ダイエットという名の贅沢
なんと言いましょうか。
最近、一日7千歩くらい歩くようにしている。
というか、大通り界隈からオイラの好きなサイバー製品販売店に足を伸ばしてうろちょろして家に地下鉄で買えるとだいたいそれくらい。
本当は1万歩け、と「あすけん」というアプリに言われているんだけどな。
で、歩数についてはiPod Touchの歩数計がカウントしてくれるのだが、その他の活動量が計算されないので実はどれくらいのカロリーを消費しているのかわからない。
そこでサイバー空間で活動量計を見てきたわけよ。
事前に
「Apple Watchみたいなのはセキュリティ上だめだけど、活動量計なら体調管理的に大丈夫」
と確認を取ったので、物色してみる気になったのである。
まー、これが結構ピンきりで。
Android OSが搭載されているスマートウォッチもあれば、見た目が安っすいリストバンドみたいなものまで様々だ。
目立たないようにするにはこのリストバンド的な時計機能がないのが無用な疑いをかけられずに良さそうなんだけど、それでも一日働くくらいの金額がするので買わずに
「見てるだけ」
と呟いてそそくさと後にする。
なかなか、ダイエットというのは金がかかる。
相変わらずカロリーを減らすとともにタンパク質まで減ってしまって、そのうちしわしわになりそうだし。
気晴らしなんてちょっとでいいし、基本的に晴れやかなこともないからな
パソコン。
そういえば、自分のためのWindowsパソコンを新規で買うってなかったな。
大抵は中古を2万円以内で買って魔改造をしたり、かみさんのノートPCのお下がりとか。
Macbookがlate2008のモデルで、そろそろYouTubeを閲覧するのも重いかなとか、
Adobe関連のアプリがインストールできないとか、
なのでタブレットが持ち腐れとか、
いい加減コンシューマーのゲームコンソールではなくて、美麗なPCゲームをやりたいとか、
単にWindows10を使っていないと、時代に取り残されそうな気がするとか、
そういう理由は後付にして自分のために九十九電機でゲーミングPCを買った。
で、
Macからのデータのお引っ越しがとっても大変で、
しかも、グロサイトとか遠慮なくリンクを踏むのはMacだから安心してできたけど、Windowsじゃ怖くてできないとか、そんなことを考えるとなかなか全面的に移行するのもしんどいなと思った。
利用するのは慣れているけど、設定するのは実に8年ぶりだもんな。
そんでも、何かを研究しているというのは楽しいもんだ。
ちょっとだけ気晴らしな。
坊主丸儲けという言葉は的確に真理をついていると思ったりした
今日の研修で語られたのだけど、職場が変わったり失業したり、異動が発生しただけでストレスがすぐにmaxになるんだって。
今年の夏はじいさんをなくしているから、もうぼろぼろダナ。
一覧みたいなもので数値を計算したら、とんでもない数値が出てきたよ。
まぁ、そんな日々と言えども以前から言え口癖のように
「はぁ……、消えてなくなりたい」
とはつぶやいていたものだけど、ぴったりと思わなくなったのはじいさんのおかげなのだろう。
さて、カロリー制限をがっちりやっている割に運動嫌いのオイラは、食べる量を減らすことしかできず、ヨロンヨロンになる。
そんなふうに思っていたのだけど、意外とそうでもなく、食わなきゃ食わないでなんとか回るもんだよな。なんというか、夜にお腹が空いてなんか食べたいんだけど、それを我慢して朝食に取り憑かれたように飯を食うというサイクルも良いものではないか。
そりゃそうだ。戦後のバタバタした食糧難の時代にしっかりと生き残った人のほうが多いのだから。
新しい職場に異動し、とりあえずあるような無いような研修期間中なので残業もなく、ゆったりとストレスも少なめに過ごしているのだけど、ストレスが少ないと入ってくるお金の量も減ってきて
しかも、カロリー制限をするとむしろ食費がかかるという矛盾に満ちた世界であるのでストレスはなかなか減らない。パン&パンだと購入する金額もとっても抑えることができたのだけど、そこに野菜とか放り込むとすぐにお高いんでしょ? という金額になってしまう。
オイラ、食事に500円以上払うの嫌だなー、って感じてしまうからな。
そんでも最近は、ストレスってあって当然だし、意志の弱いオイラとしては出家するよかまだストレスは少ないと感じ始めているので、
クローン病から派生する癌にとりつかれるまでは、それなりに時間を潰しながらただ生きてるという世界観にどっぷりと浸かろうと思うこの頃だ。
右肩下がりでやりくりするたくましさを身につけることは、日本政府も同じこと
なんとなく訪れてしまう街。オイラにとってはそれが現在は赤平市だ。
札幌から高速道路を法定速度で走ると約1時間と半分。
片道2310円。……なかなか高いな。
話が脱線するが、高速道路って高度成長期に将来無料にするという方針で建設をしてきたけれども、結局貧乏まっしぐらであんまり有効な幹線道路としての機能を果たしていない。
なんでも楽観的に右肩上がりで見積もりするのも問題だよなぁ、と感じるこの頃である。
そして、赤平市の中心を迂回するように国道38号線のバイパスが作られたのだけど、ああいうのって国道だから地元の意向を無視して作っちゃうのかしら?
