ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

私は今日、失業率を押し上げました

待ってます。いつまでも…

さって、病院へ行かないとなー。今日も先生午前中しかいないから、早く行かないとなー、って今何時だ?
10時15分……orz
オイラは、合体ロボのように不細工に衣服をまとい、急いで適当に準備をしてカーテンも開けずに車に乗り込み出発した。
…うー、今日はまた良い天気だな。しかも、積もった雪が紫外線をバシバシ反射してくれるので、目も痛くなっちまう。まぁ、仕方ねぇ。オイラの本来の活動時間である闇に紛れるくらいの時間帯に活動せずに寝過ごしたのが悪いんだ。オイラは自分自身に対して、可愛らしく「めっ!」と、怒りながら車を前に進ませた。
で、幸か不幸か、昨日よりは道がスムーズに流れていたので病院のオーダーストップがかかる前に受付をすますことが出来た。今日の用件は、ハローワークで指摘された診断書の記載事項の訂正と、障害者雇用保険適用のための医師の所見を書いてもらうことだ。カウンセリングについては、一昨日タップリと済ませてしまったので特に語るべきこともなく、
「かように書いてください」
と、逆にオイラの方から指示を出すくらいである。
で、素早く診察室から退出し、会計を済ませる。うむ、60円…。
ほんの5秒間くらい、「これは、新手の冗談かな?」とか、「今日はエイプリルフールだったっけ?」と、心の中で自問自答したが、どうやらその金額で正しいらしい。一つは訂正で先日お金を払っているから不要であり、もう一枚の医師の所見はサービスされたらしい。うむ、病院の支払いでサービスされたのは初めてだな。まぁ、保険適用外の診断書だからこそなせる技なのだろう。皆は、会計で
「もっと安くしてー! サービスしてー!」
などと、駄々をこねないように。保険適用の治療費は国が決めているのだ。盲腸脱着5万円とかね…。
で、車で自宅へ帰る。途中、強烈なヨドバシカメラ方面からの引力を感じたが、必要なものもないし、第一ガソリンが残り少ないので、立体駐車場など坂の多いところでは、ガソリンあるのにエンジンに回らずガス欠状態になってしまい事もあるから要注意なんだ。で、おとなしく家に帰る。
さ、家に着いたらカーテンが閉まったままで、すごく陰気くさかった。オイラは手早くカーテンを開け、いつもであれば起きてすぐに行う朝の準備をした。で、昼ご飯は帰る途中にマックに寄ってフィレオフィッシュバーガーとチキンフィレオバーガーを買ってきていたので、そいつらをコーラで流し込む。…それにしても、マックであろうと確実に獣肉を避ける辺り、オイラの獣肉アレルギーも板に付いてきたものだ。
で、その後にハローワークへ行くための書類を作り始める。まぁ、営業をやっていた時には腐るほど書類を書かされてきたので、これくらいであれば全く苦にならない。しかし、添付する写真を工面するのに難儀をする。ハローワークの職員が本人と確認できれば何でも良いというので、とりあえず昔取った証明写真の残りを探し始める。……これが、なかなか出てこないのだ。おかしいなぁ、確か2枚くらい残っていたハズなんだけれどなぁ…。
お、あった! え〜っと、あれ。写真屋の住所が名古屋になっているぞ。で、中を見ると名古屋でサラリーマンをしていた頃のオイラの写真がある。む、面倒だからこれで良いかな…。
…。
……。
うむ、やはりこれでは違い過ぎでだめじゃん…orz
すでに、会社努めて疲れが表情に浮かんでいるのだけれど、今に比べるとすっきりしすぎているし、お肌の艶もツヤツヤだ。オイラはかなり手痛い精神的ダメージを食らった。
で、今度はデジカメで撮られた画像から証明写真用に使えそうなものを選択して、サイズを変更したり、プリンタの設定をしたり、悪戦苦闘する。…む、何とか出来たは良いけれど、かなり問題のありそうな写真だな。何たって、オイラの顔のすぐ横に、「俺の小樽」とか書いてあるし。しかも、顔より「俺の小樽」の文字の方がでっかいし。……ま、ハローワークで文句を言われたらきちんとしたものを準備することにしよう。
で、随分と時間を消費しながらも先延ばしにしないで車でハローワークへ行った。本当は歩いていった方がよいのだけれど、書類に不備とか、家に取りに帰ることも初期の段階では想定されるので、あまり不便なことはしたくないのだ。
ま、いつものように駐車場に車を停めるのに待たされるが、これでもかなり改善された方だろう…。ま、たまには公共機関の努力も買ってやらないとな。
で、普通の窓口ではなく、障害者対応の窓口の方へ回る。お、いたいた。昨日担当してくれた人が、居る居る。これで、また一から話をしないといけないと思うと、かなり気分がブルーになるもんな。ま、健常者が「面倒くさい」と感じる以上の繊細な問題で深刻なのだ。理解してくれ。
