ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

しつこいようだが、勝新の兵隊ヤクザは名作なんだ

起きたのは5時だった。いい加減、この喘息もどうにかしないと本当に過労で死んでしまうぞ。で、病院に行こうと決心をしたのだけれど今日は秋分の日で休みじゃないか。タイミング悪いなぁ、もぉ〜。仕方なくいつもの喘息を抑える薬を投与する。む、とりあえず治まる。しかし、段々と効きが悪くなっているし、なんだか具合が悪い。やっぱり、アレルギーそのものを抑えないと。
そして、いつものようにパソコンでニュースチェックだ。やおら、木曜日だと言うことに気が付きコンビニになだれ込み、からくりサーカスを立ち読みする。で、チップ代わりに缶コーヒーを買う。いつもの木曜日の生活習慣だ。ちなみにコンビニは週によって転々とする。毎週訪れるのも気が引けるしな。
戻ってきて、mameを開いて往年の懐かしいゲームをチェックする。うむ、やはり自分が中学〜高校生あたりの年代のものが思い入れも深くて感慨深いな。これが大学生くらいになってストリートファイターⅡのような格闘技ものになると、懐かしいよりも辛い思い出の方が多くなる。家の中で、友人と徹夜でファミコン版をプレイし、昔のヤクザ映画を見終わったようにちょっと強くなったような気持ちで肩で風を切って対戦台で乱入すると、ボコボコにされる。あれ、切ないんだよね〜。何というか、不良に囲まれている美しい女子を助けようと思って、飛び込んでいったら「なんだ弱いジャン」って感じで、足蹴りにしてやったら逃げていく。美しい女子からは感謝されて、「お食事でも一緒にいかがですか?」な〜んて誘われて、こちらもイヤな気分はしないからホイホイ付いていく。で、2件目の安っぽいカウンターバーで酒を飲んでいたら、その女子が、「今日は帰りたくないの…」なんて言いやがる。「いや〜、困っちゃったな〜」なんて、内心バビルの塔のように天高く伸びていく下心を抑えつつ、ホテルに入って、「さぁ、輝ける未来に向かってジャ〜ンプッ!」なんて瞬間に、ドアがガチャンと開いて、おっついお兄さんが、「俺の女になにすんな〜」と、引っ張り出されて、店の裏側で必ず積み上がった酒のケースに頭から放り投げられてから、ボコボコにされる。で、先ほどの女子が出てきて、やおらオイラの懐から財布を抜き出して、「へぇ〜、結構持ってんジャン」なんて言われつつ、中身だけ抜き取られて財布は腹の上に投げ返される。「あぁ、美人局だったんだな…」と、思う頃には秋の長雨が降り出して、切れた口の血を流していき、とりあえず意識を失う、みたいな惨めさを感じるもんな。
まぁ、そんな感じで昔を懐かしんで「三輪サンちゃん(セガエンタープライズ)」で遊んでいるうちに妻が起きてきた。で、
「てめえら、ボストンベイクに行くぞ! 準備しな!」
と言われたので、俺以外に誰がいるんだ? と後ろを振り返りそうになったが、こういう時に振り向いちゃいけないんだったな。ついて来ちゃうからな…。
で、朝の散歩は原則10時開始の所、9時ちょっと前に出発することとなる。外は、抜けるような秋の快晴だった。うむ、秋晴れだ。しかし、最初こそ気持ちがよいが、10分もすると汗でダラダラになる。世の中うまい具合にいかないものだ。で、10時前にボストンベイクに着いてしまう。何だよ、生協すら開いて無いじゃないか。時間については、今後気を付けた方が良さそうだ。
で、山賊のようパンを掴みレジに持って行って会計をして貰う。そして、家に帰る。この時点で何故かオイラはきちんと覚めなくて、半分眠いまま歩く羽目になる。あんまり、歩き出してまで眠いと言うことはないのだけれどな…。
家について、買ってきたパンをあられもない姿でモソモソ食べる。
で、11時になる頃には何もすることが無くなってしまった。別に休日なのでしなくても良いのだけれど、なんとなく何かしないといけないような気分になってしまう。仕方なく、読みたくもない漫画を読んで時間を過ごす。うむ、まるで漫画喫茶で時間を潰しているサラリーマンのようだな…。
1時くらいになり、急にオイラの容態が急変する。う…、気持ち悪い…。そして、二言三言、つまらない冗談を呟いて、自分にゲンナリした瞬間に布団に崩れそのまま眠る、眠る、ぐ〜。
夢を見た。
