ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

レッツハンギング。と言うセリフは古くからのハングマンファンを怒ら

昨晩、友人宅で遊んでいて帰りが遅く、寝たのも3時くらいだったんだよなー。で、8時ほどに目が覚め、ゴミ出し名人のオイラはゴミを抱えてレッツトライだ。うぅ、空がどんよりしている…。こんなに天気がどんよりしていると近所のわんこも気分がめいるよな。と言うことで、犬に構わずとっとと帰ってくる。
家に戻って、野菜ジュースを一気にのみ、手の甲で口をぬぐいながら
俺は、やるぜ…。
と呟き、大きく息を吐く。そして、ウィンストンに火をつけて思いきり咽せる…。うむ、アレルギーが出ているようだ。オイラは江戸っ子じいさんのように痰を切って、シンクに吐き出す。そこに横たわる痰はグマのようであり、かつての映画「ブロブ」を思い起こさせた。あぁ、子供の頃見て怖かったなぁ。買い物帰りの奥さんが、
あら、こんなもの買ったかしら?
と、缶詰を手にして訝しげに「まぁ、いいわ」という感じでテーブルに放置する。ハエが、その缶詰にとまる。と、アメーバのような物体が出てきてハエを取り込み栄養にする…。そいつは何かを取り込むたびに大きくなり、やがてソファーでくつろぐ旦那を養分にしようと包み込む…、てな感じのパニック映画だったな。
まぁ、そんなことを思いながら寒くなりつつある晩秋の朝を過ごしたわけだ。
パソコンでの作業も、一段落したのでmameなどを開いてプレイする。うむ、どうしても昔懐かしいゲームを楽しむと言うよりは、バカなゲームを探すことに一生懸命になってしまうな…。まぁ、そんなオイラの性癖は昔ながらのことだ。あまり気にしないことにした。
それにしても、眠い一日だ。何をやっても、コーヒーを飲んでも眠気が収まらない…。あぁ、週に一度やってくる激眠デーなんだな…。オイラはそう思う。仕方ないのだ。薬の副作用みたいなものさ。その後、ギターをかき鳴らしても、デューク更家のように部屋をウロウロしても、消臭ボッドの踊りを反復しても眠気がぬぐえない。で、妻の提案により、妻の運転で平岡ジャスコまで行くことにした。
相変わらずだか、前に走る妻の運転は自信たっぷりだが、駐車する時はテンパっている。まぁ、しょうがないな…。オイラも、2〜3回車のケツを電柱にぶつけて、うまくなっていったものさ。
さて、いつものように島村楽器へ入る。どうも最近、自社ブランドのヒストリーが幅を占め始めて、品揃えがつまらなくなってきたような気がする。まぁ、確かに知らないようなブランドのギターに比べれば、ヒストリーブランドのギターは値段の割に品質がよいのだけれどね…。で、ギターエフェクターを物色していた時に、店員に
いらっしゃいませ
と、声をかけられる。うむ、「毎度様です」じゃなくてよかったぜ。冷や冷やした。
所で、この午前中にスーツ姿で貸しスタジオに入っていく連中は、仕事なのだろうか? それともさぼって集っているのだろうか? 訝しげに見つめながら、オイラはスコアなどを立ち読みしていた。
隣の紀伊国屋で、からくりサーカスの新刊を買う。レジを見ると、
諸般の事情により、10月31日で閉店します。
と、書いてある…。む、大人の事情という奴ですね…。
家に帰る。昼ご飯としてスパゲティをゆでる。スパゲティをゆでる時には、村上春樹の教えに従って、小説を読まなければならない。オイラは手近な本を探してみたが、ちょうどよい作品が見あたらなかったので、おとなしく買ったばかりのからくりサーカスを読む。うむ、まさるチン、モテモテジャン。
たっぷり、昼スパゲティを食う。
あぁ、食った後は睡魔君だ。オイラは椅子に座ったまま、携帯の目覚ましをかけて眠る…。そして、30分ほど「考える人」のように座りながら寝たオイラは、黒電話の着信音で目を覚ます。黒電話の音は、夜中の不吉な知らせを連想させた。
なんだか、頭もすっきりしないのでぼんやりと過ごす。あっという間に夕食の時間だ。「ぽちたま」を見ながら、残ったスパゲティを炒め、夕食にする。オイラは猫パンチに心を奪われ、心は猫まっしぐらとなった。
そして、ミュージックステーションタモリのくだらないジョークを聞くこともなく、9時前に布団に倒れて寝てしまった。なんだか、中途半端な一日だった。得たものの何もなかったな。まるで一場選手のようであった…。