ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

割を食う世代がそこにある


「恒例によって、うんちはお持ち帰りです」
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度々ブログで書いているのだけど、「割を食う世代」というのが必ずありまして、今のところは団塊jr世代がその筆頭に挙げれる。
団塊jrが義務教育を受けている頃、土地神話は絶対的であり、そして成績進学校至上主義だった。
それは大学入学して卒業間際に崩壊した。


決してどこでもいいというわけじゃないか、少なくとも国公立に行っておけば食いっぱぐれがない、と言われて育ったオイラにはちょっとパラダイムの変換に非常に時間がかかった。
その結果精神も追い詰められて休まないとけない事態にもなったし。


その後、斜陽産業というものが変革によって発生してきて団塊の世代へのリストラと言う形で発生してきた。
我が家は親子でその攻撃を遠慮なく食らった。
そういう時代において、自分が誇りを持てる仕事をすべきという風潮に変わってきたが、40歳超えて今更誇りを持てるなんて、ペーパーテストを高い点数でクリアするくらいだわ。


会社など、若い頃は年功序列制でたくさん稼いでいるのに安い給料で抑えられて、歳を取る毎に年収が上がるという仕組みだったが、どんどん成果主義に変わってきている。
変わるのはいいのだけれど、若いころたくさん成績を出した人には、一度当時の評価も踏まえて成果主義に突入する前に精算しないと搾取じゃねぇか、と今や成果主義にどっぷりハマる仕事をしているオイラは思ったりする。
一時金として1000万でもいいし、当時の会社の経常利益を現代に換算してそこから出てくる貢献度を元にボーナスにしてもいいし。
あとは、給与体系は年棒制が必要と思っているけど、あんまり広まってないな、
年棒制ということは、1年の契約が履行されることを示すし、雇用が守られる点で重要であり、従業員にとっても1年のスパンで成果を出し続ける必要があるし、それこそ企業が望んでいる姿じゃないのだろうか。


当然年棒制なので、ボーナスは先に確定しており、会社の儲け原資が足りないと行って削られることもなく、原資が足りないのは経営者、取締役会の責任であり、彼らの報酬を削り年俸を保証する、というアタリマエのこともされていない様子。


結果、今の日本は行方を失った現代の蟹工船になっちまった。