ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

実はマジでヤバイらしい今回の金融危機


「友情出演 近所のダイちゃん(絞り解放1.7で撮影) by Yashica Electro35 GS」

札幌側は秋晴れ一直線の3連休だったそうだ。
3連休ねぇ・・・。
休めない人もたくさんいるだろうし、休みでも気が休まらない人もいただろうし・・・。
まぁ、人生悲喜こもごもだねって人ごとじゃないんだけれどさ。


そんなオイラの3連休は、当然連休などと言う生やさしいものではなく、ハロワに行っても相談員に
「・・・いやー、この仕事はあなたが勤めた時に余計に症状が悪化しそうでおすすめしにくいんですよー。」
と気を遣ってもらってばかりだ。たしかに、条件を見ると
「・・・こりゃ、果たして持つのか心配だなぁ。」
という求人のオンパレードである。ちょっとでも条件の良い求人があると必ず書類選考であり、
「応募人数は、昨日の1日で〜、・・・60人ですね。」
などという状態である。文句を言っても仕方がないので、そんなに言わないようにはしたいのだけれど、何というかしょんぼりな感じである。もし、愛知近辺に北海道があったなら、たくさん人が余って居るんだけれどね。


そんな敬老の日
オイラは先日友人から譲渡されたマウンテンバイク式自転車を整備して、地獄のそこまで走り抜くぜという願いを込めて、
「ヒロミ郷go号 ver.4」
とネーミングしてから、颯爽と街へ向けて走りだした。やはりママチャリとは違い、タイヤが太いし安定感が違う。ハンドルに手を置いた姿勢も前傾になるので非常に漕ぎやすく楽である。
やっぱり自転車はこういう「乗る!」という形に特化してないとねぇ、などと思いながらクィーンのbicycleを口ずさみながら国道36号線を疾走した。当然、遠くからオペラ調に
「バーィセクルゥ! バーィセクルゥ! アィガットゥ〜ゥライドゥマァイ バーィセクルゥ! バーィセクルゥ! 」
と歌いながら疾走してくるオイラの姿を見ると、市民達は怯え、子供達は泣き叫び、ばぁさんたちは空に向かって念仏を唱える始末だ。・・・あんまり世間が不穏になるような行動は慎んだ方が良いみたいだな。


ママチャリだと40分位かかっていた道のりは、「ヒロミ郷go号 ver.4」では30分までに短縮された。実に高速走行時の安定感と、段差を乗り越えるときの減速が少なくてよろしい。大通公園付近に到着。
とりあえず、大通に来たら玉光堂の楽器センターを冷やかさないと末代まで呪われるので、ちゃんと冷やかしてくる。相変わらず2階のキーボード中心の売り場は、メーカーごとにステージで演奏するかのようにキーボードがセッティングされており、購買心をそそる。・・・そそるのだけれど買えないので、自然に涙がこぼれる。こぼれた涙は川となり、滝となり、海に流れて蒸発し、やがて雲になり、渦を巻きながら台風へと成長し、ゆっくりと北上しながら沖縄辺りの人々に被害を与えるのだろう。
・・・なんと罪深き存在のオイラ。その現実を目の当たりにしたオイラは実に申し訳なり、
「・・・生まれてきてごめんなさい。」
と店員に告げてからマイクのケーブルに首をつっこんで、踊れや歌えの大騒ぎをしたら、トムさんみたいに首根っこをひっつかまれてケツを蹴られて店外に放り出される。・・・我ながらちょっとやりすぎたかもしれないな、うん。


そのまま、あちらこちらと千鳥足でいつもの王道冷やかしコースを満喫していたのだけれど、自転車を係留していた大通公園が人だかりでなんだか騒がしい。どうやら自民党総裁選の候補者の街頭演説があるらしい。開始まで1時間もあるのに凄い人がいた。そこで、犯罪アナリストとして自分では有名なオイラは近隣を観察し、SPの配置状況をつぶさに確認した。うん、この人混みの中にシグザウエルの自動式けん銃がたくさん存在している、そのことにときめきを感じ、ちょっと興奮したのだけれど総裁選自体には興味がないので、うるさくなる前に自転車に乗って撤退した。来るときと同じようにクィーンのbbicycleを歌い出すと、黒ずくめの男達がよってたかって身柄を拘束し、一晩事情聴取されるのがイヤだったので、口にチャックをして黙って帰った。
そんな敬老の日だった。



例の書き物は書こうと思えば、延々と書けるのだけれど現在分岐点で悩んでいるところ。
こっちにしようか、あっちにしようか・・・。
明日からは就職活動でまた下痢が再発しないことを祈ろう。