ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

甘噛は子犬のうちにしつけましょう


「撫でたいオイラとかじりたい彼女」
Canon PowerShot S95 developed by Aperture 3




昔からこのブロクに登場していた近所のダイちゃんは、昨年末に虹の橋の向こうへ旅立ってしまいました。
オイラの中では、いつもひょっと以外な場所からこっちを見て出てくるんじゃないか、そんな気がしてまだ実感がありません。多分、春に張って今は雪に埋もれている彼の犬小屋が緑に包まれて、そして主がない。そんな光景を目の当たりにするまでダイちゃんはいつもそばに居るような気がしてなりません。




そのちょっと前から、新入りとして別の近所犬仲間として登場してきたのが北海道犬(愛称:ユッキー まだ1歳未満)だ。
普段から話すといい人なんだけど仏頂面が怖くてなんとなく近寄りがたいムードを出しているおじさんのところに彼女は現れた。


白い北海道犬


それはまるで、ソフトバンクのCMを見ているようでもある。
彼女は当初、吠えてばかりでオイラをなかなか受け入れなかった。
すぐそばにいるダイちゃんをかまっている時には、こちらをじーっと見ているのに、正面に回って構いに行こうとすると吠える。そんなことを何日か繰り返していた。


この膠着状態を何とかしないと。
オイラは、いつもの様にそう思おう。
そこで、ダイちゃんの家からカリカリを二粒拝借して、正面ではなくてダイちゃんの家サイドからそっと食い物を差し出す。
「なにこれ、毒じゃないの?」
という反応をするのは、知らない人から食べ物をもらうときの一般的な犬の性質。まぁ、中には人を差し置いて食うような食欲たくましいペット犬が幅を利かせているけど。
しばらく立ってやっと食べると、しっぽを振って、
「もうないの?」
という顔をするのも、犬に共通した反応である。
で、すぐに挙げずにオイラの手の臭いをさんざんかがせて、頭などをちょっと撫でさせてもらって、それからもう一つを上げる。その時に、さんざん褒める。
これでオイラと彼女は友達となり、なでたりじゃれたりする中となっていったのだか、気になることがひとつあって、委託はないけど噛み癖がある点だった。
そこで、話半分で情報を仕入れるには便利なWikipediaを活用するのだけれど、北海道犬は噛み癖が多いらしい。
しつけをして直らないことはないようなんだけど、飼い主の方は苦労している様子。
最近は、噛むのはもっぱらオイラだけに限定するほど成長した。


ただ、どんなにオイラがしつけをしても、他の人には効果があるようだけどオイラだけには、まるでボクシングをするかのごとく、噛むかな出られるかのじゃれ合いを続けている。
カミさんいわく、オイラの手には動物が引き寄せられる何かがある、と言われているし、もうちょっとだけアマガミ大会に付き合うことにする。