ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

あのすばらしい愛は戻ってきませんね(加藤さんの冥福を祈ります)


「時にはダイナミックな秋の空」by iPhone3GS


めんどうくせぇー、イライラするー。


と吠えたところで、それはブラックホールに引きずり込まれる光のごとく誰の耳にも届かない。
そんなアンダーグラウンドな気持ちで、街中を徘徊していると世の中はなんとつまらなく、希望に満ちていないのだろう、と大きなため息が出てしまう。


職場に行くと、廊下や壁のあちらこちらを養生してあった。
養生とは、引っ越しの時などに壁に尖ったものなどで穴をあけないように、緩衝剤を貼付けた状態を示す。
養生を見ると、無意味に何かを運ばなくてはいけない気持ちになるのは、期間工や日雇い労働をしていた頃の悪い習性だ。
そして、一歩足を前に踏み出してから苦い気持ちに見舞われる。
それは、仕事そのものを否定しているのではなくて、オイラの性質としてあまり合致していなくて、さらに「嫌々」やっていたという気持ちから起こる嫌悪感である。自分に嫌気がさすのである。
と言うことで、養生はなるべく見ないようにして、こそこそとゴキブリのように辺りを徘徊して仕事をして帰ってきた。


帰り、秋や冬の服がねぇな、と思い新さっぽろのお店屋さんの集合体をぶらぶらする。
途中、水嶋ヒロがモデルをしているジーンズがとても気になったけれど、オイラが着るときっとちんちくりんになるだろう、という仮説を帰納法で証明した。その論理は以下の通りである。


1)オイラはちんちくりんである
2)以前、竹野内豊を目指してひげを生やしてみたが、やはりちんちくりんであった。

よって、水嶋ヒロをまねて着衣しても、やはり同じようにちんちくりんになる。 Q.E.D.


そんな感じだ。
早速家に帰って、ふてくされて寝る。