ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

いろいろな事はネットから入るが、精査する力の足りない日本


「暗いところでも安心 part2」Canon PowerShot S95


今日は休みだったんだ。
で、早朝の時点では神戸の漫画喫茶から尖閣諸島ビデオが「発信」された、という情報を横に置きながら
ニコニコ動画で(当然NHKではなく)国会中継を見ていた。
コイツが結構面白くてね、自民党から民主党に対する圧迫が実に的を得ていて良い感じなのよ。


あー、たしかにオイラは成功交代前の自民党にお灸を据えたい気持ちで民主党に投票をした。
その選択は確かに間違いだったと思うし、正直反省もしている。
しかしながら、「政権交代」がなされると困った法律なんかも撤廃されたり、修正がされたりするのも事実で、ごくごく民主党政権の初期にはそれはうまく機能していたと思う。


もう一つの副作用だけれど、政権交代によって古くさい自民で当選回数だけで表にでていた連中が引っ込んで、こうしたまともな質疑ができる若い議員がでてくるようになったのは、唯一の救いなのかもしれない。


まー、もちろん委員会のレベルというのは低いもので、それはまるで自民党の議員が民主党執行部に対して「レクチャー」をしているような感じだ。語り口は「攻める」と言うよりは、投げかけて執行部に返答させて、それが普通でしょ? とか、そうやるべきでしょ? と、たしなめているような感じ。
……まー、そんな状況があと3年も続くとなると思うと確かに頭痛がしてくるのだけれど、この失敗はオイラ自身も背負わなくてはいけないので、病気と調子を見ながら淡々と働く事にしている。


それを、見て面白くなったのでちまたでは「ゲル大佐」とか「ゲル総統」と呼ばれている石破茂の質疑内容をさかのぼってニコニコ動画で閲覧した。
ゲルと呼ばれるのは、おそらく変換ミスの時に「石橋ゲル」とでた経緯があるのだろう。


で、
この人は、本当に鉄道オタクで軍事マニアで、林業が専門なんだけれど、実に様になっていた。自民崩壊前からその傾向は「太田総理」で見ていたけど、格好よいのである。イメージとしては、責任を背負う武士な感じ。
オフ状態の時は、鉄道を見てニヤニヤしているちょっと小太りオヤジにしか見えない表情をしているが、銀モードになると慇懃無礼なくらい理論的で、攻撃的で、高圧的で、1本筋が通っている。
その背景には、ものすごい勉強もあるのだろう。専門外の事でも、理論的に話を組み立てる。良い政治家に慣れるかもしれない逸材である。……昔よろしく、組織に丸め込まれる事が無ければ、だけど。


そうこうしているうちに、別の管区の海保の人が自供して任意同行になっていたのが2時くらいに気が付いた。
まー、そのあとの仙谷官房のコメントがぐんにゃりしてくるものなんだけれど、それは書くのもうんざりするので各自調べた方がよい。


別に、この人は法によって裁かれようとオイラとしてはどうでも良い。
いうならば、もっと合法的に確実に政府を黙らせる方法でできなかったのかね? とは思う。
しかーし、公開自体は内容からもされなければならないものなので、その場合の批判はやはり隠す事にした政府に帰する事になる。海保の人を裁けば、むしろ国民の反感を買うだろう。それの代償も政府が負う事になるだろう。情報管理のずさんさについても他国からの非難となるだろう。
結局は初動の判断を決めた結果が全部自分のところに帰っていくのだから、多分この執行部の人達は想像力が足りないのだろうな、と感じる。
当然、次の(日本が持っている事を信じたいけど)選挙ではこうした人を選ぶ気にはならない。


病院にいく。
予定通りプレトニン減量。そう、たとえ調子が悪くても食事制限で下痢を抑えてしまうし、仮に下痢の調子が悪くても
「調子良いですよ! 顔のブツブツを胃の痛さとか、全身の痛さ以外は」
と報告し続けて減量から、停止に向かわせるだろう。それがオイラの選択肢であり、やはりその責任は自分に帰する事になるだろう。


とりあえず、今はCanon PowerShot S95をあえてRAW形式に設定して、Macの中で非常に「行儀が悪く暗躍する」canonの付属の現像ソフトと正面からつきあう事にした。
そして、撮影した時の色合いとか違っていたら、基本の部分から当時の情景を再現する方法から始める事にする( 素材として、全く違うものをクリエイトするほどレタッチはしたくないので)




F2.0のレンズはやはり明るく、開放にすると十分満足なボケミを味わえる良いカメラだ。
……まだ、キャノンという会社の体質は信用してないけどな。



追記:
痛ましい話ですが、オイラもオカルトグロに関心がある「特異体質」の人間なので、例のネットで煽られて首つりを中継した動画を閲覧してしまいました。
なかなか、リアルに人が「死んでいく」と言う事に希薄になりがちな現代ですが、衝撃的なものです。
人は美しくは死ねないものです。体は必死に「生」を継続するために反射反応を続けるし、それは時には醜悪であったりします。
今回の件について「ネットでのあおり」がすべての原因とオイラは「全く」思わないのですが、
亡くなられた方も、もっと真摯に向き合える場所があれば良かったのに、と思います。
そういう意味では、オイラはそういう場所を求め続けている道中なのですが、彼にはもうそれを探す肉体がありません。痛ましい話です。
当事者ではないですが(そもそも動画すら転記されて公開されてましたし……)、そういう尖閣諸島のビデオじゃないですが、その映像は好奇の目にさらすようなものではありません。静かに削除されていって欲しいと思います。

いろいろな思いがあるでしょうが、親類、知人の方々の苦労を思いつつご冥福をお祈りいたします。