最初の夢は、パソコンのトラブルに襲われている夢だ。自作のパソコンで遊んでいたのはよいが、段々とポンコツ車のようにブスブス言い始めて、終いにとまっちまう。…やれやれ。勘弁してくれよ。そう思いながら、オイラはいつか仕入れたばかりの富士通のサーバー専用モデルが電源を入れたとたんに煙を噴いた出来事を思い出していた。あぁ、あの頃は祟られていたよなぁ…。3台仕入れPrimergyという富士通サーバーの1台目は、述べたように煙を噴き、2台目はなかなか正常な初期設定が出来なくてSEを悩ます。仕方ないからCEを呼んで修理させようと、来て貰ったのは良いが、CEが20分くらい格闘した結果、焦げたような臭いとCEが奥の部屋から戻ってきて、
「すみません…。燃えました…」と、報告を受けたっけ。確か最後の3台目もトラブルを起こしたんだよな。燃えたんだっけな? それともHDDのクラッシュだったかな? まぁ、とりあえず昔のことなのでもういいや。
次の夢も大変だった。なんだか知らないが、もてすぎて困るんだ。通りがかる女子と言う女子、すべてと何故か縁が出来て仲良くなるのだ。む、現実にはそのようなことはなかったが、オイラは回りが女子だらけで気を遣うのにゲンナリとした大学時代を思い出した。で、例によって汗びっしょりで目を覚ますのだった。
寝てる時くらい、ゆっくりさせてくれい。
起きたのはいつだっけ? 4時を回ったくらいだったな…。妻から車を出せとの指令がおりる。リンゴハウスとパワーズドラッグに行きたいそうだ。む、なんだか忙しそうだ。リンゴハウスは青果が安いと言うことで、いつも人に溢れている。駐車場も一杯で入る車で出る車をふさいだり、なんだか忙しいのだ。うむ、オイラはそんな光景を見ながら茄子に集まってくる鈴虫の姿を想像した。…アレって、雄が雌に食われてしまうんだよなぁ。オイラは、人間社会と鈴虫社会の共通性について、熱く涙を流した。
で、何とか商品と妻を回収したオイラはパワーズドラッグへ向かう。あれ、いつの間にかマツモトキヨシの傘下に入っている…。まぁ、いいか。店内をウロウロする。これと言って面白い商品があるわけではないなぁ。じっくり眺めると面白そうなのはコンドームのコーナーだけれど、あまりジロジロとそこに滞在するのもはばかられるしなぁ。で、おとなしく妻からアクエリアスの2リッターボトルを3本持たされてレジへ行く。う〜む、やはりキャスターのパッケージがコンドームだ。A型さんは赤。B型さんは黄色、なんて具合だ。オイラは再び、
あ、お姉さん。後ろのコンドーム1ダース。ライター付きでね♪
と言おうかと思ったが、どうやらバイトに就いたばかりらしく、モタモタとしてかわいそうだったのでやめておいた。頑張るが良い、ふっふっふっふっふ…。そして、将来、そのたき火を越えてこい!
家に帰る前に、セイコーマートのホットクラブにて大好きなカツカレーを買う。
夕食は、カツカレー。オイラはトンビが油揚げをかっさらうように食べた。
その後、軽い気持ちの悪さを抱えつつ、ハムスターの巣の掃除を始める。今話題になっているのはチョビ子さんの妊娠問題だ。果たして彼女は妊娠しているのだろうか? 確かにかつて以上に食欲が旺盛らしく、真剣な眼差しで食っている。体もでかくなっている。しかしそれが、冬に向けての秋の食欲なのか、それともご懐妊によるものなのか、全然わからない。今のところわかっているのは、雄のウタがチョビ子さんに乗っかり、2回横にひっくり返って失神したと言うことだけだ。○外射精か?
ハムスターの巣を引っかき回した後は、大量のアレルギー物質が部屋の中を舞うので、隣のパソコンルームへ避難する。窓を開けて、茶の間と遮断する。で、mameなどを開いて、ときめくゲームを物色していたのだけれど、外から大変にぎやかな話し声が聞こえてくる。あぁ、なんだか若い連中が飲み会をやっている様子だな。そういうのって、楽しいよな〜。うるさいという感情以上に、微笑ましさがわき起こる。オイラも大学で自分が借りていた部屋でよく飲み会をやったなぁ。当時は、自分の家だから帰る心配もないし、たくさん飲んでいたっけ。で、朝になってみんなゲーゲー言いながら、講義に向かうんだよな。そういうのって若い体力じゃないと出来ないっす。そんなことを考えていた。中には女子の方も何人か混ざっていたが、その中であんな事やこんな事に発展するなんて言うのはAVの世界だけで、実際にあるものではない。若人よ、勘違いするな。今日の衝動より、明日からの人間付き合いの方が大事だぞ。うむ。オイラは、大学時代の後輩が、新歓コンパでみんなが酔いつぶれた後に、会場の片隅で猿になったという伝説を思い起こした。…そういうの、やめろよな。
そして、まもなく毬藻のように丸くなって眠った。何度も喘息で目が覚めたけれどな。