ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

私はまだ秀丸エディタをそれほど使い込んでいません。

昨日はねぇ、とある懐かしい人が出てくる夢を見たために駄目太郎になってしまったのでした。で、疲れてぐうたらしていた。ま、実際疲れもたまっていたしねぇ。これは何の話かわかる人は誰一人いないのだけれど、忘備録として残しておく事にする。あの時、あの場所での出来事は多分、オイラの人生の中の分岐点だったに違いないと思っている。結局、どっちの選択が正しかったのなんて誰にもわからないし、自分にもわからない。おそらくその人だって、わかっちゃいないに違いない。けれども、そういう分岐点にその人がいたことが、なんだかいつまでも忘れられることなく残っちゃっているのです。まぁ、そんなこと、誰にでもあらぁな。
さて、昨日の夜、ちょっと夜更かしさせてもらった。F1 オタリアグランプリがあったのだ。毎年このオタリアグランプリは盛り上がるんだぞ。スターティンググリッドに並んだ20頭のオタリアが、鼻先にビーチボールを乗せて一斉にスタートを切るんだ。で、第一コーナーではいつもアクシデントが待っているんだな。この狭いコーナーに突入する時には、係の人が必死に「やめてください!」とお願いするのだけれど、観客席からたくさんのイワシが投げ込まれるんだ。そうすると、競技をしていたオタリアも野生の本能の方が上だから、血を見るようなイワシ争奪戦が始まる。そりゃまるで、小選挙区で闘う衆議院議員候補達のように醜いんだ。で、滑って転ぶヤツがいるわ、規定のビーチボールはどいつのかわからなくなるし、めちゃくちゃなんだよな。このあとに控えている、F1 イタリアグランプリのサポートレースなのに、トラックがヌルヌルに汚れてしまう。係員も大変だぞ。
ものを投げないでください! お願いします! 許してください! 助けてください!
てな感じで、蔵前国技館での新日本プロレスの暴動を止めようとする田中リングアナウンサーと映画版のセカチューのサクの絶叫を足して4で掛け合わせたような必死さが漂うんだ。それには、中継されている世界の人々も涙を誘われるんだよ。まぁ、言うまでもなく一番泣いているのは全米なんだけれどな。
で、1コーナーを抜ければあとは退屈なものさ。そつなく与えられた競技をこなすだけだ。だってすでに腹は一杯だからな。で、競技時間の1時間でゴールするヤツが毎年なかなかいないんだ。でも今年は、佐山さんちのルネちゃんが一着だった。って、わかる人にはわかる不謹慎な発言があったことをお詫びいたします。
さぁ、盛り上がったオタリアグランプリも終わり、メインのイタリアグランプリだ。熱い魂の「世界が認めた侍」、佐藤琢磨の登場だ。正直、すげぇ恥ずかしいキャッチコピーだ。ここは、屈指の高速サーキット。あくびしている間に終わっちまったぜ。佐藤4位だって〜。終わってみれば、1コーナーでみんな滑ってたよな。やっぱり、来年はオタリアグランプリの開催はどこか別な場所にした方が良さそうだ。
で、寝た。
起きたら、朝の6時。うむ、今日もよく寝た。と言うより、今日はよく寝た、かな?
F1の後半くらいからなんとなくやりきれないので、ストレートで酒を飲んでマイスリーを飲んだ。ちょっと汗が出たけれど、文字通り倒れるように寝付きに入った。
今日は雨が降っている。月曜日の朝と雨に日には、誰の心もくらくなる、という歌があったように、今日はそのダブルパンチだ。なんだかもうヤリキレナイ川の岸辺で乾布摩擦でもしたい気分だったよ。しかし、おとなしく家にいる。散歩の代わりにギターをたくさん練習する。上手になったかと言えば、そういうわけではない。まぁ、昨晩「堂本兄弟」にでていたソニンよりちょっと上手になったくらいだ。そういえば、昨日ソニンが履いていた靴、欲しいな。どこのなんて靴なんだろう。で、そのままお昼になだれ込んだ。なんとなく手持ちぶさたな昼のひとときだった。昼ご飯をぽろぽろとだらしなくテーブルにこぼしながら、おいしく頂いた。
その後、パソコンとじゃれ合っていた。ホームページを若干いじる。まぁ、誰も気が付かないような場所をいじった。特に「更新情報」も書かなくて良いだろう。あんなもの飾りなんだ。でもえらい人にはそれがわからんのです。足なんて飾りです。
で、雑誌の付録として付いてきたWRC スウェーデンラリーを見る。おぉ、何というか一般の道を、市販の格好をした車でめちゃくちゃに走り抜ける姿はF1と対極的な魅力があるもんだ。素人に、「俺もあんな風に走ってみたい!」と思わせるのに十分なアピール力を持っている。そりゃー、スバルも売れるさ。走っている姿は格好いいもん。三菱は、墓穴を掘ったけれどなぁ…。で、満足しながらいつの間にか眠りについていた。20〜30分くらい、うたた寝していたようだ。
うたた寝で思い出すのがUtadaだ。うむ、何のひねりもないネーミングだな。せめて「ヒカりん」とか、「うただだだー」とか、「むだ毛多そうです」なんてネーミングにすれば、アメリカ人にはミステリアスな感じがして良いのに。
で、起きたついでに風呂に入ってさっぱりする。ついでに記憶もさっぱりだ。う〜、看護婦さん、私昼ご飯食べましたかね?
