ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

レミケード投薬禁止を食らいました




「この請求書の怖さがすぐ分かる人は、すごい病人」iPod Touch 6th




……お分かりいただいただろうか?
この請求書は5000円となっているが、明細の点数をよく見ると大変なものが写っている……


医療点数は、細かいコト言うと面倒くさいので「1点=10円」と考えてもらいます。大体そうです。

はい、保険の合計点数が「37569点」です。「37.569」じゃありません。


つまり、無保険で治療を受けると請求額が375690円になります。37万円です……


さらに、普通に保険証を提示しても112707円請求されることになります。
高額医療費制度で償還払いしてもらっても、6万円位かかります。


で、特定医療費(指定難病)受給者証を診断書や書類の申請をして交付されていると、年収にもよるんだけど、オイラの場合単月の上限が5000円、ということになります。


多分、社会保障費が今後減らされていくと確実に「払えないから治療やめよう」という状態になるんですな。
治療方法がなくて、かつ多くの人が罹患しているから難病として治療費交付されるのだけど、これが逆に罹患者の数が少なすぎると指定難病にならなくてとっても苦労してしまう……。


イギリスなどは、医療費ゼロで消費税20%で、食品など生きるために必要なものは消費税ゼロの、どちらかと言うと消費税前の物品税的な制度なんだけど、このために難民がワラワラと押し寄せて財政圧迫で民衆怒っちゃってEU離脱賛成になったのは記憶にあたらしいところっす。




こっちでブログ書くのも随分久しぶり。
単に能力が他に削がれていたり、しんどかったりしただけなんだけど。


で、8週目ごとのレミケード点滴に行ってきました。
そして、前回アナフィラキシー的なアレルギーを出して、それでもなんとかステロイドを点滴して全量投与できたんだけど、
その後から掌蹠膿疱症という、レミケードに関連のある副作用も出だしていた。




このクスリ、お医者さんの話を箇条書きにすると


1.炎症性腸疾患や、リウマチ、乾癬などにも利用されるクスリ
2.炎症性腸疾患に関して、TNFα抗体という腸を刺激する抗体を抑える成分を持っている
3.更に、乾癬に対応する成分(名前は失念……)も入っている
4.結核の抗体がない人に投与できないし、結核にかかるとかなり重症化するクスリ
5.通常2つの成分は双方作用するのだけど、オイラの場合は乾癬に対応する成分が問題を起こし、皮膚炎を誘発している

6.おまけにステロイドでコントロールしながらでもアレルギーを出しちゃうので、レミケードはもう利用できない
7.他の方法は、皮膚炎が収まってから考えましょう……




と、なんとも切ない話なんだけど、今日は事前にステロイドを投与して、レミケードの投与速度をかなりゆっくりにして初めて、オイラは寝ちゃったんだけど、
やおら、目が覚めたら背中が痒くて、蕁麻疹。


「看護師さん〜、またでたよぉ〜」


と報告すると、とたんに先生に連絡して慌てだして、あれよあれよとモニターに繋がれて、酸素を繋がれた。



「モニター中」


酸素飽和度は一番下って89になったんだけど、モニターから「やばい音」が出たw
……でもな、ハムスター飼っていた時の呼吸の苦しさとあまり変わらんので、本人に緊張感がなく、看護師さんばかりが慌てふためく……
通常95を切ると「呼吸不全」と呼ばれ、慢性的に90を切る状態だと常時酸素を繋いでないと行けないと、
……帰宅してから調べてびっくりしたw




あと、あちこち痒いのもアトピーで痒いのに慣れているので、まーそんなもんだよな、程度の認識しかないのがやばいところらしい。


帰宅して、かみさんに報告するとかみさんが具合悪くなる、といういつもの状態になった。


どうやら、幼少より病気にとりつかれていると、病気で休むというハードルが上がっちまうらしく、結局倒れるときに仕事を辞める、という繰り返しになっちまってる。

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