で、その人の所へ行くと、さすがに昨日の今日でオイラのことを覚えていて、席に通される。早速、用意してきた書類を確認してもらう。まぁ、ありがちだが通常処理でない事があると、あっちこっちに確認をしなければ行けないらしく、何かわからないことがあると聞きに行っているようで、頻繁に席を外される。まぁ、そんなことは想定済みなので気にならなかったけれどな。さて、準備した書類は何の障害もなく受理されて、オイラは障害者雇用保険を適用されることになる。昨日も書いたが、障害者雇用保険だからといって、なんの制限があるわけではない。むしろ、こちらの状況を配慮してくれる制度である。で、失業手当はあっさり300日となった。うむ、正直恐縮してしまうけれど気にしないことにしよう。前の会社はオイラにそれだけのダメージを与えたと言うことなんだ。それに、一般の窓口で対応されるかと思うと、また病気が悪化しそうだしな…。一般の窓口なんて、自分で検索した企業に面接のアポを入れてくれるくらいしか出来ないんだ。…人が多すぎてな。
で、その後失業保険給付に関しての手続きを行う。他の窓口へ連れて行かれる。違う担当者が書類を確認する。相変わらず障害者雇用保険の処理についていきなり確認しに席をはずす。…マッタリと大相撲を見ながら待つ。
書類は問題なし。オイラの離職理由は退職願上、「一身上の都合により」ということなので、通常であれば3ヶ月の失業保険の給付待機期間があるのだけれど、明らかに病気のためで退職したことが確認されたので、この待機期間もない。
このおかげで、前の前の会社から前の会社へ転職したように、生活費がないから雇ってくれるところにとにかく入る、というような苦い経験をせずに済む。腰を据えて仕事探しが出来るわけだ。…なんだか久しぶりに、国の制度に対して感謝できたぞ。
後は、説明会の日程を通知される。…うむ、場所がハローワークの2階じゃなくて、札幌駅近くの会議室を借りているんだ…。要するに、それくらい失業者が多いという事だ。…なんだか、不安になってきたな。
この処理が終わり、再び先ほどの担当者の方へ回される。そこで、今後の休職の仕方や、失業認定のためにやっていなくてはならないことなど、4,5年前くらいに聞いたことのあるような説明を聞く。違うと思ったのは、健常者であれば月2回以上の求職活動が認められなければ、失業保険が下りてこないのだけれど、障害者雇用保険の場合、月に1回でよいらしい。ま、休職の努力は黙っていてもするけれどね。っていうか、職業訓練やるつもりだし。
で、すべての処理は2時間くらいかかり終了した。外はすでに日が落ちて、暗くなっている。やれやれ、始まったばかりだけれどこの辺りは仕方がないと飲み込むしかないな…。
ガソリンを入れてから家に帰る。しばし、ギターを弾き、大声で雄叫びストレスを洗い流す。気が付くと1時間くらいがあっさりと消し飛んでいた。ま、7日間は失業認定のため無職でいなければならないから、良いかと自分を納得させる。ちなみに、失業保険は傷病手当金より若干多いみたいだ。ラッキー。
晩ご飯を何にしようか迷う。で、ホカ弁屋で海苔弁とツナサラダを買って喰う。野菜に気が回る辺り、今日のぱけちゃんはヘルスィ〜だった。
めしの後、重い腰を上げて洗濯物をビックカメラのでかい紙袋に放り込み、近くの大型コインランドリー「しゃぼん」へ行く。で、大量のパンツを洗濯する。待っている間に、おいてある雑誌を読んでいく。…何というか、微妙に時代の古い「紙のプロレス」が大量にあるので、昔を懐かしみながら読んでいく。
……あぁ、そういえば2001年頃は、ZERO-ONEが旗揚げして、小川直也三沢光晴の絡みがあったりしたんだよな。いやー、懐かしいなぁ。この頃は夢のカードが乱発されていたもんな。K-1やPRIDEみたいな格闘技の方が人気あるみたいだけれど、オイラはやっぱり昔ながらのプロレスが大好きだ。あの、敵の技をあえて受ける美学。ジャーマンスープレックスでは、投げられる方が自分で弾みをつけて、綺麗に投げられるように配慮する美学。トップロープからの攻撃は、きちんとマットで横になって待っている美学。そういった、ありとあらゆる規定演技のようなプロレスが好きだ。
で、洗濯と乾燥が終わり、結婚初夜の寝床でのように、綺麗にたたんで袋に詰める。で、家に帰って、再びギターをひっつかんて歌い始める。
10時くらいに、チャンネルを変えてみるとシルベスター・スタローンが作った「取り分」、じゃぁ無かった、「Driven」に気づき見る。
…。
……。
こんなに毎回クラッシュが起きていたら、スポンサーも離れて行っちゃうぞ、と心配するくらいクラッシュシーンが満載だった。しかも、内容が馬鹿だった。ま、先週の少林サッカーほどの馬鹿ではないけれど。モチーフはF1らしいけれど、ありゃ明らかにカートだな。ま、その辺りはアメリカの事情に合わせて作らないと、訳がわからんもんな。正直、お金を払ってまで見たくないけれど、レース好きにとっては違った意味で突っ込みどころが満載で、飽きさせない作りだった。とりあえず、二度と見ることはないだろう。
で、キムチを食いながら華麗に部屋を移動して、メインパソコンを起動させる。さ、いつものグダグダな夜の始まりだ。
ま、明日は土曜日なので適当に過ごすことにしよう。