ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

ギャルゲーをすると、気持ちが高校生に戻るんだよ。マジで




「ギャルゲーは内容もそうだが、絵との相性が重要だ」iPod Touch 6th Screenshot




オイラは松井玲奈ファンとして結構長いのだけど、そんな彼女が刑事バレリーノでスマホゲー(クソゲーと呼ばれている)の話題を役としてしていたので、早速App Storeを覗き、トップセールスにある中
から絵の相性が良いと思いダウンロードしたのが「スクールガールストライカーズ」だった。


「さて、ダウンロードしたのはいいがこれ何するん?」


ずっといじくっている最中、オイラのしっぽのように伸びた後ろの髪は、猫が色々考え中の時のようにはてなを描いたり、パタンパタンと床を叩いたりした。
RPGなどは好きじゃないし、コレどうするん? 課金などするはずもないし……。


3日位ログインを続けたくらいでようやくこのアプリの目的がわかった。
その後wikiを見たら大筋で間違いは無かった。


今時の起動時にネットワークにつながってないと利用できないアプリというのは、「暇つぶし」であることを求められるゲームとしては失格なんだけどな。
そんなことはよしとする。


ギャルゲーかぁ。
むか〜しときめきメモリアルなど、流行した時にかじって見たことはあった。
かなりバカにしてやってみたけど、当時すでに就職していたオイラの甘い切ない感情が詰まった、右心房から右横に3cmほど当たりにある場所をズブっと突き刺され、


「あま〜い!切ないよう!くっー!高校時代に無理しても彼女作ってお付き合いしておくべきだった」


と、切甘袋からドロっとピンク色の粘液を放出し、三日三晩後悔で泣きはらした時以来だなー。
あの時のお気に入りゲームは「トゥルー・ラブストーリー」だった。


さて、あれから20年以上立って子供はいないが、心はすっかりオヤジになってしまったオイラは、今のギャルゲーに対してそんな思いを持つことなどあるのだろうか?
この荒野のごとく荒れ果てて、水も吸い込む砂漠の心に。


「あま〜い!切ないよう!くっー!高校時代に無理しても彼女作ってお付き合いしておくべきだった」


オイラはおんなじことを繰り返すようだった。
やっているうちに楽しくなっていく純粋なぱけちゃんである。


ギャルゲーの基本要素は、「プレイヤーの実生活、性格、容姿、過去の仄暗い野望」などはさておき、強制的に女ばかりの仮想空間に放り込まれることから始まる。
イケメンはやらないもの、という決まりはないが過去と現在において著しく生活様式が変わったり、思想転換を強いられることがあると、あの時こうだったら面白かったかな、とハマったりする。
オイラ、気に入った人以外排除する傾向が学生時代まですごく強かったので、八方美人のごとくまめまめしく声をかけ、記念日を気にかけお祝いし、誰からも頼られようと努めなかったからな。
しかしながら、社会人をやっていると仕事を上手に回すためにそういうスキルが必要になる。
結構、幼児教育のために役に立ったりするのかな。


また、ゲームを通してプレイヤーの性格、価値観も出ちゃうよな。
課金をして金にものを言わせて結果をすぐ求める人。
じっくりと課金せず、腰を据えて変化を楽しむ人。
一人だけに力を注ぐ人。
ハーレム状態を作ってしまう人。
ゲームといえども、完全な仮想空間というわけじゃないよねぇ、と教訓めいたところまで感じるがそこまで考えながら開発している人はどれほどいるのかな?
課金を促すことばかりに構成が練られていると、嫌がられたり、あるいは稼いでユーザー置いてきぼりでサービス終了、ということもSNSゲームにはよくあることだ。


そんなことを考えながら、スクールガールストライカーズのお気に入りの5人のおっぱいをつついて、嫌がられながら暗い笑いを浮かべるオイラは、だいぶ屈折しているな。
だれか、助けて。


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*1:スクストでおっぱいタッチは有名な人気要素です。(言い訳)