ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

人生の生き方は戦隊シリーズの赤い人を見習おう


「相変わらず空ばかり撮っている」Canon PowerShot S95 developed by DPP


やぁ、世間様は連休らしいね。
オイラは全く関係の無い毎日を送っている。その代わりに6月に有給の塊をぶつけてやった。
6月。
本州では梅雨のシーズンだけれど、北海道は一番爽やかな季節。なにより寒くない。多分、名古屋時代に感じた5月くらいの季節が北海道では6月になる。だから、休んでやる。お国が決めるゴールデンウィークの分散化はまっぴらだけれど、自身の意志でずらすのはありだと思う。
連休取れるだけありがたいけどね。


最近のオイラの書き込みを思い返すと「初心を忘れている」と感じた。
ふざけながらも皮肉たっぷりというコンセプトが真剣に皮肉を行っているじゃぁないか。
これはいけない。オイラは素人なのだから、したり顔で原発のことなど語っちゃァいけないし、菅総理の眠たそうな顔について「ビューティー」な観点から真剣にパーツの配置と世間に伝わる説得力のあり方についても語っちゃァいけないし、ましてやところどころで発言して世間を顰蹙の嵐に巻き込む鳩山由紀夫前総理の事を、
宇宙の始まりと150年億光年と相対性理論のあり方から、どれくらいビッグバン的で空間の歪みとワープ理論の観点からも語ってはいけない。
オイラは素人だ。
菅は眠そうで、鳩山は宇宙的だ、とつぶやくくらいが関の山である。




今朝起きてみると仕事が休みであったことに気がついた。
ついでに病院も休みだったので、心もとない残量となってしまったワイパックスを取りに通院することもできないので、一体なんのための休日なのか? 釈然としないまま再放送のTBS石丸組の「世界の中心で愛をさけぶ」を見ると最終回だった。
何度見ても、滝のように涙を流し、涙効果ですっきりするという超人間的生理反応を示す冷たいぱけちゃんなのだけれど、改めて見ると印象深いのはサクちゃんとアキの父親とのシーンであり、空があまりにきれいなことだった。
空があまりにきれいなことは、多分オイラにそれに向かってCanon PowerShot S95のシャッターをきらせるモチーフなのだろう。父親とのシーンでは、オイラ自身が誰かに向かって「もう十分だ。ありがとう。」ということがあっても、誰かに言われることはないなぁという薄っぺらい人生であることを認識させる。
どれくらい薄っぺらいかというと、タブレット端末が何mm薄くなったかと競うかのようであり、液晶テレビの薄さを競うかのようであり、はたまた高性能な生理用品の薄さを強調するかのようであり、さらに菅総理の眠たそうな顔がどれくらい幸薄そうであるかをゴシック建築様式から分析するかのようでもある。
薄いのである。


5月の札幌。まだ桜も咲かず冷たい雨が降る。
食にうるさくないオイラが「生食用の牛肉など存在しない」ということを知って、
「えぇ、まじっすかぁ? 業界の暗黙なんて、そんなの知らなかったすぅよ? ごぞって隠していたんですかぁ?」と言われて背筋が寒くなる焼肉業界くらいの寒さだ。