ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

ベストヒットUMA!!

咳をしても一人…。む、そんな不定形句が浮かぶ。オイラは、そんな不定形句が嫌いだ。なぜなら、この五七五の規制をはずしてしまうと酒飲みオヤジの独り言と変わらなくなるからだ。そんな風に、文学的にオイラは目を覚ました。さすがぱけちゃん。文学部出身。
とまぁそんなことはどうでもよいのだ。ひどい咳で目が覚めた。む〜、いい加減病院に行って吸引式のステロイド剤を貰ってこないと体が持たないな。オイラは薬にとても詳しくなった自分を誇らしく思ってよいのか、悲しんでよいのかわからなかったが、知らないより知っている方が良いだろうと胸を張った。…おかげで背筋が痛くなったけれどな。
時間を見ると5時なんだよ。この季節としての目覚めとしては早すぎる気もしたが、しょうがねぇ。目が覚めちまったんだ。そして、空腹を感じたオイラは台所に行き太めのサナダムシの様になった、昨晩の残りのうどんに火を通してズルズルとすすった。まぁ、気分を害される人もいるかも知れないが、それくらいで飯が食えなくなあるような神経質じゃ悟空に勝てないぞ。もっとリキを付けないとな。
そして、いつものようにパソコンを立ち上げてニュースを確認する。どうやら見た感じ、この近辺は平和なようだった。で、一通り見たので茶の間に行きテレビを付ける。まさに、芸術的にオイラはスイッチを入れたんだ…。画面にはWカオルがモソモソとニュースを話していたが、正直このあたりになると再びドロロン睡魔君が魔界の底からやって来て、オイラを眠りの世界へ誘うんだ。やれやれ、熊谷明美のでかい乳ばかりが目に付くじゃないな…。
…どうやら夢の中だったようだ。だって外にいるんだもん。で、どうしてもトイレに行きたいんだよ。しかし、集団旅行の最中らしくて個人行動が出来ないから、うまい具合に抜けられないんだよ。やっとの事でトイレに飛び込んだら女子トイレで便器の使い方がわからなくてひとしきり悩んだり、はたまた今度はちゃんとした男子トイレに入ったのだけれど、ドアが無くて丸出し状態で、隣には暢気に風呂を浴びているヤツがいるからはばかられる。もう我慢できなくて、電車を改造した食堂を見つけて飛び込み、急いでトイレに駆け込みホッとして用を足すと何故かその食堂が昔の習慣を思い出したのか走り出しちゃって、結局あちらこちら、線路沿いにまき散らすことになっちゃって友人達からは爆笑される。オイラは一人傷ついてそのまま猫になって野山を駆け回るんだよ。にゃ〜。
目を覚ました時には9時半になっていたのだけれど、汗びっしょりだったね。どことなく夢見がよくないなぁ…。
今日は朝のニュースで天気が下り模様。雨が降るかも知れない雲行きだったので散歩は中止した。暢気なチューズデーだ。
時間をもてあましてしまったので、とりあえずワイパックスを飲んで今後の時間に備える一方、昨晩途中にしてしまったGP3の設定などをする。で、思い立ってパソコンを再び分解し、CPUクーラーを普通のようにヒートシンクの真上に設置する。しかし、ネジのサイズが合わないから絶縁も考えてビニールテープで固定する。む、素晴らしく不格好だ。でも、すでに不格好なので気にしないことにする。そして、電源に着いているファンがいまいち有効に働いていると思われないので、取り外しグラフィックカードの方向へ向けてファンをビニールテープで固定する。うむ、これでGPUとHDDの熱対策がとれるはずだ。そして、配線を元に戻してスイッチオーン!
うむ、きちんと動くぞ。そして、SpeedFanを立ち上げ温度を確認する。む、CPUの温度は見事に下がった。でも、ノースブリッジと思われるRomote Tempの値が前より高くなっている…。ん〜、なんだかわからんな。それでもケースをきちんとはめていた時よりも温度が低いので良しとしよう。今度は負荷をかけるためにGP3で遊ぶことにする。大体こいつをプレイするとプロセッサーの利用率は120〜180%になる。まぁ、どういう事なのかわからないのだけれどとりあえず動くぞ。オイラはオーストラリアグランプリの決勝を始めた。
行け行け〜! そろそろコースも覚えたし、シビアな操作感覚にも慣れてきたので自己ベストラップを更新しながら、前を走るモントーヤを追いつめる。そして、1コーナーを立ち上がり最初のシケインでパッシングを試みるべくスリップストリームに入り、思いっきりのレイトブレーキングでモントーヤの右にノーズを食い込ませる…
ブツッ!
……アレ。
…どうやら電源が落ちたみたいだ。事態を理解しようと旧マイカル小樽の観覧車のように頭脳をフル回転させるオイラは、あることに気が付いて電源ユニットに手を伸ばす。
…むぅ、買ったばかりの井村屋のあんまんの様にアッチッチだ。
とりあえず配線をすべてはずして、再びパソコンを分解する。やっぱり電源ユニットのFanをはずすというのは無理があったかなぁ。で、グラフィックカードのエアフローを断念してFanを元に戻し、CPUのFan位置を変更しただけの構成に戻す。そして、スイッチオーン!
