ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

考える事は確かに多すぎるよな。

思い出へと続く道

最近のオイラのお気に入りは、波田陽区よりもインスタントジョンソン
「おつかれちゃーん」である。
まぁ、そのような話はどうでもよかったな…。さて、眠剤も新しくなったが、結局寝たのは2時間のみであった。あれ〜?
特に何をしていたというわけでもない。yahooメッセンジャーにつないで自ら語ることなくROMっていたらコタツで睡眠していた。多分、5時を過ぎていたと思うのだよ。で、起きるとどうだ。7時半じゃないか。
昨日であれば、
「うむむ〜、頼むからもう少し寝かせてくれ」
と、心の中で呟いて寝ていただろうけれど、何故か今日はパッチリと起きてしまい、つけっぱなしになっていたノートPCを覗く。
あぁ、あいつらまだチャットしてるよ…。なんというか、若いなりの悩みもたくさんあるのだろうが、学生さんの冬休みというのは良いものだな。体力もあるしな。
そんな事を考えつつ、オイラは朝御飯の事を考えて、緑のたぬきにお湯を注ぎ、
「こっちとらぁ江戸っ子でぇ! そばなんかいちいちかんでられっかよ!」
と、そっと呟きながらすする。まぁ、当たり前だけれど熱くて口の中をやけどするんだな。うむ、江戸っ子とはやせ我慢をする事らしい。
で、ウィンストンに火をつけてくつろいでいると、妻からメールの爆撃!
いつもながら、オイラの不意をついて爆撃してくるので油断のならないヤツだ。で、内容を確認。
「ヨドバシへ行って、DEENのシングルとDVDを買ってきておくれ」
…む、これは使いッパというヤツですね。
オイラは仕方なく、どうするアイフルで有名になったチワワのような、けなげな目で外出の準備を整える。さて、これでよし、と。
まず、眠気覚ましにキャッツアイ清田店へ行きゴーストスカッドにコインを入れ、テロリストを粉砕する。しかーし、最後のボスがめちゃくちゃに固くてタイムオーバーになってしまった。いやいや、オイラの損保ジャパンダ道も先がながいな…。けれども上級曹長から准尉に出世した。うむ、段々とオイラの口ひげも上の方へ伸びてくるぞ。
で、ゲーセンを後にして、ペット屋に行き1kg入りのひまわりの種を買ってくる。もちろんハムスター用だ。俺だって食えない事はないけれどな。奴らは、出された分をバリバリと食うのだけど、決まった場所に中身を埋めて、その場所を忘れる…。で、掃除の時にいつも貯蓄を捨てられる…。カビとか生えたら困るからな。なんだかとてもいじらしい存在なのだ。そんなんだから、以前よりもちょっぴりスマートになったような気がする。あれって、種を割って、埋めて仕舞って忘れているからだよな。おかげで、我が家のデブチン2号と言われていたウタもかごで懸垂ができるくらいまでスリムになったようだった。ま、デブチン1号はオイラだ。
あ、そういえばペット屋にペット用の豚がいた。で、オイラが近づくと
「ブヒ、ブヒ!」
と、いいながら犬のようにしっぽを振りオイラの手の臭いをかぐ。……なんだか、かわいいかも。ま、ヤツが動くたびに檻がガタガタと揺れて、隣にいた小さなハムスターが迷惑そうな顔をしていたっけな。
今度は、妻の指令によってヨドバシへ行く。
で、DEENのシングルは簡単に見つかるが、DVDが見つからない。…あれー、おかしい。それどころか、日本人全般の音楽家のDVDが見あたらない。やばいなぁ、支笏湖の100km/hババァの呪いでもかけられているようにウロウロしているよ。
で、探し回る事10分。やっと見つかる。……おかしいな、ここはさっき通ったはずなのだけれどな。
まぁ、世にも不思議な物語は昼間にもやってくるものだ。それは、ラブストーリーと同じくらい突然にやってくる……イヒヒ。
で、会計をしていると隣のレジが騒がしい。よく見ると、短めの革ジャンに禿げた頭。…あぁ、いるよいるよ、こういう客。
どうやら、その客が指定したラッピングと違うものを店員がしてしまったらしく、それに怒っているらしい。もちろん、店員は丁寧に客に詫びを入れ、すぐにラッピングし直す事を明言している。で、ここからは客のセリフとオイラの心の内だ。
「どういう事よ! 一体、包装に何時間かかってんだ!」
(いやいや、時間がかかったのは他のお客がいただけでしょ。アンタの分のやり直しはすぐ終わるのよ)
「ふざけるな! 責任者呼べ!」
(出た出た、責任者呼べ、が。そんなに責任者に会いたいなら新宿西口にでも行ってこい)
「オマエが責任者か! どういう事よ! ……(以下、繰り返し)」
(語彙力をもっと勉強しませんか?)
「なに〜、これ以上待てだと! オマエが俺の家にもってこい! ホラ! 住所書くから紙寄こせ!(バンバン!)」
(お、いいねぇ。住所が控えられるなら2ちゃんねるにでもさらしてやれよ)
「早くもってこいよ。(と、商品を叩き付け、危なく下に落ちそうになる)」
(…………。)
