ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

殺人に動機などない。ただ機会があっただけ、と彼は言う

耐震強度偽装問題 part1

さて…。
日記という形で書き始めているこのブログであるが、どうにも仕事を始めてからと言うモノ更新が滞りはじめている。
どうやら仕事での出来事を書こうとすると、指が止まってしまうらしい…。
うむ…。
と言うことで、それなら仕事のことを割愛してしまえばいいだろうと言うことだ。
楽チン楽チン。
今日は夜勤あげの翌日で休みだった。タップリとコタツの中に潜り込んで眠った。それはまるでマドンナの腕の中でこの世からおさらばするような心地よさであった。…味わったことないけど。
しかしながら目を覚ますと、妻が
「寝ているなら私を職場に連れて行きなさい」
と、みぞおちにゴッツイ蹴りをカマされた。思わずダンゴムシのように丸くなっちゃうところだったよ、痛くて。
渋々ながら着替えをして車のエンジンに火を入れる。冬の北海道の車は大変なんだぞ。まずなぁ、たき付けに火を付けるところから始まる。それでも近年は文化たき付けという文明の力が開発されたので、火をおこすのもかなり楽になったのだ。で、アクセルを4分の3ほど開けた辺りで点火する。…気をつけないと爆発するんだよな。
順調にエンジン点火の儀式をうやうやしく終わらせて、室内が暖まるのを待つ。まぁ、暖まると言ってもアロハシャツでくつろぐほど暖かくならないぞ。
で、どこかの国の女王待遇で下りてきた妻に、ジェットコースターの気分を味あわせるかのような乱暴な運転で新札幌まで飛ばす。…イシシ。
帰りは荷物がなくなったので、空荷のトラックが峠越えをするように速やかに帰ってきた。
せっかくの休みの睡眠を中途半端な形で妨げられたオイラは、ワイパックスを大量に服用してギターを弾きつつのんびりと過ごした。そう言えば「妨げる」という感じは「女偏」なんだな…。
お昼頃、コタツで丸くなって健やかに眠る自分を発見する。こんな歳で健やかに眠ったところで成長などしないけれどな。本来なら職場のおばちゃんがうるさいことを言う前に、床屋に行って髪を切りたいのだけれど、会社の都合で給料が入ってこないのだから払う金もない。…給料未払いって本当に罪だよな。個人的には殺人より重い罪なんじゃないかと思うよ。労働基準監督局さん、こんな時くらいは椅子に座ってないで真面目に調査して働いてくれよな。
3時のおやつくらいの時間、金のないはずのオイラは何故かパチンコをやっていた。何だか知らないが、スロットよりパチンコの方が当たりを引けるのだ。もっとも、面白くもないし、執着心もないから出たらとっとと換金できるしな。1万円ほど稼ぐ。昨日の夜とあわせると2日間で3万円の稼ぎだ。
…介護職の月給の5分の1だ。
……。
…なんとなく真面目に働くのがばからしくなるような、釈然としない気持ちを抱えながら妻の買い物の運転手をする。
で、松屋でブタ飯を食らいながら再びパチンコをしに行く。あ、松屋のブタ飯だからな。豚小屋の飯じゃないぞ。…ま、大して変わらないかも知れないけど。
パチ屋に行くと、オイラのお気に入りの「デラマイッタ」という台が満席になっている。
…おかしい。昨日の夜なんて、誰も座ってなくてガラガラだったのに。しかもみんな一箱くらい積んでいるじゃないか。何だか陰謀めいたモノを感じながらも、仕方がないので他の台に座り、ゴッツイ稼ぎを無駄にした。…バカなヤツって、オイラのことさ。
家に帰る。
ワイパックスを大量に服用する。
全く、休日だというのに意味のない過ごし方だよおっかさん。
明日は遅番で、異動になった別にユニットに放り込まれるのだ。…何だか面倒くさくなったな。一気にやる気が10分の1だ。せっかく頑張ってユニットのことを覚えたのに、ホイホイと異動されてもなぁ…。
と言うことで、お金のあるうちに買っておいたからくりサーカスの40巻を読んで、勝に抱きしめられて、子供のように
「うれしいなぁ。うれしいなぁ。うれしいなぁ…。」
と、言いながら壊れていった人形コロンビーヌの場面を見ながら、ザメザメと涙してふて寝することにする。