一通り身支度をしてしまうと、妙にヤマダ電機に行きたくなった。別に、買うものはないのだけれど見ていると楽しいのが電気屋だ。しかも、ヤマダ電機は一応、パソコンのパーツが売っているのでより見る場所が多いのである。ヨドバシに行くのが面倒な時には重宝する場所である。で、一応確認してくる。うむ、ツボを押さえた品揃えだ。ある意味合理化されている。しかし、変なものや変わったものを見たいオイラのような顧客は満足させないだろう。そんな感じだった。
あとは、ギターで使っているピックがすり減ったり、弾き方が変わったのであわなくなったりしたので、島村楽器までピックを探しに行く。いつものことだが、店にはいる時に「まいど様です〜」と言われるんじゃないかとビクビクする。特にこの間は「買う気満々ですぜ」の象徴とも言える試奏をさせてもらったからな。でも、無事に何の声もかけられないし、店員も寄ってこない。多分、「こいつは冷やかし専門だ」のブランドを押されたのであろう。ある意味、楽チンである。で、買う気もない商品を見ながら店をウロウロし、満足したところでまじめにピックを探す。今までは、アコースティックのストロークプレイがメインだったため、おにぎり型の正三角形をベースとしたミディアムという、柔らかさでは真ん中くらいのを多用していた。しかし、アコースティックの方は爪による指弾きが中心となり(やはりな、と言う感じである)、エレキを弾く割合が多くなった。で、細かくて早いパッセージを弾く時などは、おにぎり型のは大きすぎて取り回しが悪いのだ。で、ティアドロップ型という、文字通り涙がほろりと垂れ下がったような、頂点が高い二等辺三角形のピックの需要が高まったのである。持っているのだけれど、エレキでアンプに繋ぐ時は堅めの音が好みだし、手持ちがひん曲がってすり減っているのでちょっと調達。いつもお気に入りのTakamineブランドのハードタイプ、若干頂点が丸みを帯びているフェンダーブランドのタイプ。あと、従来のおにぎり型で、より頂点が尖ったもの、それとおにぎり型をそのまま小さくしたような島村ブランドのものを仕入れる。まぁ、色々試して好みを決定づけようと思う。
帰って、飯を食べる。なんとなく冷たい御飯だった。まぁ、言葉にあまり意味はない。で、買ってきた就職情報誌を見る。今日は学生援護会が出しているclueを買った。実は、コンビニでDODAを見たら俺の知らない男が表紙だったので、clueにした…、って、そんな基準で雑誌を選ぶなと言われるところだが、今のオイラには一般的な基準は通用しないのだ。一般的な基準で生きてきて、人生を踏み外したので、踏み外したまま生きていくのも楽しいかも知れないもん。さぁ、どこまでが本心だ? 俺にもわからんぞ。
B'zの古いアルバムをパソコンで流しながら、中身を吟味する。しかし、広告費を払ってまで人が欲しいという状況の募集は、オイラあまり信用していない。裏を返すと、人が逃げてばかりいると言うことだ。特に、買うたびにでているような企業はなおさら御免である。昔は、ボリュームたっぷりなのはかなりの人がいやがる営業だったのだけれど、最近プログラマーとかエンジニアも多い。度重なるデスマーチで人が逃げ出しているんだろうな。そういえば、自社内エンジニアなんて言うのは募集は全く見かけなくなったな。リタイアした人がコネを伝ってこのポストに落ち着いて幸せな人生を歩み始めているんだろうな。とにかく、オイラの就職に対する信頼は根底からねじ曲がってしまっているので時間が極端にかかるか、あっさり落ち着くかどちらかだろう。まぁ、なんとなくそんな感じがするだけだ。
で、一日の締めにBOφWYのLAST GIGSを途中まで見る。うむ、見せて聞かせるバンドだったな。オイラはエレキに真剣に取り組むようになって初めてその本当良さがわかるようになったよ。断言できるもんね。ホテイは有名な話だが玉袋と書いて「ほてい」と読むのだが、彼はただのトーテムポールじゃないね。早弾きのオタクとはちょっと違う、ライブで映えるギターの作り方というのを自然と習得しているんだろうな。ま、そんな感じで再び音楽心に火がついた俺は、マイスリーを倍の量飲んで、睡眠を待つのであった。