ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

この世に必要なのは神ではなく、強者なのだ。

午前12時半に一度目が覚める。トイレだ。オイラは用を済ますと、タバコに火をつけ一服する。そして、眠剤など夜の薬をしこたま飲んで寝る。
午前4時。再び目が覚める。う〜む。やはりトイレだ。用を足すとテレビをつける。今回の目覚めは簡単に布団に入れば寝られるという感じではない。うむ、ニュースは速報で、日本人らしき遺体が発見される、と先日拘束された香田氏と絡めたニュースを報道中だった。なんとなく、世論が「自己責任」と決着してしまって、見殺し感がしないわけでもないが、かといってオイラが何を出来るというわけではない。残念だと、ただ思う。
ニュースが一区切り付いたところで、眠る。
7時。目が覚める。なんだか、レム睡眠にはいると目が覚めるみたいだな…。オイラは、カーテンを開けストーブをつけて、のんびりとテレビの前で座り込む。ニュースは相変わらずバタバタしていた…。
途中、居眠りしていたところを妻から雷を落とされ、おとなしく作業療法である皿洗いを始める。いつも、ヤルまではあんなに面倒くさいのに、洗い始めるとその量に少なさに肩すかしを食らうのである。で、すぐ終わる。布団を上げ、風呂に入る。髭を少し整える。
昼過ぎ、クリーニング屋に洗濯物を持って行く。受付の時に、やはりオイラのジャーマンパーカーが引っかかる。なにやら、工場長と選択方法について確認しているらしい。で、オイラはドイツ製と言っても5千円くらいのものだから、と言って適当に任せた。しかし、あの丁寧な対応はやはりお客さんを大事にしている感がある。客商売とは、そうありたいものだ…。
2時過ぎ、妻に追い出されるように散歩にでる。天気がよいので日光に当たってこいとのことだ。オイラは、とりあえず水源地通りを北上し12号線で左折して、秀岳荘方面へ行こうとした。で、襲ってきたのだ。腹痛が。
オイラは、襲ってくるビックウェーブを百戦錬磨のサーファーのように、乗り越え、時にはいなし、近くのベスト電機のトイレへと駆け込んだ。しかし、これがしつこい便意で20分くらい、練り歯磨き状の糞と闘う羽目になった。終わった後にはゲソーリしたよ。
せっかくなので空気清浄機を見てくる。窓を閉め切る現在、オイラのアレルギーも辛いものになっている。で、しばらく色々と見ているとパナソニックの拡販のお姉さんに声をかけられ、説明を受ける。うむ、すごいな。臭いやホコリ、花粉を取るのは当たり前だが、最新式のはカビ菌やウイルスもイオンの力で不活性化させてしまうのだな。ナノテクノロジーらしい。説明のポップには、水色をしたパックマンみたいな奴が(どうやらこれがナノテクイオンのイメージらしい)、空中に飛び出していって、カビやら臭いやら、ウイルスを食っていた。うむ、原理は難しいのだろうが、イメージは子供でもわかるような感じだ。大企業の広報というのはすごいものだな…。
なぜ、そこまで丁寧に話を聞いたかというと、お姉さんが綺麗だったんだ。それだけだ。で、いつものようにオイラは2〜3の笑いと取り、満足してその場を後にした。とりあえず、女性は笑わせておかないとな。
散歩の帰り、場末のゲーセンな臭いがプンプンと漂う、レジャーパレスという北東商事系のゲーセンでくつろぐ。日曜日は人がいっぱいいるのだな。オイラは、油断をするとカツアゲされそうな場所じゃないとゲーセンとは思えないので、50円ばかりチップとして昔のビデオゲームをプレイし、後にした。
家に帰る。
夕方、母と面会する。果物をたくさんもらう。しかし、バナナ以外の果物に興味のない猿なオイラは殆ど食べることはないだろう。で、妻にそのまま渡す。
今晩は友人宅で「麻雀&酒と小洒落た会話の夕べ」が開催されるため、場所代として友人の好きなウイスキーを土産としてえびすやで購入する。驚くほど、安売りしていたからな。で、エレガントな友人を拾って友人宅へ向かう。エレガントな友人は家の用事で多少おくれていたため、彼の家の前で寝ながら待っていた。
友人宅へ着く。
すでに、現場監督系の友人と、ヤングエグゼクティブな友人が到着しており、ウイスキーを片手に家の持ち主の友人と談笑していた。で、しばしやたらと集まってしまった色々な銘柄のウイスキーを賞味しながら、お互いを罵るように親密な会話をした。しばしおくれて、サイバーテクニシャンな友人が到着した。これで、とりあえず6人の参加者がそろった訳だ。すぐさま、オイラ達は鋭く目を光らせ麻雀を始める。オイラも久々のリアル麻雀だ。ドッキドキだ。
しかしながら、この日のオイラの運が非常の悪かったため上がりに苦労する。やはり、昼間のベスト電機の便所で運を出し切ったのが運の尽きだったな…。
それでも上がりにかけるオイラは情熱を振り絞った。途中、現場監督系の友人の後ろで、無遠慮に待ち配をばらす手のつけられない酔っぱらいと化した、赤ら顔のエレガントな友人のため、放銃を何度か避けることが出来たが、ハッキリ言ってその時の酔っぱらいオヤジはみんなの迷惑そのものであった。
結局その半荘は負け越して終了した。
オイラは、一度麻雀から離れ、持ち家の友人とパソコンゲームで遊ぶ。そして、ウイスキーを賞味しながらめちゃくちゃに酔っぱらっていった。あまり、記憶が定かじゃない。
途中、エレガントな友人のご子息の具合が良くないとの連絡が入り、彼は現場監督系の友人にすべての呪いをなすりつけてタクシーで去っていった。あたかもキングボンビーのようであった…。
その後も麻雀は続いたが、普段11時に寝かしつけられているオイラは猛烈な睡魔に襲われる。糞。せっかく楽しい集会なのに、眠くなるとはなんたる様!
オイラは、エレガントな友人とヤングエグゼクティブな友人との罵り合いを子守歌にして、静かに眠った。しかし、この世の終わりにこんな子守歌だけは絶対に勘弁な…。