ここで、かな〜り久しぶりにぱけちゃんは殺意が発生した。あまりにむかついたからだ。それは、かつての仕事のクライアントの姿と重ねていたのかも知れない。
もう5秒、ヤツがレジを離れるのがおくれたら、マジで掴みかかってぶん殴っていた。いままで、そんなのした事もないのにね。なんだか、歯止めが全く効かなかった。で、ヤツがエレベーターに向かったので、オイラはしばらく考えて、ヤツの方へ歩み寄っていった。で、ヤツを殺し屋の視線で睨みつけた刹那、エレベーターの扉が閉まった。
……うむ、良かったのか悪かったのか?
簡単に言おう。オイラはこんなヤツが未だに日本に存在している事が本当に腹立たしかった。今のビジネスの基本はWIN-WINの関係を築く事であり、客を切り捨てる事も必要である。こいつのように怒りによって相手を自分の支配下に置いて、WIN-LOSEのビジネスを要求するような人間のために、通常の良い顧客にコストを上乗せしてはいけないのである。だから、切り捨てる事が必要なのだ。
当然、ヤツの行動は計算されたものだ。
荷物は割と大きかった。最終的には自らそれを持たずに、店に無料で早急に届けさせるのが目的である。もしかしたら、ヤツの家の中でも、何らかの要求があるかも知れない。それが、WIN-LOSEの関係だ。
だから、オイラは自分を無くすくらい怒りまくった。けれど、結局後一歩で動く事のできない自分がすごくイヤだった。情けなし。
その後、1時間くらい頭が痛くなった。おそらく精神的にひどいダメージを食らったのだろう。安定剤を持ち歩いていなかったのを後悔した。とりあえず外へ出て、タバコを吸いながら、グッタリと地面に座り込みそうになった。それくらい不安定になった。オイラは、2時間無料の駐車権を与えられていたが、速攻で家に帰ってワイパックスを服用した。
そして、30分待つ……。
ま、とりあえず落ち着いたぜ。で、残りの用事であったハードオフへ行ってマイクスタンドの安いものを買ってくる。録音する時に、マイクがフラフラしているときちんとした音でとれないからな。あ、もちろんマイクといっても、濱マイクのことではない。マイク真木でもないぞ。
で、家に戻り、色々とレコーディングのためのセッティングをモゾモゾとはじめる。しかしなんだな、家が狭いとレイアウトが大変だぞ。正直、セッティングが終わった頃には、
「オラ、腹減って、力が全然出ないや……」
と、ハムスター達に呟いてしばしコタツに寝ころぶ。
落ち着いた辺りで、母より無線誘導型爆撃だ。ま、簡単に言うと携帯での電話だな。どうやら、一人で生活をしている息子であるオイラの事が心配だったらしい。20歳から名古屋に行って一人暮らしを続けていたのに、何を今更、という感じもしないわけでもないが、親というのはいつまでたっても息子の事が心配なのだろう…。きちんとした対応で
「大丈夫、マイフレンド」
と、言っておいた。……余計に心配をかけたかも知れないがな。
さて、電話が終わったところで灯油を買いに行く事にした。そろそろ、無くなりそうなのだ。ついでに、自分の飯も食おう。ん〜、なに食えばいいんだろう?
結局、なか卯でビーフカレー390円を食った。モスバーガーと同じ系列の店なので味はおいしいものだ。だた、正直ビーフではなくてチキンにしてくれれば、もっと嬉しいのに。そのように、ミスター・チキンハートであるオイラは思った。
帰りに灯油ポリタンク一杯を買う。18㍑だな。値段が990円だ……。高い!リッター当たり55円じゃないか? あの、リッター38円くらいだった時代は何処に行ったんだ?
……やはり、これはバカブッシュ大統領に苦情を出すしかないな。再選こそ果たしたみたいだが、あの野郎、本当にろくな事しねぇな。ムカムカ!
家に戻り、久しぶりに俺の食事が終わってからハムスターに餌を与える。うむ、ひまわりの種は非常に好評だ。
オイラは、円山動物園の猿山の後尾を見るような生暖かい視線で彼らを見つめ、そして、イエローナイフのようにオーロラが出ちゃうほど寒い、オイラのパソコンが常設されている部屋へ移動した。
寒い、寒い。オイラは尾崎豊が歌ったように、ヒーターにしがみつこうと思った。けれども、明らかに「燃えるよな、これ、」と身の危険を感じたので、一歩引いた場所で「石焼き芋」の歌を歌いながら、部屋が暖まるのを待った。
途中、寒さのあまり寝てしまった……。
寒くて寝るって気持ちいいなぁ…。そうだよ、ボクは疲れたんだよ、パトラッシュ。
……。
で、メールの爆撃だ!
むぅ! 誰だ! 宣戦布告もなく爆撃をかましてくるヤツは!?
…あ、妻だ orz
返事を返しておいた。危ないな。また、一酸化炭素中毒か火災で死んでしまうところだったぞ。この時ばかりは、細かくうるさい妻のメールに感謝した。イヒヒ。
後は日記をつけながら、ニュースを確認したり、大切なチャット友人達からの連絡を受けたり、くだらない会話をしつつ時間を過ごす。
まぁ、そうやってオイラは外界との折り合いをつけていくのだ。あと、もう少しだ。