…今度は、大丈夫だ。試しにGP3をプレイする。む、どれだけ遊んでも落ちないな。しかもCPUはきちんと冷えているようだ。バッチリだ。電源ユニットも山崎邦正のギャグのようにヒエヒエだ。しかし、肝心のGP3の決勝はあっちこっちにコースアウトしてスピンを派手に繰り返し、最後にはベネトン時代のバトンに横っ腹から突っ込まれ、そのままサンドトラップを滑走したあげくウォールにヒットし大破。リタイヤの憂き目にあう。…まぁ、アレだ。ハッキリ言って俺的にはアレだよね。そんなプロレスリング・ノアの三沢さん風な独り言を呟いてパソコンの電源を落とす。
電話が入る。アレな知り合いからのパソコン救助要請だ。オイラはイソイソと外出の準備をして、妻を起こし同行で出発する。
それにしても、トラブルとは言えないようなエクセルの操作説明に終始する。それから、妻と知人はキノコ狩りの話題で盛り上がる。正直、キノコ狩りや山菜採りには全く興味のないオイラは適当に相づちを打ちながら、キノコと言えば伊藤英明。彼のことを熱心に考えていた。やっぱり、白い巨塔伊藤英明にとってのピークだったのかな…。
家に戻ろうとすると、どうしてもマックを食いたくなった。ヤベェ、覚醒剤でも混入されたのか? そして、買いに行く。家に戻る途中、缶コーラを買って行く。
そして、茶の間に突然流れたエッチシーンを見て気まずくなる家族団らんのようにマックを食べた。
その後、皿洗いをする。むぅ、ゴミ出し名人のこのオイラが今朝は出すのを忘れてしまったのだ。大いに反省しながら丁寧に洗う。で、その後ずっとパソコンに向かって調べものをする。夕方にはあまりに画面に向かいすぎたのか具合が悪くなる。吐きそうだった。
晩ご飯の時間だ。オイラはデパ地下の試食品を食べるように、よそよそしく、しかし、興味深げに御飯を平らげた。
その後、携帯電話の呼び出しが鳴る。
む、誰だ? こんな時間にこの呼び出し音は…、エレガントな友人だ。
「はいはい〜、もすもす〜」 オイラはだるんだるんに筋肉を弛緩させて返事をする。どうやら、彼はまだ秋葉原にいるようだ。む、大変だな。そんなにしてまで並んで買いたいものがあるのか? もしかしてwindows95か?
彼は言う。
「あ〜、昨日の件ですが〜、7980円でリテール品があったよ。もうちょっとクロックを下げるともっと安くてたくさんある」
しかしオイラは、今日の調査の結果、IBMの独自マザーボードBIOSが1GHzのCPUを認識できるか、確証がもてなかったし、ほぼ駄目だろうと結論付けていた。
「あ〜、申し訳ないけれど(かくかくしかじか)…で、見送るわ。まさかマザーボードを頼むわけにもいかないしなー」
そう答え、よく礼を言って電話を切った。その後彼が何を求めて秋葉原をふらついていたのか、オイラには知るよしもない。もしオイラなら、ジャンクパーツで組み立てながら店を回るな。その方がビルド&スクラップが直ちに実行できて楽だものな。オイラはそんなありもしない夢にふけった。
おぉ、いつの間にか遅い時間になっている。なんだかいつも時間が足りないような気がする。何でだろう?そして、いつものようにギターを担ぎ、PXR4に繋いでバリバリの歪みを聞かせて暴れながら弾きまくった。酔いしれた。正直、吐きそうなくらい酔った。何とか我慢したが、鏡でガマがエルのように太った自分の姿を見た瞬間、すべてを吐き出した。でも、きちんと台所で吐いたぞ。少なくともオイラは、合コンで酔っぱらって参加した女の子に向かって吐くようなことはしない。…元気かな?
寝る前までの1時間、妻と一緒に予約録画しておいた「ああ探偵事務所」の最終回を見る。正直、始まった時には酒井若菜の乳以外には何の期待もしていなかったドラマなのだけれど、段々と面白くなって来ちゃって、終わるのは規定とはいえ残念だったな。総括すると、探偵業はいつも面白そう、永井大は背が高くてイイ体、酒井若菜は所により不細工に見える時がある、東幹久はオチに使われると光る俳優である、牛丼屋の姉ちゃんは全国の眼鏡フェチから熱い眼差しを浴びている、ちょっと川島なおみを見なおした、なんだか知らないが辺見えみりはこのドラマではよかった、ミッキーの相棒の禿の刑事が伸びることを望む、とそんな感じだった。次回以降はミッチーと平山あやが主演らしい。ちょっとオカルティーな雰囲気らしい。少なくともセカチュー終了 → でかい金八の顔、より、探偵事務所終了 → ミッチークールに登場、の方が素敵なエンディングだった。さぁ、寝よう。