ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

家の中のガラクタとホコリは比例する…

マジ衝撃…orz

知ってるか? 札幌は雪が降ったんだぞ。
…うむ、WBCで日本が優勝したのに、一番最初のネタ振りが極めてローカルな雪の話題とはまだまだオイラも捨てたものじゃないな。…てか、とっくに捨てられているけどな。「世捨て人」という言葉があるが、オイラは「世、捨てられ人」なんだ。すげぇだろう?
で、昨日は夜勤で、今日は夜勤明けだった。まぁいつものようにトムとジェリーのごとくバタバタとした一日さ。これには、実写版トムとジェリーのブルさん役だった宍戸錠もビックリだね。てか、ほっめたの詰め物をとったからあの名演技も見られなくなったんだよな。惜しい人を無くしたモノだ。
さて昨日は勤務開始の15分前にきっかりホーム入り。とりあえず、動いているのか止まっているのか注意して見ていないとわからないほど微妙な動作の入居者達に適当に挨拶をかます。で、反応を見る間もなくうがいと手洗いをする。
通達が書かれたノートに目を通す。もちろんそこには、いい加減使い古されたような同じようなことが書かれているので適当だ。内容なんていつも一緒で、スタッフと入居者の名前が変わっただけだ。そんなマンネリ化した状態にカツを入れるべく、
「昨日からここに泊まってま〜す♪ きゃぴ」
などという古いペンションに置かれたノートのコメントのような事を書いて、思い直してから太マジックで線を引いて消しておいた。…証拠はきっかり隠滅しないとな。
入居者達の一日を記す「カルテ」のごとき紙に目を通す。…スタッフによって動きがわかる時と、わからない時がハッキリ分かれる。ま、所詮カルテなんて国語力に左右されるものらしい。
そして、日勤帯のスタッフと申し送りをする。半数の入居者は
「○○さん、お変わりありません…」
で済まされてしまうのだが、慣れてくるとこの「お変わりありません」という言葉で、あんなドタバタや、こんな珍道中までが容易に想像できてしまうのが怖いところだ。さながら熟年夫婦の
「お〜ぃ、母さん。アレ」
で通じてしまうような状態だな。
そうして仕事に入る。とりあえず布団の入居者さんの布団をひく。
グループホームに入居を希望されるご家族の皆様、お願いです。布団はやめてください。
次に自分の意志で排泄が不可能な方のトイレ誘導をする。トイレでズボンを降ろす前にちょいとのぞき込んで、リハビリパンツとかデイパンツと呼ばれる紙パンツの中に茶色い物体があれば当たりだ。オイラの作業量は一気に上昇する。けれども自衛隊や警察官みたいに、危険勤務手当とか超過勤務手当なんてものはでないぞ。…出してくれ厚生労働省
出勤したばかりでいきなりノックアウトされたオイラは、糞便の後に食事の介助をする。元々糞尿関係に極めて強い耐性があるオイラは、平気で飯を食える。そして複数の入居者の口に食べ物を文字通り「放り込む」。…この辺り、何とかしたいところだが介護報酬が出ない限りはどうしようもないだろう。な、考えろよ厚生労働省
飯が終われば再びトイレ誘導だ。そして、着替えをしてもらってと言うか、出来る人は勝手に着替えて寝てしまうし、出来ない人は着替えの介助をする。ま、排泄が出来ない方はオムツを装着してもらったりする。…こういうのって最初は抵抗があったりバタバタするものだけど、慣れると目をつぶってだって出来ちゃうぞ。…ウソだ。目をつぶっては流石に出来ない。
さ、寝静まったら俺タイム。と思ったら大間違いだ。着てはもらえぬセーターを寒さこらえて編むような地味〜な作業がたくさんあるのだ。忙しくて書けなかった時間のカルテを埋めたり、冷蔵庫の中の食材を確認したり、定期的に部屋を回ってくたばって…、いや急変を起こしていないか確認したり。ま、想像以上に忙しいのだ。仮眠などとっている暇など当然ない。とれればそいつは神の領域に達した介護員だ。「仮眠」だからな。居眠りはこの限りじゃないぞ…。
ま、たまには休憩をとったりするしな。やさぐれてタバコを吸ったりもするさ。てか、全然寝ないでこちらを睨んで座っているお婆さんの入居の方がいるんですけど…。
…。
放置、放置と。
下手に構ってしまうとロケットパンチを背中に食らうからな。こないだなんてつねられたぞ。この辺りは微妙なのだけど、構うことで不穏にさせてしまうなら放置しておくのも手段である。と、自分と周囲を納得させる。


さて、簡潔にまとめようと思ったが予想以上にこってりとした量になってきたので、また後日書くことにする。
あ、今日は冒頭に書いたようにWBCの決勝戦がテレビ放送されていたが、当然働き者のオイラは、そんな放送を見ることもなくパチスロを回し続けておりました。途中テレビに群がるお客が居たけど、こんな場所に来たならきっちり勝負しろよ。
…非国民なオイラ。イチローに怒られちゃうな。