ぱけちゃん、おしゃまなの。

ふざけながらも世間を切るんだ、はてなブロブ版

He’s gone with her spirit.

来たばかりの頃

正直、日記を再び書き込む内容がこんなものになるとは思いませんでしたね。非常に、動揺しております。
TOPページを更新した通り、昨晩9時過ぎ、妻の手の中で静かに彼は天に旅立ちました。一番長くいたハムスターの責任でしょうか? 今回は気が付いたら…、ではなく、きちんと挨拶するかのようにゆっくりと暖まりながら息を引き取ったそうです。
残念なことに、僕はちょっと前に妻と喧嘩をして一人またもやパチスロをやっていました。
で、途中で「ウタの調子がおかしい」と連絡が入ったので、当たり中だったゲームを消化してすぐに帰ろうと急いでやっていたのですが、どれだけ回してもとにかく継続して止まらないんだよ…。
やっと終わったのに、1ゲーム回したらまた当たりが入って、これも全然終わらずに継続する。
とにかく、ウタのことが気になっていたので吐き出されるメダルにウンザリしながらも眉間にしわを寄せてとにかくボーナスを消化する。多分、周りの人からは当たって凄いのにどうしてそんなに険しい顔をしているのだろう? と、訝しがっていたかも知れない。
途中、優のことを思い出す。
「…そういえば、ヤツが逝く時も人払いをするかのように大当たりを出させたんだよな。」


やっと終わり、急いで換金して車を自宅に飛ばす。最後の12号線の信号を曲がる少し前で妻から携帯メールが届く。
「ウタ、星になっちゃった」


家に着いた時には、もう動かなくなったウタが妻の手の上で気持ちよさそうに、まるで寝ているかのように息を引き取っていた。まだ、グニャグニャで体なんか柔らかくて、凄い暖かい。でも、もうキャベツをさしだしても、ひまわりの種を近づけても食いつくことはない。
毛のつやも凄く良かったし、就職対策の勉強をしていた金曜日にだっていつものように檻をかじりながら、
「なんか寄こせ〜!」
と、いつもの動きをしていたし、先週なんて久しぶりに檻に上ってウンテイまでしていた…。でも、突然に彼は逝ってしまったのです。年齢を考えると覚悟しなければいけないのだけれど、優のこともあったばかりだし、まだ彼女のお墓参りもしてないうちに、ウタを届けに行くことになるとは思わなかったよ。
妻が用意していた綺麗な化粧箱で横になったウタは、本当に気持ちよさそうでふとした瞬間に起きあがって回りに置いてあげた餌を食い尽くしそうに見えた。けれども、朝起きても餌が無くなっていることはなく、彼は確実に固く冷たくなってしまっていた。
とても、残念なことだけれどそれども僕らは生活していかないといけないですね。
また、色々と整理してこのページも復活しようと思いますが、しばし準備とまとめが必要なのでおやすみです。
で、明日優の最初のお墓参りと共に、ウタを同じ場所へ連れて行ってお別れをしてきます。