ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

港のヨーコ、横丁で糞した。

夜中の3時、喘息で目が覚める。すると、妻も目が覚めていた。話を聞くと咳とうなり声がうるさくて眠れないとのこと。う〜む、これは困ったぞ…。オイラが隣の部屋に行かないとかみさんが眠れないじゃないか。で、やおらかけ布団を抱え窓を全開に出来る隣の部屋に隔離されることにする。よいしょっと、布団を持って隣の部屋へゴー…、ドンガラガッシャン!!
…うーむ、何かに引っかけてひっくり返してしまったぞ。これは半分寝かかっていた妻の睡眠にクリティカルヒットだ。正直、スマン…。で、後は何とか静かに移動しようとするが、元々布団を移動するように部屋のレイアウトを考えていないからあちらこちらにぶつかりまくる。あぁ、なんてこったい。そして、隣の部屋に移り、敷き布団として茶の間から毛布、枕としてクッションを持ってきて眠る。うむ、涼しいじゃないか。なんとなく中学生の宿泊研修を思い出すな。それにしても幽霊のふるさととも言える滝野自然学園なんて、よく行ったものだ。何も知らない分には、何でもないけれどな。オイラとしては、この自然学園より小学生の時に行った洞爺湖でお寺の息子さんが湖に向かってお経を上げている時の方が怖かったな。どうやら、人づてに話を聞くと「居た」らしいのだよねぇ。幸い、我が友人達には霊感のあるものが居ないので、この手の話は全然話題にならないのである。まぁ、オイラが社会文学的に色々と情報を集めているくらいだな…。
さて、そんなオカルトな話は置いておき、オイラは堅い板の上で、寒さ対策のため服を着たまま眠った。何というか、尾崎豊の世界である。
目覚めたのは7時くらいだったろうか…?
とりあえず、茶の間に転がっていた食パンを2枚くわえて、牛乳をグラスに注ぎ、それを避難しているクリーンルーム(隔離部屋)へ持ってきた。で、パソコンでニュースを集める。しいてあげるなら、現実をよく知らない厚生省が再び時間短縮の促進を打ち出したことくらいか…。まぁ、これでサービス残業がもっと増えるんだろうな。しかも、時間短縮だから給料も増えないぞ。正社員を取らないで、非常勤をもっと増やすことになるんだな。ま、正直な話、これを守らない企業は10億円くらいの罰金を科すくらいの事をしないと、誰も守らないだろうな〜。行政指導なんて、ガサ入れられるのは不運みたいなものだし、罪だって大したこと無い。安く人を使っている方がよほど儲かる。と言うことで、頼むからそういうのは公務員だけでやってくれ、と静かに青白い炎を燃やした。そんな感じだ。
その後、病院へ行く準備を始める。もう、咳で眠りが浅いのも我慢の限界だ。朝一番だと爺婆がたくさん待っていそうなので少し時間をずらし10時半に家を出た。で、病院に着くが…、めったくさ混んでんじゃん。あぁ〜、としばし帰ろうかと考えたが仕方ない、待ちましょうと、席に腰を下ろした。病院に来ることはすっかりと慣れてしまったが、待ち時間というのはいつもキツイものだな。待っている間する事なんて何もないから、まず女性の看護師さんを一通り眺める。最初は容姿が気になるけれど、そのうちに働きぶりとか、対応の素早さとか、全体が醸し出すオーラを確認している自分が居る。そのうち飽きてくるから、今度は医療事務の女の子を眺める。む、医療事務というのは結構大変らしいな。専門知識が必要だ。学校もあるくらいだしな。まぁ、端から見るとその辺のOLさんとたいした区別は付かない。たいした魅力的にも思えなかったりする。で、最後に患者さんを眺める。大変そうな人は見ていてかわいそうになる。が、大変でなくて、しかもえらそうな患者を診ると、必殺のアックスボンバーで病棟送りにしてやりたくなる。まぁ、そんな感じで過ごしているうちに寝てしまった。上を向いて、焼きたてのホタテ貝のように口をぱっか〜んとあけていたみたいだな。起きたら以上に喉が渇いていた。
で、やっと呼ばれて先生と話をする。まぁ、ハムスターと別れることは出来ないことは医者もわかっているので、そそくさとアレルギーを抑えるフルタイドという吸引式のステロイド剤を処方してくれる。まぁ、それで治まるんだけれどね…。
さて、家に帰ろう。
家に着いたら1時を回っているじゃないか。長かった。で、昼ご飯を堂本光一君の様に華麗につり上げられながら食べた。アンダルシア〜、と歌いながら帽子を放り投げるのがポイントね。
その後、疲れて倒れている妻の代わりに銀行へ行ったり、漫画を呼んだり、皿を洗ったり、忙しい昼下がりを過ごす。な〜に、雨が降っているからどうせどこにも外出できないんだ。
そうこうしている間に、夕方になっているではないか。決して手抜きをしているわけではない。で、晩ご飯の吟味に入る。む、結局また同じじゃないか…。
オイラは晩ご飯を、積み木を崩しながらまったりと食べた。
それにしても、心に残ることが何もない日だったな。ネタも何もないじゃないか。てな訳で、膨らませるウソもくっついてこないのでやめよう。11時におとなしく布団に入る。なんだか、つまらない一日だったようだ。