そのせいで年々市の中心部が寂れていっているようなきがするのだけど、誰のための道路作りなんだろう、と思ったりもするがトラックのドライバーにとっては良いことなのだろう。
で、食事制限をする上で糖尿病は野菜を中心に、みたいに言われるのだけど
クローン病は高カロリー、低脂肪、低残渣=食物繊維少なめが原則なので相容れない食事を強いられている。
この上、糖質まで取り上げられたら一体何を食えばいいのだ? と、池に小石を投げながら小一時間くらい思案したのだけど、じいちゃんの家の物置に貼られている、
「キリストは人を裁く」
という身も蓋もない看板を眺めて
「あぁ、人ってそういうもんだよな」
と諦めることにした。
もう摂取できるのはタンパク質ばっかりのボディビルダーみたいな食生活しか残っていない。
ま、今のところ腎臓は健康だからそんでもいいんだけど、あのタンパク質の飲み物って結構高いよね。
やっぱり貧乏人にはお腹が膨れる糖質が一番安くて幸せになれるから
なかなか世の中からメタボリックシンドロームはなくならないのだろう。
運動しろと言っても、憂鬱じゃ運動する気にならないし、免疫抑制剤を服用しているとあんまり日光を浴びてはいけないなど言われると、ジムに行くくらいしか選択肢が無いのだけど、そんな生活の余力もあるはずもなく。
全く面倒な食事なのである。拒食症になる気持ちがようやく理解できた。
健康意識は1日パリピーをするとすぐにすっ飛ぶ。やんないけど。
糖尿病を調べると、歯周病に注意とかいてあり、
歯医者のパンフを読むと、歯周病が糖尿病を引き起こすことがある、と書いている。
……どっちが先なんだ?
そのような疑問を抱えつつ、あまりに化膿して行き場の無くなった膿がど根性ガエルの梅さんのようにオイラの下顎を押し出し始めるし、
ちょっと顎に触れただけでロキソニン2錠コースになるので、仕事を早退して歯医者に駆け込む。
歯をくり抜くと通常膿が出てくれて、化膿が治まってやっと詰め物ができるらしいのだが、一向に膿が減らないので今日はレーザーメスで歯茎を切ってくれた。
それはもう大量に出てきたらしいのだけど、それでも出きらないので現在歯茎にドレインとしてゴムチューブを差し込んでいる有様だ。
それでも出きらないので困ったもんだわ。
「あすけん」というアプリをiPod Touchに入れて、歩数を勝手にiPod Touchが記録していたので連携してみた。
食事のカロリー計算とかしたことなかったのだけど、大して食っていないようでこれがなかなかすごいカロリーになるということがわかった。
今までの食生活を大きく反省。
脳卒中になりやすい家系なので、病気の種類はもう増えないで欲しい。
面倒くさい。
と言うのは、わりとうつの症状から来るものなのか?
