ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

静かに暮らそう。それだけでいい…

ゲロゲロ

もうウンザリだ…。


今日の朝、メールを開いた時に漏れた言葉である。こまめに懸賞サイトへ応募して、その度にメールアドレスを登録していたのだけれど、中には悪質なところもあるようで知らず知らずに出会い系サイトに登録される。で、最初はオイラも遊び半分でからかって遊んだり、システムを理解するために登録したりした。ま、有料のサイトは全部避けてみたが、結局「規約に則って」という管理者からの返答によって有料サイトに勝手に登録されるのである。個人情報は、無料サイトに登録したものがそのまま掲載されていた。
で、とんでもない数のメールが来だした。釣りのメールも最初は
「今すぐ逢えませんか?」
とか、華で笑えるようなものだったのだけれど、段々とエスカレートしていく。
その一部を名前を伏せて掲載しよう…


「こんな時間にごめんなさい…。ちょっと怖い夢を見て起きてしまいました。なんだか尼崎の事件のことを考えていたら…。亡くなった人たちはもう帰ってこないんですよね…。
やっとお会いする時が来て、待ち合わせをして会うんですけど、そこで突然ビルが倒れてくるんです…。私達は逃げようとするんですけど…怖くて体が動かなくて…。もうダメだって思ったときに目が覚めたんです。二人は無事だったのかな。それともこれは何かの予言なんでしょうか。ちょっともう眠れそうにないです。まだ起きていますか?
少しお話しませんか?お会いするお話でも。誰かとお話していたいです。
ごめんなさい、なんだか暗くなっちゃいましたね。不安になる時ってありますか?」

……なんだか真面目そうな子を装っております。


「でも****はろうあ学校で読唇術と手話を習っているよ だからお話しできるのに。優しそうだからメールしたの 犬のジョンさんは****とお友達ですか?デートがしたいよ」
「普通の人と違うのはわかっているよ だからお返事もらえなくてもしょうがないってママが言ってた でも。本当は淋しいよ。。。****もお友達ほしいな 恋をすると女の子は可愛くなれるんでしょ?可愛くなりたいよ 」
「****がんばってメール書いたよ PRもがんばって書いたよ ****のメールとどいてないのかな」
で、このメールが来た時にぶち切れた。即刻退会処理をしろとメールをしたら、電話じゃないと受け付けられねぇ、と返しやがった。しかも電話番号載ってないし。
ということで、懸賞に使っていたアドレスはすべてぷららに申請してこの世から抹消した。ま、からかっていたオイラも悪いのだけれど、人の善意につけ込んで金をふんだくろうという考えが気に入らなすぎる。てなわけで、オイラは相当ゲンナリして、それ相応に心に傷を持った。もしかしたら、本当に困っている人がだしているかも知れないし、それに対してはポイントを買わないと返信できないようになっている。…ドンドンと送られてくる「…無視するなんてひどい。私に魅力無いですか?」とか「私、何か悪いことしましたか?」の、メールの嵐。
…もう二度とこの世界には首を突っ込まないし、届いたら即刻通報サイトにアドレスと内容を送信しようと思った。アクセスしないことが、こういう業者を抹消する一番の手段である。例え興味本位でも開いてはいけない…。


で、夕方はこのひどい神経を抱えて散歩にでた。かなり痩せたので、昔買ったジーンズを履いている。どうでも良いことだと思うのだけれど、その事が妻にとっては嬉しいらしい。…女性の考えることはわからん。
行く場所は車を妻に乗っ取られたので、徒歩で行ける範囲だ。電器屋に行ったり、パチンコ屋を冷やかしたり、車用品点で面白いものを捜したり、中古のゲームショップで時間を潰したり…。なんだかとても普通な生活だな。
家に戻っても、全然メールが来なくなったしすっきりだ。
さてさて、懸賞生活はしばらくやめることにしよう。まともなエッセイや、短文の公募に絞って自分のセンスと需要を秤にかけてみることにしよう。
あと、目と目をつきあわせないコミュニケーションもしばらく停止しようと思う。携帯を含むメールやチャットなどだな。電話はイントネーションがあるから良しとしよう。
なお、次の職業訓練の日程は5月中旬である。…また長いんだよな。