ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

彼をドラマで見るたびに「めろりんきゅ〜」と3回唱える…

…食える?

どうやら世間では、トリノオリンピックで日本人選手達がメダルを取れないと騒いでいるらしい。いいじゃないか、上村愛子の母手製の「サイズを著しく間違えた」けれども、暖かさいっぱいのでかい金メダルでさぁ。
…あれは、とても美しい話なんだよぉ。
て、すっかり涙腺が揺るんだオヤジは、特に涙することもなく鼻くそをほじりながら
「ふ〜ん」
とか言って、呑気に寝ころんでテレビを見ていたわけだ。…しかもダイジェストの方をな。…非国民。
さ、今日は素敵な休日だ。しかし、休みと言っても夜勤明けの次の日の休みなので、非番と言った方がいいのだろうか? とにかく全く休んでいる感じがしないのだ。…ま、この仕事に就く時から人並みの休日の過ごし方なんて、とうにあきらめたのだけどな。と言うわけで、コタツで震えながら目を覚ましたオイラは、妻の依頼で区役所へ行くと共に、自分の病院へも行かなければならないので忙しかった訳だ。
まず、白石区役所。何をしに行ったのか、寝ぼけていた時に聞いたので覚えていないのだが、適当に車の中で日差しを浴びなあらのんびりと待つ。
…あぁ、オイラってこういうのんびりとした過ごし方をしたくて営業という競争原理からドロップアウトしたんだよな。今更愚痴を言っても仕方がないのだけどさ。
で、次はそのまま妻を人質にして病院へと走る。まぁ、なんというか、雪解け間近の2月の下旬というのは、妙に汚い雪がゴロゴロとしていて走りにくいんだよな。
なんとなく、除雪も適当になっているような気がする。…上田市長、除雪費けちりやがったな (-_-メ)
渋滞の途中、市役所が見えたので「やれ復讐」とばかりに自前のRPG-7を構えようかと思ったが、警備員が慌てたそぶりで駆け寄ってきたので
「おもちゃだよ〜ん」
と、つつの先から万国旗を出してその場をしのいだ。ま、2発目にはちゃんと実弾が装備されているんだけどな。
そんな冗談はさておき、ノロノロと移動しながら病院についた。
…むぅ。
今日はまたしこたま混んでいるのねぇ。やっぱり精神を病んでいる人は思っている以上に多いらしい。そんな中、受付をする時に精神保健衛生法32条が廃止になって支援費法になるので、4月から10%の負担です、と心ない通達をうける。
ま、オイラも介護業界で働く端くれなので「支援費法」は知っていたのだけれど、予想以上にとっとと施行してくれるものだ。…しらないぞ、弱者切り捨てばかりやっていると。
何故そう言うことを危惧して述べているのかは、民主党の永田議員のように小泉首相に教えを請うてくれ。…多分、ろくな返答は無いだろうけどな。ま、自分で調べろと言うことだ。
で、診察の順番を待つ。待つ。待つ…。待…、ぐぅ〜〜〜〜。
いつの間にか寝てしまったようだ。呼ばれて先生の前に言った時には、ボケボケして診察どころじゃなかったな。適当に話をして当面の薬だけ処方してもらう。…こんなんじゃ駄目だろうよ。
さて、家に帰る。妻は拉致されたのが余程気に入らなかったらしく、前の車に犬がいて、そいつが愛嬌を振りまいていても全くお構いなしだ。…こわいな、女性って。
家に着いたが、妻を降ろし、オイラはいつもの仕事をしに行く。…仕事?
そうさパチスロさ ( ̄∇ ̄)ニヤリッ
5時くらいに到着して、当たり台らしきものを物色する。で、確率のみを重視して、オカルトを排除することで後はモクモクと引きを信じて回すだけだ。あ、当たりが2回引けた時はチップとして、コーヒーお姉さんからコーヒーを買うのは礼儀な。大切なんだぞ。そう言うマメさが無いと、当たり台をとれなくなってしまう…、ようなオカルトを信じているのはオイラだけかも。…ま、いいさ。
やっぱりそいつはレギュラーボーナスの確率に不満があるものの、当たり台らしく時に一気に一箱くらい溜まる。で、その頃からひどい頭痛がしてきた。オイラは店員に休憩を申し出て、近所の薬屋へ頭痛薬を求めに行った。
何種類かあったが、一番安いヤツにした。どうせ、そんなに飲むものじゃないからねぇ。で、そそくさと寒空の下をパチ屋まで帰る。戻るとオイラの台には
「食事休憩中」という札が刺さっている。
…あぁ、食事の休憩だったらどんなに良いことだろうよ。そんな不満をヤマンバの口の当たりから呟いて、再び仕事としてのパチスロをはじめる。
その時だ。
…むぅ、具合が悪い。正直言って吐きそうだ。ヨロヨロと強敵にびびった犬のように大便の個室に入り込むオイラ。そしてリバース。
しばし座り込み休憩。そしてリバース。ほとばしる涙。それは決して、青春の心の汗なんかじゃないはずだった。
…ん〜、心の脂汗かな。
さっき飲んだばかりの頭痛薬も台無しだ。コーヒー姉ちゃんから買ったコーヒーも台無しだ。でも吐きたいんだもん。しょうがないじゃん…。
台に戻って終了しようかと思ったが、そこは遊びでやっている訳じゃない。厳しいモチベーションを抱えながら、ハーフパイプの日本人代表のマナーの悪さなどと比較できないほど礼儀正しく、パチスロを打ち続ける。途中、スッカラカン迄はまったけど、そこから隣のおばちゃんも目を丸くして、
「すごいねぇ〜」
と話しかけるほどの盛り返しを見せる。ま、レベルアップしたぱけちゃんはジャグラーに強くなったぞ。…負けるけど。
とりあえず満足して、ゆっくりして、明日のためにデータを収集して帰った。
一応、土産にチョコレートなど持参したが、昼間の拉致の機嫌が直っていないらしく、妻は見向きもせずに寝た。…まぁ、いいさ。
そして、オイラは先日のもらい事故について、綿密な覚書を作り、相手方に送付する予定。保険屋が入らない事故処理というのは、面倒なトラブルの宝庫と言われるくらいだから、ここは営業時代の契約書作成ノウハウをさりげなく発揮して、10分で完成させた。…もちろん、パチスロ屋っている時もずっと案を練っていたし、その前のぶつけられた直後から、淡々と構想を練ってシュミレートしていたさ。こういうのは、ビビらせずに相手を追い込むのが実に大変でな、逃げられて保険を使ってくれるように仕向けるわけだ。それとなく…。
ま、イヤな性格の時代のオイラのノウハウが意外な場面に役に立ったりするから、世の中わからないね。