事はその傾向が強い。
しかしなぁ、職場には「勝ち」で評価したがる人と、「価値」で動きたがる人が共存していて、一般的には経営陣には「勝ち」でのし上がってきた人が多いため、世界のビジネスも「勝ち」が勝ちなのである。
その土俵に上がって何かをなさねばならぬ。


「価値」を信条に仕事をする者にとっていつも上部からの評価と板挟みになって苦労することが多い。
あまつさえ、既存のやり方を理想的に変えようとする人の足まで引っ張る奴が居る。
そこに生まれるのは、相棒のストーリーだと、軋轢に耐えられず理想を固く押し込めて成績重視で自分を満足させるふりをするのである。
その矛盾から生じるマイナスの思考は、この要求を「押し付けてきたあいつを引きずり下ろしたい」というひたすら負のスパイラルである。


オイラは、基本的に「価値」に傾倒している人間で、ゲームなんかもスコアには興味がないし、基本的に強くなることは自分のスキルが上がるという「価値」が好きだから、地道に練習するようなタイプでもある。
マイナス思考と言うのは、実際悪いことでも何でもなくイケイケオーラの押し付けのプラス思考に対する冷静な分析官の役割を果たす。


そういう人材を確保しておくにはやはり金が物を言い、予算がなければ冷静な分析官も置いておけないというグローバルスタンダードが定着しつつあるのである。
なんとか、歩み寄るということができないものなのかね。
ネトウヨ極左翼も一緒だけど。