ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

ギミチョコ! 〜BABYMETALと敗戦日本からの一撃




「入院中は降っていたな」機材忘れたけど、多分iPod Touch 6th




ほら、オイラメタル好きじゃんね。
メタルも聖飢魔IIとか陰陽座とか、どちらかと言うと主旋律が確立されているものが好きなんよ。
アイアン・メイデンとかAC/DCは好きで、LOUDNESSメタリカBLACK SABBATHはすっごい格好いいんだけど、なにか恍惚感を感じなかったり……。


そんな中、メタルも枝葉ができており新参者のオイラには正直ついていけないんだけど、
全く新しいメタルカテゴリとして気に入っているのが、BABYMETALだ。


やっぱりねぇ……、男ってやつは、好きなんよ、ああいうの……。


理屈じゃなくて衝撃を受けるんだわ。
バックには途中から神バンドがついて、「バックバンド」と呼んじゃいけない存在感だし、Su-Metalの凛とした立ち姿と、奔放に動き回るYuiMoaのチグハグさの中に感じる統一感。音楽性も合わせて、一つでも欠けたり突出する部分が出たら崩れちゃいそうな危うさとか、気に入っているなぁ。 ライブで感じ楽しむメタルだよなぁ。
様式美も「狐のお告げ」とかちゃんと持ってる。




さて、この辺りまでがAppleのプレゼンでは自画自賛タイムになるんだけど、
BABYMETALの中で、オイラはダンスの部分と掛け合いが好きなギミチョコ。


語源はギブミーチョコレート! のGHQ占領下でJeepに群がる子供達の言葉だ。
その辺りについて、「ヒョイ ♪」といつものように好奇心が湧いたので、検索していつくか簡単に調べた。


まず、あのチョコだけど検索ではすぐに軍隊携帯食のDだか、Kレーションというものと思われている。

1937年に支給され、軽量「耐熱」高エネルギー。そして味は「茹でたジャガイモよりややましな程度」w

トロピカルバーとも呼ばれる、そのやたらと固くて「不味いぃ〜」と兵士に評判の悪かったチョコは1943年に改良を実施し兵士からは「硬くてあまりおいしくない」程度までパワーアップした。
そのまま日本が敗戦してGHQ占領下に入った時に、連合国進駐軍(ま、アメリカなんだけど)はこいつを携帯していた様子。


一説によると、GHQの日本の扱いとして徹底的に骨抜きにして飼いならすため、このチョコを栄養不足の子どもたちなどに積極的に配るよう通達もあった様子。僕等っていいやつなんだよ、作戦だね。
だだ予算は日本が出していた、とかなんとか……。


若い米兵のもとには、最初何がきっかけだったのか歴史の影にうもれてしまっているが、とにかく子供が猫や犬が餌を求めるように集まってくるので、配っていた。
その心中には、「きったねぇ子供」と嘲笑していたかもしれないし、
あるいは、動物界でも種族が違う子供を育てるように、子供の頭がデカイことや目鼻が中央に集まっている共通点から、パターン認識として本能的に本当にかわいがってあげていた兵士もいただろう。


結果として、1本400kcal程もある固くて今のチョコとは様相が違うお菓子でも、明日を食いつなぐ食料になったし、GHQが骨抜き政策から共産圏の壁として利用方針を変えるまで生きることができたのなら、生きているだけでまるもうけ、と考えるべきだろう。


そんな歴史に興味をそそる言葉であったギブミーチョコレート=ギミチョコ。
メタルにしては、メジャーコードでポップで激しいアンサンブルとダンスで世界のメタル野郎を取り込み始めているんだわ。

(出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11129680456
及び、http://www.asyura2.com/12/senkyo136/msg/546.html