いや違うな。昔からオイラは、モータースポーツ以外の運動は大嫌いだ。
スピード感が無いと楽しくないのだ。……自転車、がせいぜい我慢できるところなんだけど、これから札幌は自転車には厳しい季節に入るので買うとか思わない。
そして、来たよ。
運動もしないで、朝と昼はストレスで全然食欲がないから、夜と土日ばかりにご飯を食べてたら糖尿病だってさ。
オイラは知らなかったのだけど、虫歯の治りが悪いのと糖尿病は密接な関係があるらしく、歯科の先生も
「……おかしいなぁ。なんでこんなに膿もでないのに腫れが引かないんだろう」
って。
糖尿病だってさ。さー、答えがはっきりしたので運動嫌いなオイラは主に食事制限によって痩せないといけないことになったのだけど、どうしたら良い?
とか思っていたら、なんだ結局クローン病の食事にすればいいじゃん、というところに落ち着いた。
しかし、そう言ってもストレス太りするくらいだからどっかで頭にきてバカ食いするのだろうと考えると、運動も考えないといけない。
……スポーツクラブ?
……面倒くさいな。
どちらかと言うと、運動が終わったあと風呂に入れるクラブならいいかもな。
オイラ、湯船はとっても大好きだ。
化膿している時は長湯しちゃいけないけど。
だいたい、やせ細っていくのがセオリーのクローン病なのに便秘がちで糖尿病とかどういうことだい?
……なんだか、病気を苦に死んじゃってもいいくらいの有様だ。
特に、グルメでもないし、食うことに贅沢していたわけでもない。
貧乏でケチだからどうしても炭水化物でお腹を満たすということを繰り返していたせいでもある。
体にいいものは高いんだよ。
昼飯とか500円超えると勿体無いとしか思えない性格が余計に悪い方に作用しているようでもある。
でも、痩せなとイカンなぁ、とは思っていたのでスポーツクラブは良い選択肢なのだが、そんな時に限って、障害年金打ち切りだよ、とか
難病支援の限度額引き上げだよ、とか社会保障は確実に削られていっている。
仕方がない、とは言え自民党で良かったのかな〜、と疑問が湧いてきて先日など小一時間くらい、ぼーっと外の景色を見ながら悩んじゃったよ。
てな悩みのせいで、やっぱり体質改善とか無理なのかな〜、と思ったりする。
……嫌味で、餓死とかこの世の中なのに栄養失調になってやろうかな。
頭くるし。
それにしても歯が痛い。
頼りがないのは良い知らせ、なんて寂しい思いを親にさせるものではない。
溺れそうな息苦しさ。
そんな嫌な空気にまとわりつかれたかのようなこの2ヶ月であった。
あっという間に、四十九日法要も終わってしまったし、祭壇にでかい遺骨が無くなると、いよいよ本当に寂しい感じになってしまって。
足の悪いばあちゃんのために80歳で家を立てたけれども、ばあちゃんは老健にいってやっと体重がへり、負担が軽くなったのか元気を取り戻したのに、そんでも家には戻れない。
断片的に蘇る赤平と往復の日々。
仕事は仕事できっつくて、残量をして人よりたくさん量をこなせれば追いついたかもしれないけど、土日には人として潰れているような暮らしではそんなことも難しく、
結局、別の部署へ異動が決まったり、
明け方は血圧が高いみたいで、寝苦しさに押しつぶされそうに嫌な夢ばかりを見るようになったり、
なかなかスッキリとした生活ができなかったこの2ヶ月。
これからは冬になり、特有の冬の鬱期に入ったりするんだけど、
なんだか楽しいことを見つけて無理してもやるようにしないと、
ふっと心が持って行かれそうになったりする。
ま、そんなことを今は言わなくなったけど。
オイラの場合、泣き言を言わなくなった時が一番やばい、というのを自分でわかっているのだけど、
おつかれさん、とばかりにこの世とおさらばするとどんなにか楽なんだろうな、と思うのだけど、
じいちゃんを見守り続けた後では、苦しくても生き続けないと行けないと言い聞かせてもいる。
昔みたいに、物欲で心を満たすこともできなくなってしまったので
今は何に集中すればいいのかもよくわからないまま、
結局、宙ぶらりんで良い状態にもならないかな。
まぁ、そんな時はまた新しい仕事になるので心を潰して、集中しているうちに何か見つかったりするのかしらね?
昔の先人たちが、余裕なく生活して、その割に人の心に残る技を成し遂げたように。
なんだろ?
今は、音楽かな?